衝動と成り行き系写真&ドール沼ブログ『高丘光学解放戦線!!』

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カメラ沼引きずり込みたい協会

2016.11.25
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こんばんは~。

さてはて昨日の続きと参りましょう。

『カメラを初めてちょっとたった人向けシリーズ』

第10弾です。遂に二桁とかwwww

今回は前回の続きであります。

意外といるんですよ。

『広角ってどう撮るんだ…』

という人。

まあ昨日の記事の通り,その大体は『広角=広いスペースを撮る』というイメージが濃すぎるだけというのが理由なんですが…。あとあるのは望遠にはない効果である……

『パースペクティブ効果』
『歪み』
『デフォルメ効果』

などの特性的な話です。望遠の場合はボケやすいというのと圧縮効果,そして歪まないという特性があります。普通,写真撮るんだったらどんな被写体もまっすぐ立っていて欲しいというのはあるんでしょうけど,撮れる被写体の多さという意味では広角のほうが融通がききます。

ならば特性と上手く付き合ってしまう以外に方法はありません。ではどうやったらいいのか?

特段この歪みという問題が嫌われがちな痛車(というよりクルマの)撮影でずっと広角を使っている自分のやり方を少しご紹介しようかなあと思います。

もちろんこれはあくまでも高丘さん流であります。いや高丘三流というべきかwwwなんでこれらが必ず正解というわけではありません。当然の話ではあるんですが,ひとまずそこだけは頭において頂けると幸いです。

まず1つ目。

『延ばす』

まずこれです。




こういうタイプのショットがわかりやすいでしょうか?

広角レンズの特性として『奥行きがとれる』というのがあります。なので少しでも横に長い物があったら極力限界いっぱいまで入れてしまう方が吉です。裏を返すと『広角で撮ると特性的にクルマの全長を極力長く魅せることが出来る』という意味でもあります。なので撮る際に……

『最後まで入れる』
『前から後ろまでクルマの全長が長く見えるように写す』


というのを心がけます。

フォーカスポイントは前なら必ずヘッドライト,後ろならテールライトの下の方を狙います。キャラに合わせてしまうと,どうやっても主張の激しくなるフロント部分のキレがなくなり,中途半端な写真になりがちです。キャラまでピントを合わせる必要があるのならば,絞るかライティングで被写界深度をブーストしてあげるのが妥当です。

またこの撮り方をする場合は少しでもいいのでローアングル気味から,そして出来る限りクルマに寄って撮らないと効果が出てくれません。全長を長めに見せながらフロントorリヤマスクをぐぐんと主張してあげます。あえて例えるとすると……


『ボクシングの右ストレートを横から超至近距離で撮る感覚』

といったところでしょうか?伸びやかに,だけども主張という名の拳にガッツリ狙いを定めて撮りましょう。

次。

『江頭アタック』

これです。

本物の江頭アタックは……


これですが……。

まあ要するにヒップアタックです。ちょうどいい表現を思いつこうと思ったらこうなりましたwww

では写真を見ていただきましょう。


これぞ広角というべきショットです。

先程の『延ばす』であえて全長を意識せずにフロントorリヤマスク…というよりライトの部分を強調させる場合があります。用語にするとデフォルメ効果を意識します。これもやっぱりある程度以上は寄らないとダメですね。

特にこうしたハッチバック車だと奥行き云々よりもこうした主張のほうが,迫力ありますね。この写真の場合はライティングでサイドのキャラがアタックの主張にノッてくれていますね。


フロントからやるとこうですね。この場合は背景がアタックの主張にノッています。

広角の場合は背景にも意識を配る必要があります。一番楽で手短なのはローアンから空を背景にする場合。ただあんまり抜けが良すぎると単調orワンパターンになりがちです。ファインダーを覗く前に何があるかざっくり見渡すといいかもしれません。


こんな風に背景が広角の特性に乗っかってくることもあります。

痛車=2つのメインが踊る被写体に背景までドカンと主張してきて迫力出てくるのかなと。

痛車というのはド派手なもんですが,その迫力だけではダメなんだということがわかっていただけるかなあと思います。球速150キロ以上だけが魅力の上半身投げ外国人じゃ日本球界ではダメなのと同じです(ォィ

ラスト。

『添える』

では先程の足し算を極端なものにしてみましょう。

逆に痛車を景色に足す方向性で行きます。


これが恐らく今までで一番広角の効果を乗っけまくったショットですwww

背景の抜けは抜群。そこに石畳。この石畳がちょうど円形に並べられているので効果と相まって奥行き感最高。そんな環境に程よく映えるこの1台。

これ今でも見てて楽しいショットですwww確かにメインは被写体なんですが,極上の奥行きという地盤の上に立っているからこそ映えています。これを望遠で撮ったらこうはならんはずです。

やっぱり広角で撮るからには周りを見渡すことは重要ですね。寄って撮るのがいいのか,それとも添えるのがいいのか…。どうしても痛車イベントという限られたスペースだと寄って撮るほうが多いんですが,環境さえ整えばこうやってスカッとするショットほしいですね。

というわけで如何だったでしょう?どうですか?広角のほうが楽しいんじゃないかと思っていただけましたでしょうか?

確かに望遠よりもクセがある世界とは思いますが,驚きでは広角に勝るものはないと思います。

ちょうど先日,来年の広角ズーム戦線が熱いかも?という記事を書いたばかりです。

来年,あなたも広角の世界へ足を踏み入れてみませんか?






最終更新日  2016.11.25 22:54:03
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2016.10.25
こんばんは~。

浦山ダムの写真ですが,自分でも驚くような反応をいただきました!

