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テーマ:わが山の四季(470)
カテゴリ:食べること
今年は寒かったせいか、たけのこが出るのが遅い。例年なら、もう最盛期を迎える頃なのに、山を歩いても全く見ない。しかし、このところの暖かさのせいか、やっと頭を出し始めたと父からの連絡。早速出撃。
とりあえず、例年出るのが早い竹林に向かう。だが、先客がいたようで竹林の中は穴だらけ。まあ、ここはうちの土地ではないので文句もいえないのだけど。 たけのこをすべて見つけるのは難しい。誰かに掘られてもたいがい掘り残しがある。ところが、探しまわって見つけたものは、おいしくなさそうなたけのこが数本...。たけのこ掘って二十余年、その私と同等かそれ以上だろう。掘ったのはなにもんだ? 実家は結構な田舎にある。国道が近くを通っているが、この竹林まで来るのは地元の人間以外にはむずかしい。が、どこから来たのかわからないけれど、ピクニックしながらたけのこを掘ってる家族がいたりする。で、ゴミをそっくり置いて行ってくれる。そして、そういう輩が年々増殖し、彼らのたけのこ捜索範囲も広がり困っている。 しかし、この掘り跡にはゴミがない。掘り残しも無いに等しい。どう考えてもプロの仕事だ。 父にこのことを報告すると、何やらすごい道具を持った人がリュックを背負って頻繁に出没しているという。このへんじゃ見かけない人だそうだ。そいつの仕業だろう。厄介な相手だ。 だけど、そこまでしてたけのこを掘らなきゃならない理由はなんだろう?サクランボ泥棒みたいなもんか?もしかして、やくざの現金収入? 見知らぬやつに私の縄張りをうろうろされるのは気分が良くないが、ゴミを残していくスコップでたけのこ掘ってるような人よりは親近感がある。今度見かけたら、ちょっとお話してみたいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/05/01 12:00:28 AM
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