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Jul 30, 2005
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博学で知られるアトムおじさんが昨日の日記で平賀源内に触れている。

この平賀源内。1773年に秋田藩を訪れた際、若い藩士の小田野直武に絵描きの才能を見い出し、洋画の画法を教授した。そして翌年、小野田直武は杉田玄白らが著した「解体新書」の挿絵を描いている。

人体解剖図を描くのだから、何よりも写実性が求められる。小野田直武が習ったのは洋画であったが、日本画に写実性を大胆に取り入れ、「写生の祖」と後に呼ばれたのは、江戸中期の絵師、円山応挙だ。

この円山応挙。日本史の教科書にも出ていたが、私の記憶に鮮明なのは、教科書外のこと。足のない幽霊を初めて描いたのは応挙だったらしい。

応挙を始点の一人とする流派に、円山四条派がある。その流派を継ぐのは今では極く少数しか残っていないようだが、今日はその一人とお会いできた。

伺ったお話では、円山四条派は南宋系。大名や有名なお寺では狩野派といった北宋系が重宝されたという。写生のように描く円山四条派は技術的に難しいようで、基礎だけで3年、一人前になるには10年かかるらしい。

特に難しい画法の一つに、白黒の墨絵なのに色彩を感じさせるというのがあった。俄にイメージが湧かないが、何でも墨を7つ以上使い分けるのだそうだ。

話題は日本画の顔料から中国の古墨、日中の紙の質、絵の保存、モノクロ絵画の受け止め方にまで及び、聞いていて大変おもしろかった。そうした話を織り交ぜつつ、久々のシリーズで、今日から少しずつ書き残そう。

実は今日は、私の敬愛するカミソリ男(床屋ではない)から昨日の日記についても非常に興味深い背景と有益なヒントが得られた。収穫の多い一日だったが、一気に2つのテーマは書けないので、こちらはもう少し頭を整理してから次のシリーズとして書いてみたい。

では、お楽しみに。





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最終更新日  Jul 30, 2005 12:35:21 PM
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