本当にありがとうございます。

次は31日の本庄です。

走行写真が今度はメインとなります。久々ですね。

ですが,状況次第ではライティング撮影にもまわります。

ライティングありはサーキットでもできることが増えます。

サスやエンジンルーム撮影大歓迎であります。

いつの間にやらメインが逆転しているような気もしますが,どちらにしろ痛車撮りラーとしては走行も静態もいけないとマズイので…。もちろん人の撮影も…。

っていうか実は人撮りイケそうな兆候あるにはあるんです。




それがこの2枚。

撮影中にそばでパフォーマンスをしていただいたので1灯を鷲掴みして即興ライティングしました。

これが自分でもあら?と思うほど上手くいっているwww

いくら多方面への流用の効かない方法で痛車ライティングしているとはいえ,どう当てりゃ外さないくらいは発作的にわかるようにはなったのかなあ…。とはいえいい兆候には変わりないので,次回までにどんどん伸ばそうと思います。

さて,では日記の方を普段通りに戻していきましょう。

『カメラを初めてちょっと経った人向けの処方箋シリーズ』

まさか第7弾まで話が伸びるとは誰が予想したでしょうか?

んで,今宵のネタは浦山ダムのオーナーさんから聞こえた疑問にお答えしようと思います。

オーナーさん「PLとNDって重ねるんですか!?」

これです。

えーっとですねえ,自分が痛車をライティング撮影していなければ何ら違和感のない方法です。


要するにこういうことですね。

レンズにPLフィルターとNDフィルターを重ねるということですね。

この手を通常使うのは風景写真というのが一般論。恐らくそこにオーナーさんが違和感を覚えたのではないのでしょうか?

そもそもPLフィルターとNDフィルターとはなんぞや?というところからスタートしましょう。

まずPLフィルター。偏光フィルターともいいます。

このフィルターの役目は反射光を減らすこと。物に光が当たると光は反射します。それがレンズ通してカメラに入ると本来の色より白くなってしまいます。これをレンズ前でカットする効果があります。

簡単に言うとサングラスですね。クルマ乗っててサングラス掛けると前がよく見えるようになるのと全く同じです。

次はNDフィルター。減光フィルターともいいます。

こちらは当日記でも以前ご紹介しましたが,レンズの前で光をある段数分シャットアウトするフィルターです。走行写真の方でも同様に絞りやシャッターでは対処しきれない明るい環境下でスローシャッターと絞り開放を実現するために使います。

んでこれを組み合わせて使う例の最たるものが滝や川の流れを写す写真。

実際,フィルターのパッケージにはこの用法が書かれているのがほとんどです。それ以外をむしろ見かけたことがありません。

いや,それだけじゃないからね?特にND。

PLはただ単に色を出すフィルターなのでパッケージの説明で十分だと思います。

ですがNDのあのパッケージは何たる説明不足かといつも思ってしまうんですよ。ライティング撮影する方の10人中11人がそう思うんじゃないかとwwww

NDは減光をするフィルター。ここまではいいです。ですが減光で実現されるのがスローシャッター以外にないですよ?って言う風に誤解されやすいんですよw

違いますからね?

NDというのはスローシャッターと絞り開放を実現するため,つまり露出3要素のうち表現に直結する絞りとシャッタースピードの調整幅を程よく広げるフィルターなんだと思って下さい!

これでストロボ撮影の時にどういう役目をするかお分かりいただけると思います。

まあ昨日もちょっと書きましたが……。

絞りとシャッタースピードを自在にして背景をより思い通りに写すためPLとNDを使っている&背景に割り当てられクルマ相手に調整されていない分はストロボでガッツリ補う。

これです。あとストロボは局所的な被写界深度を擬似的に稼ぐ例のブースト効果まで狙っていることをお忘れなく。

んで,ここで注意点。PLとNDの重ねる順番に注意です。正しくは……

カメラ→レンズ→ND→PL

が正しい順番です。こうじゃないとPLとNDのネジが食い込んで緩まないというのを防止します。しかしこの正しい順番でも硬くしまってしまう時があります。そのときはゴム手袋で緩めたりなんなりでどうにかするしかありません。諦めましょう←

また2枚重ねにする都合上,ケラレやAF精度低下やファインダー視認性低下,また色かぶりなどが発生する可能性があります。ケラレは2枚重ねくらいでは発生することは極めて稀ですが,その他は無視しきれない要素です。特に廉価なフィルターを扱うと,こうした問題が発生しやすいので,できる限りケチらないのが重要です。いいのを買って下さい。実際,これらの根本解決のためにNDPL一体型フィルターというのも発売されているくらいですので…。

またPLフィルターには2種類あって今のカメラにはAFシステムの都合により円偏光フィルター(C-PLとも)しか使えません。更にPLフィルターは劣化するという特性がありますので中古は原則買わないほうが無難です。ご注意下さい。

んで今宵はあともう一つ重要な話をしたいのです。

実はNDフィルター使っているとPL使っているみたいに色が綺麗に写るということがあります。

確かにNDが普通の光と一緒に反射光もカットしているからというのもあります。

ですが実はもう一つ重要な要素があります。

『ラティチュード』

の問題です。

先ほどの現象,理論的に考えるとデジタルカメラでありえる現象です。

その理由がラティチュードです。

ラティチュードとは…うーん…わかる人ならば……

2ストエンジンのパワーバンド

みたいなもんですwww

よりカメラ的に言うと『CMOSイメージセンサーやフィルムがどこからどこまでの範囲の光を拾えるか?』という意味の言葉です。そしてこの範囲がデジタルとフィルムでは全く違います。

もう察しのいい方なら答えが出ているかもしれません。

『デジタルは光が入らない,つまり暗い環境に強いのでNDフィルターを付けると発色がいい方向になる可能性がある』


ということです。裏を返すと…

『フィルムカメラはそれなりの量の光がないとそもそもとして写らない可能性が高いけど,その分光が多く入る=明るい環境への耐性がある』

ということになります。

よくよく考えると,フィルムは化学反応で画像を作っているので光のエネルギーが少ないとそもそもとして写らないことは理解できると思います。同様にデジタルならば光をそのまま電気信号に変えてしまっているので効率よく画像を作れるというのも理解できると思います。

