テーマ:毎日、一歩一歩。(2526)
カテゴリ:ゆみの一歩一歩<前向きにいこう>
今年の初め、「牛歩」という目標を掲げましたが、
今のところ比較的ゆっくりとしたスケジュールで動いています。 自分の中の「ビジョン」というと大げさですが、自分の行きたい方向の縦線は、 ちゃんと見えている今なので、なるべくそこを伸ばしてあげたい方向で、 自分を動かすようにしています。 そんな中で外のお仕事は、横のつながりも大切にしたい気持ちの一環として、 やりたいお仕事だけを引き受けています。 今、定番のお仕事が、週2,3日の出勤でいいという好条件で、なおかつ責任ある 仕事をさせていただいてるので、 こんな世の中の状況からすると、とてもありがたいことだと思うからこそ、 丁寧に大切に働きたいと思っています。 その職場がゆみは好きです。その環境もそこで任されてることもすごく満足しています。 昨年夏は、そこに出勤しつつ、ボスの会社とキャプテンの会社の仕事を引き受けて それこそひと夏50日くらいお休み無しでがんばりました。 そこから得たものが、なんだったのか、今少しずつ消化していますが、 当時はただ倒れないように頑張るだけで、目の前のことしか見えず、 消化不良の状態で働いていました。 サービスの仕事は一日が長いです。 いわゆる9時5時ではなく、5時は、ちょうど半分、という感覚です。 昨夏は毎日12時くらいまでボスとご飯食べて仕事の話をしていました。 さて、それを前置きにして、17日のお話。 テディベアテラス♪を三日間やった後の火曜日は、この日限りのキャプテンのお仕事を 引き受けました。 イベント期間の撤収日が二つ重なったので、一方にキャプテンが行き、こちらはゆみが 任されたわけです。 どんな職業でも同じことが言えるのでしょうが、同じサービスのお仕事でも いろんなタイプの人がいて、仕事に対しての意欲も違います。 すごくまじめで一生懸命なように見えても、実際効率悪くてパートナーをイライラさせる 場合もあるし、一見ぶっきらぼうであんまりやる気がないようでも、 一つ一つをしっかりてきぱきこなす人もいます。 サービス業は、愛想や愛嬌だけで成り立つか、というと、やはりそうでもないんですね。 笑顔は大切、というのは前提としても、 笑顔で失敗ばかりしてたら、お客様に失礼になってしまいます。 どんな現場でも、仕事をこなして能力は大事なんですね。 現場が、阿吽の呼吸で動くと、とても気持ちがいいです。 この日は、実際には初めて組んだ方だったのですが、 「また来て欲しい。あなたとだと仕事がやりやすくて、楽しい。」と言ってもらいました。 そういうことって、お互いに感じることなので、もちろんこちらもやりやすかったのですが。 撤収作業を任されるのは初めてじゃないので、キャプテンの指令は本当に 「お任せします」という簡単なものでした。 まあなんとかやりましょう、と思った気持ちを察するかのように、 お仕事の終わり掛けに、ボスが登場!! お時間あったら見に来てくださいとメールしたゆみの、ちょびっと心細かったサインを どこかで感じ取ったのか、撤収・搬出作業を見届けて、一緒に退出してくれました。 ゆみが仕事の話をすると、みんなまた「相関図が必要」と言うのですが、 ゆみの日記を読んだことない方、 キャプテンも、ボスも、違う会社のリーダーです。 ゆみとはそれぞれお仕事上のお付き合いがあります。契約は個人契約です。 でもゆみは今は違う会社に雇用されています。ここのリーダーは専務です。 これが定番のお仕事で、今気に入っています。 ここの会社をボスは2年前に卒業して・・・ ゆみも一緒に辞めたはずが、なぜかゆみだけまだ残っています。 社会の仕事の仕組みにはいろんなことが起きるものですね。 ゆみの外のお仕事は全部サービス業で、接客業です。 日々、その業界で、学ばせていただいています。 ゆみの中で、外のお仕事は、テディベアテラスやアーティスト活動と比較して 自分の中でのウエイトが半分以上にはならないようにしています。 どんなに引き受けても、心情的には、MAX50%のウエイトです。 でもその50%の中で、最大限、120%いろんなことを考えながら、学びながら 進んでいるつもりです。 この日、ボスと2人でご飯。実に夏以来な感じです。 夏にあった長くて大きなイベントは、今年もまたあるようですが、この秋冬は ボスからの仕事依頼はなく、落ち着いて定番の場所に勤務していました。 ボスと地方に出張に行く話は、お話の上では盛り上がるけれど、 ゆみの実際の生活を考えたら、都内勤務が一番なので・・・ いつの間にかうやむやになりました。 (心配した人、もう心配しなくて大丈夫。) ボスとゆみが話すのは、 本当にまじめなお仕事の話。(そこらへんは信用があるね。) ボスとゆみは同じ歳です。(ちょっとゆみがおねーさん) そのことは最初に、大きかったかなあと思います。 いい意味の同級生感覚。 男性、女性の違いはあれど、同じ年数生きてきてるわけなので、 人間的レベルにそんなに差があっちゃおかしい、とゆみは基本的に考えてます。 だからあくまで対当に。あまったれることはNGで、精一杯頑張らないと追いつかない、 と思ってきました。 