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2015年の慰安婦合意の時安倍さんと朴大統領双方に歩み寄りを仕掛けたのが当時副大統領だったバイデン、それが朴大統領の罷免により今のブンザイインになり慰安婦合意を取り消したわけで、更に元慰安婦と称される人物をトランプに引き合わせ、抱擁という演出まで行った。これは日本にとっても日韓合意に汗をかいたバイデンにとっても暴挙というしかない。私は日韓関係においてバイデンは日本側につくと思う。
対中に関して、たしかにひとつの中国原則論は当時民主党の大統領であったカーターであるが、私が思うにバイデンはカーターの弟子ではないかと推察する。米国の台湾関係法は1979年カーター大統領の時に成立した。私はかねてから沖縄の米軍基地は台湾防衛も担っていると主張してきた。今もその考えであるから米軍が沖縄から出ていくことはないと思っている。バイデンがカーターをリスペクトしているならば台湾防衛の優先順位は高い、更に言うと日中戦争の時に民主党大統領ルーズベルトは宋美齢を信じ国民党側についたわけで、米国民主党は台湾防衛を優先しないといけない。私はルーズベルトが急死しなければ2発の原爆投下はなかったと思う。彼なら違う形での幕引きがあったのではないかなと推察する。
バイデンがルーズベルト、カーターの政策を重視するならば台湾防衛は至上命題でもある。またベトナムにおいて民主党ケネディーの時に始まり共和党ニクソンで終結した。少なくともベトナムにおいても米国民主党は中国からベトナムを守らないといけないだろう。北朝鮮に関して1994年の米朝核合意を締結した時は民主党のクリントン大統領だったがその後北朝鮮は米国を欺き核開発を行っていたわけだから、民主党での金正恩政権に関してバイデンの方がトランプより厳しい姿勢で臨むと思われる。
私はバイデンになっても対中政策の大きな変更はないと見る、結果的に対中貿易戦争で米国の失業率特にアフリカ系移民の失業率が改善されたわけだから、ここでワクチンが流通されコロナ終息後緩和路線で再度失業率が悪化となればバイデンの支持率は大きく下がるとも思われる。
日本の立憲民主党の対応もバイデンは注視するだろう。オバマ政権の時鳩山・菅政権とはうまくいってなかった。結局普天間移設で混乱し、中国人船長の即時釈放の時はオバマ政権でバイデンが副大統領だったわけだ。恐らくバイデンは立憲民主党の主張には同調しないだろう。少なくとも安倍政権を引き継いだ菅政権を信頼すると思われる。
菅さんはバイデンにTPPに加盟するよう働きかけるのと、パリ協定参加を歓迎し日米双方による温室ガス排出規制について共同歩調をとるべきだろう。ここから信頼関係を構築していくべきと私は思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.11.10 13:33:28
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