そして更に裏をついていくと……

デジタル:黒つぶれしにくく,白飛びしやすい(ノイズになる)
フィルム:白飛びしにくく,黒つぶれしやすい(感光していない)


となります。

よって,NDを通過した少なめの光をイメージセンサーはしっかり拾って発色のいい写真を作り出したと見るのが正解です。

このラティチュードの話は覚えておいて損はありません。割と役に立ちますので…。

ということで今宵はフィルターとラティチュードの処方箋でありました。






最終更新日  2016.10.25 21:46:20
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2016.10.19
こんばんは~。

さて,今宵の話題はこれですよ。


AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR

ニコンさんから今日2本のレンズが発表されました。

当アカウント的に無視できないのが新70-200です。

といいますのも,先日の昭和記念公園でA005の限界を感じてしまったから70スタートのレンズは否が応でも注目せざるを得ないからです。

当然ですが,だからといって今すぐA005をコレで置き換えるなんて真似はしませんよ?www

自分にはいろんなものが控えすぎています。

・スマートドール西住みほ
・i60A
・AirPro(仮)


今年度中に来そうなものだけでこれだけありますwwwそれに来年はDf2(仮)の噂があります。物次第ではD500サブ機として普通に採用する気満々ですし…。

ただまあA005を始め,なんとなく高丘軍の望遠レンズ陣は何かしらの問題を抱えています。コンちゃんだってタムロンさんの刺客に性能で完全敗北して涙を飲んだは記憶にあたらしい所。

※正直,A005老朽化よりもこっちの問題のほうが心の傷的に割りと深刻www

なんでこのレンズをじっくり見る価値があります。というわけで見てきましょう。

まず個人的にぐっと来たのは最短撮影距離ですね。1.1メートル。先代70-200より40センチ短い。いいですね。手ぶれ補正も強力化されていますからなお効くと思います。

というか,このレンズで目を見張るのは動体撮影能力です。これあっぱれですね。

まず手ぶれ補正が4段に拡充。更にタムロンVCチックなビタビタファインダーに慣れた目でも安心なスポーツモード付き。

AFは恐らく24-70(※この世で唯一AF-Pに勝てるニッコール)で得たヤツをぶっこんでくるだろうし,AEは電磁絞り化され精度向上は間違い無し。あと地味にいいのはレンズに付いたAF-ONですね。

ああ,そうだ。ちょうどいいのでAF-ONの話をしましょう。

そうです。突然ですが……

『カメラを初めてちょっと経った人向けの処方箋シリーズ』第6弾

これもついでにお送りします。

さあそこのあなた!


親指AFというのをご存知ですか?

ニコンユーザーの方で3桁機以上のモデルを持っている方ならば,一度は見たことがあるであろうこのボタン。ちなみに4桁機の方でもAE-L&AF-Lボタンに同じ機能を割り当てることが可能です。

これ,読んで字のごとくAFを動かす事ができるボタンです。

『え?それシャッターボタン半押しすればいいじゃん!』

確かに。実はシャッター半押しのAFに慣れてそのほうが自分にはメリットがあるんだ!と胸を張って言える方へは自分もオススメはあえてしません。ですが,ここはカメラを初めてちょっと経った人向けの記事です。もしも半押しをするんだ!という理由が特段無いという方ならばこのAF-ONボタンを試してみるのもいいかと思います。

そもそもなんでシャッターボタンを半押しするとAFが動くんだ?という話ですが…。えー,この至極当たり前のこと,実は……

単なる歴史的経緯でそうなっただけで,別にシャッター半押しAFである必要は機構的に全くありません。

で更にいいますと……。

というのもこのシャッター半押しというのはAFを動かすために生まれた機能ではありません。

そうです。よくよく考えてみて下さい。シャッター半押しというのはAFがなかったころから存在するものです。じゃあ一体AFのないカメラのシャッター半押しというのは何をやっているんだ!!となります。実はコレ……

自動露出(AE)を動かすために生まれたものです。

正確に言えばシャッター優先AFを動かすためのものだったが正解です。今でこそ絞り優先やプログラムオートなんてありますが,昔のカメラは機械時計のようなバネ仕掛けで動いていました。

これに自動露出の機能を加えようとするとシャッター優先以外は物理的にできなかったんです。では昔のシャッター優先はどんなもんだったのか?といいますと……

・シャッタースピードをダイヤルで決めておく。
・同じくフィルムの感度ダイヤルも設定しておく。
・このダイヤルは露出計と機械的にリンクされていて,シャッターが半押しされると露出計に沿って動いたカムとダイヤルにリンクしたカムに制御されながらレンズの絞り機構が動く。
・そのままシャッター半押しのまま保持すれば,そのままの状態で保持される(AEロック)。

となっています。これが結局,シャッター半押しという伝統を産んだわけです。今ではAFや手ぶれ補正のスイッチ機能までやっているのです。

ではなんでAF-ONボタンというものが上位機種には存在するのか?こんなものがあるんだから,AFを動かすタイミングとシャッターボタンの操作を切り離したい…そうするメリットがあるんだろうな?と言うのはご想像いただけるはずです。

更に推理力のある方であれば『あ,つまり設定でシャッターボタンでAFを動かなくしてから使うものなんだな』というのもお分かりいただけるはずです。ズバリその通り。設定の仕方は以下の通り。

(ニコンの場合は設定メニュー→カスタムメニュー→オートフォーカスに飛んでから……)
・AF-Cモード時の優先→フォーカスからレリーズに。
・AF-Sモード時の優先→フォーカスからレリーズに。
・半押しAFレンズ駆動→ONからOFFに。

これで準備万端です。んで,AFを動かしたい時にこのAF-ONボタンを親指で押します。なのでこの操作を『親指AF』を呼ぶのです。

ではこれのメリットをご紹介しましょう。

・AF-MFの切り替えが理論上必要なくなる。

これです。一度AF-ONをぽんと押して離してしまえば,それでAFは止まります。押さなければそもそも動きません。AFで撮っていたけど突如としてMFで撮りたい時があります。