でも実際、社会人として、ゆみは全然足元にも及ばなかったんだと思います。 一個人として、どれだけものを考えてるか、経験してるかとか、恋愛感に関しては ほぼ対等かとも思うのですが、 この、サービスの業界でお仕事するものの心構えは、ゆみは全てボスに教わりました。 この日、話していて、ふと、「いや、なんにも教えてないよ。」とボスは言いました。 「イーネ・イーネの接客で、それはもう全て出来てるのを知ってたから。」と。 何回か書いていますが、またいつかその日のことを詳しく書くかと思いますが、 実はボスは、マスターとゆみが、ワインフェアで一目ぼれして、人間を見込んで スカウトした人で、 イーネ・イーネに来るようになって、ゆみの接客ぶりを見て、ボスがゆみを、 今の業界にスカウトしてくれたんでした。(アバウトに書きすぎですが) 同じサービス業でも、一レストランのおもてなしと言うサービスから、 ホテルやデパートの販売の伴うサービスへと、転職したわけで、 建物の広さも接客するお客さまの数も規模が違うワケですから、 全く基礎からの一歩だったのです。 でもボスは、ゆみにマニュアルなんて教えませんでした。 それはダメとか、こうしろとか、何も言われたことがありません。 ゆみより15年も前から、この業界に居るボスは、社会人復帰の新人のゆみに、 自分が動いて、全てを見せてくれたんでした。 だからいつもゆみは、誰かにボスのことを話す時に、「ネ、すごいでしょ。」と 話を締めくくってきました。 いつでもどこでも、彼は自分がやって見せる上司なのです。 アテネオリンピックの年に、ギリシャワインフェアで出逢った人なので、 出会いから何年、というのがわかりやすくていいです。 この夏で、5年になるんですね。 この期間ずっと、ボスはサービス業のお手本をゆみに見せ続けてきています。 ゆみがボスの話をすると、マスターは「今度はゆみちゃんが○○さん(ボス)に なるんですよ。」と言います。 ゆみの業界デビューは2004年10月ですが、正式にボスと仕事をすることになったのは、 2006年です。 イーネ・イーネを2005年9月に現役から卒業して、恵比寿でOLさんになっていた時、 再び拾ってもらったんでした。 まだまだ4年程度のひよっこですが、年齢的にも立場的にも、これから上司は増えなくて、 後輩ばかりが増えているのです。 いつの間にか、あちこちで人を育てる立場になっているんでした。 せっかくサービスの仕事についてるのに、ちっともサービス精神のない後輩もいて、 なぜそうなんだろう?と思ったのですが、 考えてみたら、答えは簡単。 ゆみにはボスがいたから学べたのですが、彼女達にはボスがいないから。 だからゆみがボスがしていたようなことをして、後輩たちに、サービスって こういうもんだ!と見せ付けてあげたら、後輩たちが伸びるかもしれません。 今までボスに会うと、つい「なんで出来ない人がいるんだろう」と、 愚痴をこぼしていたんですが、 前は、「出来ない人を気にするより、自分ができるようになればいいだけだよ。」 と、ボスは言っていて、 今は、「ゆっくりしっかり自分のやり方を見せてあげればいいだけだよ。」と言います。 そう、ゆみが、ボスになれば・・・ 今の課題はそれです。 今になってわかること・・・ボスは意識的にちゃんとそれをやっててくれたんですね。 ゆみはボスの行動を見て、感心して感動して、ああするんだ、あれはすごいなと、 真似していって、今のゆみになったんです。 さて、そんなボスは、「今日はゆみさんにこんな本を持ってきたから。」と 一冊の本を貸してくれました。 ゆみは人が、「感動したからこれ読んで。」と本を貸してくれるのはけっこう好きです。 今年は「本読むモード」になってるとこでしたので、「読む読むー!」と 貸していただいたんですが、 その本は、「リーダーになる人のたった一つの習慣」。 この手の本は、家にもあるし、山ほど読んだ気もします。 でも、全てに実感が伴うわけじゃなく机上の空論でした。 ところがこの本を開いたら、そこに書いてある格言が、まさしくボスなのです!! 「あれ?ここに書いてあることは私にとって、まさしく○○さんです。 これって全て、できてると思うよ。」 とゆみが言うと、 「なんかね、いつも考えて実行してることが、改めて言葉になってた。」とボス。 本当に、ここで言う、リーダーになる人が習慣にしてることは、 全てボスの習慣です。 それにプラスして、ボスは自分が気をつけて実行してることを、ゆみに教えてくれました。 目からうろこでした。だからボスはすごい。 そんな風に話が盛り上がると、テンションはどんどん上がって、話はついに朝までと なりました。 学んだことはいっぱい。これから整理が必要です。 自分のものにしていかないと学んだ意味がないからね。 果たして本には、どんな格言が書いてあったのでしょうか? 続きは次の日記で書きますね!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月25日 02時10分01秒
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