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カテゴリ:世界
家族4人総出の掃除は今日も続き、家内を除く3人は筋肉痛で苦しんでいる。
いつも悩ましいのは庭の水まきをするか否か。 天気予報では夕方から雷雨。 今日は日本を彷彿とさせるような湿気があったので、天気予報を信じた。 そして夜、にわか雷雨となった。 水というのは馬鹿にならない。 水代もそうだが、水資源としての水のことだ。 水がなければ生活ができない。 かつて栄えた楼蘭の都も、「彷徨える湖」ロプノール湖が移動して滅びた。 小学生の頃、スエーデンの探検家ヘディンの伝記を読んで知ったのだが、そのロプノール湖が永遠に干上がってから30年以上が経つ。 かつて世界で4番目に大きかった湖のアラル海も、消滅に向かっている。 100年前に比べて水量は9割、面積は7割も減少した。 塩分濃度が6倍以上になって、生物の大半は死滅。 漁業は壊滅。 塩害まで出ている。 日本でも昔に比べると水不足の注意が多くなった。 何と言っても、地球上にある水のうち、淡水は2.5%。 淡水でも氷河など使えそうもないのを除くと、0.74%。 地下水を除くと、0.01%しかない。 しかし、きちんと配分すれば、十分な量なのだそうだ。 問題は、きちんと配分できない点にある。 干魃で苦しむ地域もあれば、洪水で大きな被害を受ける地域もある。 一番水を使うのは生活用でも工業用でもなく、農業だ。 アフリカなどの開発に農業は欠かせない。 日本は食糧の多くを外国に依存している。 食糧を輸入しているということは、結果的に水を輸入しているのと変わるまい。 水は馬鹿にならない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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