例えばニコンの場合,AFポイントと測光ポイントは連動しています。測光はそこでしておいてほしいけど,AFは動かしたくない…。ですが,ここで半押しAFだと測光とAFが同時に行われて失敗してしまいます。当然,AFをレンズ側なりカメラ側なりで切ればいいんですが,そんな時間はない…。

という時に親指AFは力を発揮します。どんなにシャッター半押ししてもAFは動きません。あとはピントリングを動かすだけです(ただしフルタイムマニュアル非対応のレンズではやっちゃダメですが…)。

更に置きピン,つまりピントを最初から合わせて待機するのも楽になります。

・半押しの保持が必要なく,AF-Cとの相性がいい。

コレもメリットです。半押しという状態をキープするのは割りと大変です。ですが親指AFならばボタンを1つ全押しし続ければフォーカスを合わせ続けることができます。

更にこのメリットが生きるのがAF-C(コンティニュアスAF)の時。これは被写体が動いてもカメラ側でAFを自動的に追ってくれる機能ですが,親指AFを使えば必ず動いてずっと追ってくれます。あとは任意の時にシャッターボタンを押すだけです。半押しAFだと半押しをずっと維持する必要があり,慣れてないとミスにつながりやすい傾向にあります。

・いつでもシャッターが切れる上に,シャッターが切れるまでの時間を節約できる。

これも親指AFならではです。例えば動体撮影の時,特に鳥など動きが速くてランダムな被写体の場合。鳥を見つけました。木に止まっています。では半押ししてAF合わせて…このタイミングで鳥が飛んだらどうします?

ここで親指AFと先ほどのAF-Cです。構図を予め決めておいてAFポイントを設定。そしてAF-ON。右目ファインダーなら尚いいでしょう。左目で鳥を探しながら…見つけました。木に止まっています。もう既にAFは動いて補足済み。あとはシャッターを切るだけ。万が一動いた場合も即座に対応できます。

そして何より,レリーズ(シャッターボタン押して撮る動作)とAFの操作を切り離しているんですから,シャッターボタンはただシャッターを切ってくれればいいんです。もう一瞬すぎてピントどうこうはどうでもいいからひとまず撮ってくれ!!というシーンもあります。こういうシーンの直前まで動体撮っていたならピントは置きピン状態が成り立っていることが多いのでAFなんて動かす必要が無い場合があります。

この時,シャッターボタンを押した際にAFが動いてしまうとシャッターが切られるまでにタイムラグが生じます。親指AFだとこれがありません。シャッターを押せばシャッターが即座に切れます。連写になっていれば1枚位はフレームに収まっていることだってありえるのです。そしてこういう時に撮れた写真って割りと思い出に残るいい写真のことが多いwww

というわけで親指AFは半押しにはないポテンシャルを持ちます。特に右目ファインダー同様,動体への対応力はずば抜けて高いものがあります。これから動体へステップアップする方は是非ともお試しいただきたい。

……ですが右目ファインダー同様,デメリットもあります。構えにくくてホールドに慣れがいるとかありますが,これは慣れとフォーム改良で十分克服できます。それでも解決できない憎いデメリットがあるんです。それが…

・AF-ONボタンを押し忘れてしまうことがある。

これです。親指AFに慣れてしまえば正直これだけがデメリットと言っても過言ではありませんwwww

これで何度泣いたことかもう思い出せませんwwww

ですが今回の新70-200,この痛恨のミスを大幅に減らすことができる機構があります。

それがレンズ装着のAF-ONボタンです。

つまりカメラ側とレンズ側,合計2つのAF-ONボタンがあるということになります。当然どちらかが押されていればAFは動くことになります。結果,AF-ON押し忘れミスの確率を最小限に留めることが可能なのっです。コレ便利です。

ここまで動体に強い70-200なんて聞いたことがありません。中から外までガッチガチに動体野郎ホイホイが揃っています。

更にF2.8と明るいレンズなのでテレコンバーターとの相性も抜群。焦点距離を2倍に延ばせるTC-20Eiiiと組み合わせてもF値は5.6据え置き。そのためD500でクロップ&TC-20Eiii使って換算800ミリまで盛っても153点AFが使えることになります。しかもAFは新24-70レベル(多分)と最強。少なくともAFの遅さと操作性の悪さが弱点である200-500よりも総合力で圧倒するのです。

これはいいですね~。ただレンズ本体の時点で30万近くする上にTC-20Eiiiとなると…。うわあ…www

なるほど,いいものってやっぱり高いですねえwwww

とはいえそれでも興味は尽きません。どう考えても世界で最も動体に強い70-200です。この個性だけでも見どころの多い期待のレンズですね~。






最終更新日  2016.10.20 10:55:10
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2016.10.11
えー…今日の日記の補足です。

高倍率ズームと聞いて,ちゃんと分かる人ならば良さがわかると思いますが初めての方の場合……

『便利ズームから始めるんですか…?』

と言われてしまう事も考えられます。

やっぱりカメラって重厚長大という考えの方もいらっしゃると思います。レンズ1本で済んでしまうのならばスマホのカメラと同じでは?という方もいらっしゃると思います。

もちろんそんなことはないです。

まずはとにかく『撮れるレンズ』というのがなければ始められません。

性能はいいけど射程が限られる高価なレンズで撮れないシーンを作ってしまうより,まず撮れるレンズで好きなモノを探してもらうことが大事です。

それに何本もレンズは買えません。そもそも何本もあったところでその価値がわからないと駄目です。これではその人にとってのカメラの敷居を高くしてしまいます。

また高倍率ズームは基本的に強力な手ぶれ補正を備えています。そういった意味でも初心者に優しいのです。

確かに憧れの性能のいいレンズでカッコよくという気持ちもわかりますが,それは時間が経った後でいくらでもなります。

とにかくまずは『撮れるレンズで撮る方がいい』ということを話す事が大事です。

相談に乗る側としても高倍率ズームをまず侮ってはいけません。長所をバッチリ理解しておいてください。

その人の撮りたいを邪魔せず伸ばしてくれるレンズ選びを支援するのがベストだと思います。






最終更新日  2016.10.11 22:05:27
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2016.10.07
こんばんは~。

