テーマ:医療・健康ニュース(4003)
カテゴリ:データ分析
下図は、ECDCデータ版のダッシュボードでの、10日間の感染確認者数と死亡者数の推移のグラフです。
1日ごとの感染確認者数や死亡者数では、バラツキが大きいので、10日間ごとの推移にしています。 感染確認者数が増加してから、しばらくすると死亡者数が増加してきます。 感染確認者数が減少すると、しばらくしてから死亡者数も減少してきます。 日本のグラフでは、死亡者数の減少ペースがやや遅いように見えます。 これは、もしかすると、感染確認者数が増加する局面で、検査できなかった感染者がもっといたということなのかもしれません。 つまり、重症化率や死亡率があまり変動しないとすると、死亡者数から感染者数を逆算で推定できるはずですが、死亡者数に対して感染確認者数が少ないということになれば、感染確認者数が足りていなかったということなのかもしれません。 日本の検査数の少なさがこのような形で表れているのでしょうか。 4月頃に「感染確認」が不十分だった時期があったと考えられるので、4月、5月あたりは、「超過死亡」の数もいくらか見られるかもしれません。 ↓日本の場合、死亡者数の減少ペースが感染確認者数の減少ペースと合っていないようです。 ↓ドイツの場合は、感染確認者数の減少と死亡者数の減少が連動しているように見えます。 ↓イタリアの場合も、感染確認者数の減少と死亡者数の減少が連動しているように見えます。 ------------------------------------------------------------- -------------------------------------------------------------------------- ↓実効再生産数を計算できるWebアプリがあります。 ↓倍加時間についてです。 -------------------------------------------------------------------------- ------------------------------------------------------------------------- 【ダッシュボード「COVID-19 Transition Graphs」を試作】 中国本土以外の地域への感染が拡大しているため、国別、地域別の感染者数の推移を簡単に確認できるダッシュボードを試作しています。 随時、ページを追加しています。グラフのデータは、右上部分の操作でダウンロードすることができます。 アメリカの「地域別の変数」を前処理して、「州別」での推移をグラフ化できるようにしました。 また、州コードのフィールドを作成してコロプレス地図も作成しています。 楽天ブログでは「iframe」タグが使えないので、Bloggerのページから利用できるようにしています。 無料で利用できる、グーグルの「データポータル」のダッシュボードです。データさえあれば、簡単に作成できます。「国」別、「地域」別に日ごとの感染者数の推移を見ることができます。 ↓ダッシュボードの試作です。下記リンクのページから利用できます。 ジョンズ・ホプキンス大学の「JHU CSSE」の「Covid19 Daily Reports」のデータを利用しています。 EdgeブラウザやIEブラウザなど、Chromeブラウザ以外での利用の場合はうまく表示されないことがあるようです。 新型コロナウイルス(2019-novel coronavirus)対策もインフルエンザ対策と同じで、手洗い、うがい、マスク着用(咳エチケット)、免疫力アップなどが対策になるようです。↓上記のダッシュボードのデータの出所のサイトです。マップがメインのダッシュボードです ----------------------------------------------------------------------------------------- ↓WHOのサイトでも、感染者数、地域などの「Situation Report」が日々更新されています。関心がある場合は、一日に一度見るといいのではないかと思います。 ↓日本のインフルエンザの「定点当たり報告数」をグラフ化できるダッシュボードを試作。都道府県別にグラフ化可能です。 ------------------------------------------------------ ---------------------------------------------------------------------------- ★おすすめの記事 ◆How Windows Sonic looks like.:Windows Sonic for Headphonesの音声と2chステレオ音声の比較:7.1.2chテストトーンの比較で明らかになった違い:一目で違いがわかりました ---------------------------------------------------------------------------------------------------------- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.05.25 06:42:17
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