はい、詰んだ! はい、終了~! なフラグたちまくりの秀吉
障子を破っても目を細めて眺め、
愛妾の一言で裁断を覆す
これはもう、ただの老害です
失禁してしまったし、
家康にもあと二年と目論まれてるし、
小早川氏は死んじゃったし、
他の側近たちは三成が遠ざけちゃってるし、
最後に一花咲かせられる要素が何一つない
そんな終わコンな秀吉でも見捨てられない官兵衛
息子の将来が心配っていう一点だけの申し出を受け入れ、
播磨と1600石で召し抱えられました
官兵衛が第二次朝鮮出兵に来てくれるって秀吉は喜んでるけど、
こんな秀吉と三成に任せていたら、
勝つどころか、全員討ち死にしかねませんから
官兵衛が出て行くしかないでしょう
なのに、いざという時の切り札として残した次男が
でかわんこの息子たちと一緒に海を渡っちゃったんだけど……
この、人の言うことをきかずに突っ走っちゃうあたり、
誰の血だろうと考えたけど、
長政も、糸ちゃんも、光ちゃんも、官兵衛自身もそうなんだよな~
<石田三成>
言いがかりも極まれりって感じです
官兵衛が、まさか播磨1600石で再び召し抱えられるなんて
思ってもいなかったんでしょうね~
これで官兵衛が断れば、官兵衛の息の根を物理的に止めるチャンスだし
受ければ受けたで、格下扱いできるから気分がいい~
……つもりだったのに、
いざ、近くに官兵衛がいると落ち着かなくなるみっちゃん
活躍すんな! と夜な夜な加持祈祷してそうです
<茶々さま>
秀吉と三成は手玉に取れても、
おねちゃんにはにらみ合いで負けましたね
やっぱりおねちゃんには正室のプライドがありますからね
いくら信長の姪で二人も男子を産んでても、勝てないものは勝てない
奥向きを牛耳れないから、余計に三成を介して表を牛耳ろうとするんでしょうか
いい迷惑です、この茶々さまは
<秀次>
三成に謀反の疑いをかけられたからって、
討ち迎える準備をしたら、それこそ三成の思う壺
この思慮の浅さが秀次~~~~
官兵衛に「一族間で争ったらまた乱世になるからやめれ」と言われて
何だか納得しちゃったけど、
そもそも喧嘩を売ってきたのは、向こうだからね!
しかも、立場的には上から濡れ衣を着せてきたんだからね!
戦準備しなくても、どっちみち切腹させられるんだからね!
秀吉にいいように振り回されて、秀次って可哀想な人です
秀次関係の中で、一番可哀想なのは、最上の駒姫ですけどね
側室になるために上洛した時に秀次が切腹して、
側室候補の段階で処刑されちゃったんですから。
駒姫は絶世の美少女だったらしいので、
秀吉があと十年若かったら、処刑せずに横取りしてたんじゃなかろうか。
<わんこたち>
秀次の最期を報告するチビわんこが痛々しい
しっかり秀吉の悪口も言いますけどね、言わないとやっとれんわねぇ
陽気なでかわんこも、目の前で官兵衛の悪口を言われたら、怒りますって
でも、出された酒は飲むw
大盃での酒量勝負で、秀吉拝領の槍をまんまと持ち帰るでかわんこw
中わんこは穏やかに成り行きを見守る
うっかりすると見逃す中わんこです