昨日は失礼しました。

まだ本調子ではありませんが,頑張ります。

というわけで予告通り参ります。

『カメラ初めてちょっと経った人たち向けの処方箋シリーズ』

気付けば第5弾です。

まず最初は本をご紹介しましょう。


『写真の露出ハンドブック』(河野鉄平)

実を言うと,本シリーズの露出の話はこの本がベースだったりします。

例の蛇口はまんまですwwwですが,これ以上と無いほどわかりやすいので,人に露出の話をする際はこの本を同時に薦めることが多かったりします。

露出というただひとつのテーマだけで170ページ超という一冊を構成しています。

だから悩んだら何かあるという本だったりします。

先日の露出の話で出てきたのはただ単純に絞り・シャッタースピード・ISO感度の話でした。

ですがあともうひとつ,露出でよく聞くワードがあります。

『段』です。

これってなんぞや…?ちなみにEV値ともいいます。

実はコレ……『絞りとシャッタースピードを組み合わせるとだいたいコレくらい光量変わるよ!!』という値だったりします。

そもそもとして不思議じゃあないですか?

・絞り:2.8→4→5.6→8→11……
・シャッター:1/15→1/30→1/60→1/125……

『なんでこうも妙に切りの悪い数値ばっかりなんだ?』と思いませんか?

全てはこの段というものが影響しています。ちゃんとこれらの数値の組み合わせからEV値というものができるような数字になっているので,こんな変な数字ばっかりになるんです。

本の方にも巻末にまるで九九の表みたいなヤツが掲載されています。正直言います。覚える必要はないですwwwあくまでも参考程度に…。

それでもわかりにくいものであることは確かです。何せ数字が絡んでくるので…。

段含めて露出の話を嫌う方っていらっしゃるかと思います。だいたいわかりにくい話だからです。

ですが,この段数だけで物事を処理している機能もあります。

それが『露出補正』です。

例えばウエディングドレスを自然光で撮りたいとき。

相手は白です。カメラはどう判断するでしょう?

白は光をとても良く反射します。つまりカメラへ入ってくる光は多くなるので,当然カメラは絞るorシャッタースピードを速くします。つまるところ『アンダー方向に持っていく』のです。黒では真逆でハイキー方向へ持っていきます。

ですが,本当に正しい露出は違っていることが大半です。コレをどうにかする機能としてまず露出補正が存在します。カメラには……

・プログラム露出モード
・絞り優先モード
・シャッター優先モード
・マニュアルモード

と4つの露出関係のモードがあります。そのうちマニュアルモードを除く3つのモードで露出補正は使用できます。

ではどうやって露出を補正するのでしょう?

・絞り優先モード→シャッタースピードをカメラがイジります。
・シャッター優先モード→絞りをカメラがイジります。
・プログラムモード→両者ともイジります。

これです。つまり露出補正を行うと絞り及びシャッタースピードのどれか,もしくは両者とも自動で変わります。地味ですが実は結構注意しないといけないポイントです。

・絞り優先で明るく露出補正→シャッタースピード遅くなって手ブレ確率増大。
・シャッター優先モードで明るく露出補正→ボケやすくなるかも…。

という具合に自分のイメージとちょいとずれた方向に傾いてしまうリスクがあります。これをちゃんと念頭に置かないとアレ?と悩むことになります。

ではマニュアルモードではどうか?

これは絞りもシャッターも人が決める機能なので露出補正というものがそもそも必要ありません。

じゃあ絞りとシャッタースピードを段で表現するとどうなるか…。

・絞り:2.8→4→5.6→8→11……
・シャッター:1/15→1/30→1/60→1/125……

そう。最初に書いたアレがそうです。ですがこの間に数字があるのが普通です。絞りでは…

F2.8→3.2→3.5→4…

と言った具合。これなんだ?というと段を1/3刻みにしたものです。

つまり……マニュアルモードで露出を1段調整したいなら……


ダイヤルを3クリック,カチカチカチを3回すれば1段調整完了となります。

割りと簡単でしょ?ただしカメラの設定で1/2刻みやそっくり1段とかにすることが可能なので,実際に行う場合は要確認をお願い致します。

んで,なんでオートがあるのにマニュアルなんてあるんだ?という話ですが,これはストロボを使っていたりライブ会場で色んな所に光源があったりなどの状況で使うために残されたモードです。

この話については今後したいと思いますが,マニュアルモードでも普通に写真を取ることはできますので勉強がてらにマニュアル一本で!!というのもいいかもしれません。

あとISOで段を表現すると……

ISO100→200→400→800→…

となります。これは簡単ですね。ただし高感度の取扱は注意してくださいね~。

というわけで段の話をしてまいりましたが,やっぱり自分の文章力ではイマイチ締りが悪くなってしまいますねwww

なので是非ともこの本を手に取っていただいて正しい知識を身につけて,よりカメラと仲良くなっていただきたいなと思います!



写真の露出ハンドブック/河野鉄平【2500円以上送料無料】






最終更新日  2016.10.07 22:02:49
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2016.10.05



こんばんは~。

中古のサニークロスが手元に来ました。

もちろんAF-P用です。

クロスフィルターは人生で2枚目ですが,AF-Pに使うという意味ではかなり実用的ですね。

今後のAF-Pの戦果はフィルターを如何にうまく使うかが重要です。じっくり育ててまいりましょう。

さて今日はうちの主力企画であります……

『カメラ初めてちょっと経った人たち向けの処方箋シリーズ』

その第4弾であります。

今回のネタは……


ずばり『目』です!

※レンズになんか写ってますが,明らかにiPhoneの画面ですねw

突然ですが,皆様はファインダーをどちらの目で覗いてますか?

自分は両目イケます。

んで,どちらが良いかと言われると……どっちでもいいかな?というのが正直な所。

処方箋としては弱いかもしれません。

だけども知っていて損はない左右の違いを書きたいと思います!

まず一番一般的なのは~……


まあ左目じゃないっすかねえ?

自分も最初は左目からスタートしています。しかも自分の左目は失明歴ありで術後の当時は全然パッとしないというハンデがあったのにもかかわらず左目からスタートしています。

理由は単純。構えやすいからです。

理由はカメラを見れば変わります。


まあこんなんですね。

シグマのクワトロ様という例外もあったりしますが,基本的に皆こんな感じ。

操作系が集中する半分より右側が長くなっています。これで右目がふさがります。

すると見えるのは左目だけになり,結果ファインダーに集中できます。


また左目の場合は首をひねる角度が右目より少ないというのがあります。

結果自然に構えることができるわけです。老脈男女,誰でも自然に構えることができるわけです。サッと構えられるのでストリートスナップにも適します。

ただここで注意するポイントが1つ。左目ファインダーでは陥りがちな間違いがあります。

右目も開けて下さい!!

これです。使わない右目は開かないと駄目です。つぶってはいけません!!

というのもつぶってしまうと筋肉が緊張してしまうからです。この筋肉の緊張,割と範囲がでかくて顔だけではなく首や肩まで硬直してしまうんです。となるとどうなるか?

・手ブレしやすくなります。
・流し撮りの際に追いづらくなってしまいます。
・ファインダーの外の明るさがわかりません。


これだけのデメリットが出てしまいます。カメラに限らず銃のダットサイトやスコープも両目を開けるのが基本となっています(少なくともアメリカ陸軍の教本では)。こちらも理由の一つとして緊張してしまい結果,銃本体ごとブレてしまうからなんだそうです。同じ光学機器どうし。やっぱり操るのは人ですね。

※あと銃の場合だとサイトやスコープの外の状況がわからないとス敵兵に射殺される可能性があるからというのがあります。無論,カメラにはそんなことありませんのでご安心を。それが戦場カメラマンでない限りwww

ちなみにこのあとの右目ファインダーでもつぶるのはアウトです。ただ右目ファインダーで左目をつぶることは基本ありません。この理由は後ほど。

あとついでにミスりがちな所としては……

息を止めてはいけません!!

これも左右両方とも駄目です。やはり緊張につながってしまいます。自然体に息をしてリラックスの方がいいです。手ブレしがちという方は逆に緊張しがちということがあるかもしれません。この2つに思い当たるフシがありましたら是非とも…。ついでにグリップの握り方もより握りやすい物があれば改良してみるのも手だと思います。

さて,ここまで左目ファインダーの話でした。では右目だとどうなるのか?


これが右目ファインダーです。

正面から見るとこうなります。パット見で如何でしょう?

この写真だと左目が塞がっているように見えてしまいますが,実際には違います。


別角度だとこんなになります。左目はガッツリ全開であります。

これ一見すると『え?見え方おかしくならねえ?』と思われるでしょう。

実際そうです。


錯角で視界の右半分のちょい下にファインダーがドン!といます。最初はかなーーり混乱すると思います。

『一体どれがファインダーの像なんだ!!』
『目が疲れる!!』
『構えにくいじゃんコレ!!』


うん,構えにくいのもデメリットですね。


こんなに首ひねるんです。

そりゃあ構えにくいですw

『え~,じゃあなんでこんなことすんのよ……』

と思う方のほうが多いハズ。

ところがぎっちょん!!

実はクルマなど動き物が関わるジャンルの方だと右目を使う方が非常に多いんです。

それだけ右目ファインダーは動体向きなポテンシャルがあるんです。事実,自分も状況によりますが動体は原則右目で撮ります。コンちゃん使うときはほぼ100%右目です。

実は右目が全開だとファインダーの外からでも被写体を追いかけることができるんです。理論上,左目で追えればなんでも追うことができます。

これが右目ファインダー最大にして最強のメリットです。これがなければ撮れない写真は数多あります。

特にこんな写真…。


先日の写真ですね。これはシャッタースピード"1秒です。

裏を返すと1秒もの間,ファインダーには何も見えません。つまり左目ファインダーだと追うことそのものが極めて困難になります。

では右目ファインダーの正しい使い方動体編を伝授いたしましょう!!

・AFはAF-Cにします。もしくはMFで置きピンします。ここで必ずファインダーのどこでピントを合わせるかを決めて下さい。つまりここで構図をある程度決めておく必要があります。

・被写体が来たらAFポイントを合わせます。そこから右目は『AFポイント≒ピントを合わせる箇所を被写体に合致させ続ける』ことに集中します。例えばクルマのフロントライトにAFポイントを置いてピントを合わせたなら,それを右目でガッツリ合わせ続けます。なので出来る限り合わせるタイミングは実際にシャッターを切るタイミングより早ければ早いほど良いです。できる限り早い段階から受け入れ体制を整えておきましょう。

・そして被写体が予定しておいた構図に飛び込んできたらシャッターを切ります。その際に動く被写体を左目でホーミングし続けながらカメラを振っていきます。左目で追えていれば,非常に丁寧に追うことができます。ただし右目のAFポイントロックオン作業は並行して行います。ブラックアウトしている場合でもここなんだ!と意識するのが重要です。

・予定していた構図を被写体が抜けていったら終了です。

以上が正しい使い方です。

これさえあれば習熟次第でどんなものでも追うことができます。事実,自分がこの方法を知る切っ掛けになった資料では『1000ミリ級の超望遠レンズ(デジスコ)を手持ち』というぶっ飛び過ぎな条件でもイケると書かれていました。

裏返すと習熟度で有効性がかなり変わる方法だと言えます。自分も鳥相手だと未だ苦戦しますし,最初のうちはとにかく独特であるその見え方を頭で処理するだけでもいっぱいいっぱいかもしれません。最初の頃は頭痛に耐えながらやっていた時もありましたwww

ですが動体に対するポテンシャルは間違いなく左目を凌駕します。また静体では周りの状況を見ながら撮影をすることができるので,人の多い所での撮影などで重宝します。何はともあれ左目の使い方次第でどこまでも発展できる可能性を秘めていると言えるでしょう。

というわけで両者一長一短です。両方共使いこなせればいいんですが,効き目などの問題で厳しいという方もいるはずです。そこは自分の撮り方との相談で決めるのが良いと思います。

また左右両方共使うにもデメリットがあります。視野調整の問題です。

これ自分がそうなんですwいくら視力が両者同じになろうと,眼内レンズでそもそもピント調節機能がない=超スーパーダイナマイトスペシャル老眼になっている左目と生まれてこの方何ら問題の起きたことがない右目とでは見え方が大きく違います。結果,視野調整が数クリック単位で違います。

当然,毎回合わせるのは無理なんで右目よりに合わせて妥協しています。

とまあそんなわけで今回はファインダーを覗く目でこんなに違う!!というお話でありました。

もしもカメラから覗く視界の世界を広げてみたい方,右目ファインダー挑戦してみては如何でしょう?






最終更新日  2016.10.06 05:52:55
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2016.10.01
えー…今日の記事のオマケです。

まずはちゃんとそれをご参照頂けると幸いです。

していただいた?ありがとうございます。

で,高丘的に2本めのレンズおすすめはなんですか?という話ですが……。

個人的には『望遠』です。特に70-300です。

理由は単純明快。安いからですwww

70-300はどのメーカーも廉価で性能の良い物を出しています。先日キヤノンはフルモデルチェンジでかなり強気のものを出してきましたし,ニコンもDX専用ながらAF-Pを搭載しました。シグマやタムロンにもラインナップが存在します。メーカーもココに需要があることをよく知っているんですね。

ちなみに高丘はタムロンA005を採用しています。


これですね…。ってなんだか変なことしてますね。


これはガールズ&パンツァーというアニメの西住みほというキャラです。この世で一番大好きなキャラの一人!!

そうです。ストリートスナップ教練の場である大洗はこのアニメの舞台となった街。自分も大洗とはこれが理由で出会ったんですね~。

んで,このステッカーは既製品。Twitterでソニーのレンズフードに別キャラで同様のことをやっていた方がいて即行真根したのがこれですw

今では高丘軍のトレードマークとなっています。

で,最初はみほだけだったんですが…


くるこん……くるこん……


はいふりの宗谷ましろも後日追加されました(こちらも既製品)。


同じようなことをコンちゃん(シグマ150-600コンテンポラリー)とAF-P(現在施工依頼中)も装備もしくは装備準備中です。

こんな変なレンズを持っているあやしいD500持ちがいたら自分です。

もちろんこんなことしても写真がド下手なんて言われないために日々精進している…はずですw

ある意味,育ててもらっているのは自分なのかもしれません。






最終更新日  2016.10.01 21:35:40
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こんばんは~。

先日より始まった……

『カメラ初めてちょっと経った人たち向けの記事シリーズ』

思った以上に好評のようで,かなりのアクセスをいただいたようです。

ありがとうございます。

まず最初は『露出』の話をガッツリご堪能いただいたと思います。

かなり強力な処方箋だったので,もう既に快方に向かっている方もいらっしゃると思います。

ただ同時にこんな印象を抱いた方もいると思います。

『あのさぁ…露出よりも先に画角じゃないの?』


いると思います。はい,正直言うと自分も同じこと思って単焦点を買ったことあります。

画角,ざっくりいうとその焦点距離で見える範囲のこと……。

確かに重要な話であります。

なぜ必要なのか?単純に言うとこの世の風景やら物やら何やらから被写体を切り取る能力の向上につながるからです。

この世は巨大な動画なようなものです。その中から撮りたいものを見つけ出し,写真を撮ります。または最初からこれを撮る!と決めていることもあるでしょう。それを果たしてどう撮るかをパッと考える必要があります。

この作業,実はカメラのファインダーを覗く前にあらかた済ませておくべきことだったりします。

最初からファインダーを覗きながら決めようとすると煮詰めるのに思った以上の時間が掛かるし,ファインダーの外にあるシャッターチャンスもしくはその予備軍を撮り逃したりしがちです。太陽などの光源がどんな風に被写体へ届いているか察するのにも不利となります。そしてこれらが回り回ってフットワークが悪くなりさらなる悪循環へ陥っていきます。

また痛車イベントなど環境に制約がある場合,周りを見ないとマナー違反で追放処分という事態すらも考えられます。周りを見ることは重要です。

つまり撮る前に『これだ!!』というものを作るためには画角感覚の習得は必要!!

ということになります。至極ごもっとも!!単焦点オンリーの方がそれを推す大きな根拠とも言えます。

ですが…これってうちのブログの考えには沿いませんよね?

うちのブログのモットーは……

『撮れる手段で撮る!!』

です。単焦点だとどうでしょう?

・嵩張る。
・コストが高い。
・俊敏さに劣る。
・なければ撮れない状況がたくさん。

うん,なしですね。初心者の方のハードルを下げるためにブログ書いているのにこれはおすすめしかねます。

もちろん単焦点のメリットは理解しております。D300時代,DX3518に育ててもらった過去があるからです。いいレンズでした。でも使える状況でないと撮れないのです。

※実はここを昔,友人にツッコまれてはっ!!とした上に反省した思い出があったりしますw


なので,画角より露出のほうを先に覚えて撮れる範囲の大きいズームレンズを主力として使うべきです。露出のほうが表現というものを出しやすいし,そもそもとしてこれを理解していないとどんなレンズでも能力を活かしきれません。高いレンズを持て余すより,安いレンズの性能を引き出すほうが四苦八苦できて楽しかったりもしますし…。

なんでここでしっかり声を大にしていいたい。

ズームレンズでもいいじゃない!!何が悪いと言うんじゃあああ!!!

はい。

ですが,それでも周りを見ると言うのは大事です。これだけはどんなレンズでも変わることはありません。

事実,広角と望遠では写り方が変わってきます。

広角では遠近感が出やすくピントが奥まで合いやすい,そして何よりパースペクティブというコレ以外にない表現が使えます。望遠では主役の題材をガッツリ切り取るのに優れボケやすく,圧縮効果という逆に遠近感をなくすというコレまた独特な攻めがあります。

ズームレンズであってもこの住み分けが重要。

そして何より『悪いレンズ沼』へ陥ってしまう悲劇を避ける効果を発揮します。

レンズ沼というワードは写真付き恒例の自虐ネタですが,実は良い悪いがあるんです。次のレンズを買うときにまず思いつくワードとその優先順位によって良い悪いが決まります。

・良い例:焦点距離>VRやAFの機能≒F値(明るさ)
・悪い例:その逆や『解像』とか『ボケの質』とか優先。


えーっとですねえ。悪い例ばかりクローズアップされすぎるんですよ。わからないとまでいいませんが…。

といいますのも最近のレンズの性能では絞ると解像感など画質に関わるものは撮ることについて問題になるほど差があるという事例はあまり多くないからです。

レンズはピンからキリまでですが,それでも安い買い物ではありません。僅かな性能差を求めるよりも『ココをこんな感じで撮りたい!!』と焦点距離を重視してレンズを選定していく方が無難です。

また過去の写真のExifデータを見ればどこの焦点距離で撮ったかわかります。これを見て『自分はココが好きなんだ!!』『この範囲の写真は少ないなあ。チャレンジしないと』と分析をしてからレンズを考える方法もあります。

良いレンズ沼には揺るぎない目標という灯台があります!

とまあ何はともあれ,まずは露出を覚えて下さい。画角は後からでも十分ついてきます。もしも露出の処方箋が効かなかった方は悪いこといいません。

過去の写真を省みれば必ず快方に向かいます!

そうすれば次のステップアップがより確実にできるはずです。

そんなわけで露出も覚えた!次のレンズも見据えた!となった方へ。

ここで高丘さん流・すごく簡単な構図の覚え方をオマケで見て帰っていただきましょう!

そうです。割と気楽に画角って覚えられるんですwww

大したこと全然ないんです。すんごくあっけないんです。

それに比べりゃ露出のほうがよっぽどややこしいってwwww

まず一番手っ取り早いのが……

・同じレンズで1000~10000枚撮る!!


これです。ズームも単焦点も関係なくこれくらい撮るというのがまず方法です。10000枚というのは法律家で写真家の塩澤一洋さんが講演でおっしゃっていた目安。とはいえ流石にデキない方のほうが多いのでまあ多少わね?ということで(コラァ。

そしてもう一つこんな方法があります。

・35ミリ換算50ミリ画角矯正サポーター

え?なんぞや?という字面ですが大したことありません。これは流し撮りを伝授してくれた会社の取引先のFRP屋さん(元写真家志望)から教わったもの。


まず第一の手段はこれ。こんなふうなOKサインを作って下さい。それで準備完了です。

実はこのOKサインの親指と人差し指で作った輪っかが重要。このサイズがジャストミート福澤なのです。

この輪っかのサイズはだいたい35ミリフィルムもしくはフルサイズイメージセンサー(ニコンで言うFXフォーマット,他社で言うフルサイズ)と同じなんです。

もっと精密にやりたいならこうします。


なんでもいいのでこんな感じで実際に同じサイズの穴を作ってしまいます。

それを途中で折り曲げて50ミリのシロを用意します。これで準備完了。

先ほどのOKサインの方は指の輪っかを50ミリ目から離します。

そして……




その景色を覗く。ただただ覗く。

これで35ミリ換算50ミリの画角を一撃で覚えられます。ちなみに先ほどのティッシュ箱製穴は常時肌身離さず持っていたりしますw

この画角は標準域と呼ばれるレンズの基本中の基本と言われる画角です。これを基準に覚えておくことで他の画角にも対応しやすくなるはずです。

ちなみに35ミリ換算50ミリはAPS-C及びDXフォーマットでいう35ミリの画角に相当します。実際にDXフォーマット穴を使って35ミリを覗くとほぼほぼ同じだということを体感できます。これはこれで面白いので機会がありましたらチャレンジしてみてください。

というわけで今回は画角の処方箋でありました~。






最終更新日  2016.10.01 21:03:41
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2016.09.28

こんばんは~。

昨日の続きです。

露出の要素
・絞り
・シャッタースピード
・ISO感度
絞りとシャッタースピード両方いるの?っていうか3つもいるの?


という話。

いえいえ,どちらも必要ですよ?ここからが本処方箋のキモです。

・絞りはいらないんじゃねえの?


必要です。


タムロンA012で撮ってます。こちらはF2.8。絞り開放っていうやつです。蛇口で言うと全開の状態。

では,これをF8.0にするとどうなるのでしょう?


キーボードまでくっきり見えてますね。

えー…パソの画面がとてつもなく妙なのは気にしないでください。作業用BGMだっただけですw

というわけで絞りを絞るとピントの合う範囲が奥まります。ピントの合う範囲を被写界深度なんていいますが,これが変わるわけです。針に糸を通すときに目を細めるのと同じ原理です。

裏を返すとボケる範囲も変わるというわけです。これを巧みに扱えば表現ができるということですね。

なお絞りすぎると回析という光学現象が起きてシャープさが失われます。F11くらいが上限と言われています。「編集でどうにかなるから大丈夫だ,問題ない」という人がいますが,程よい絞りにした方がいいに決まっているし絞り過ぎだと露出以外のところで別の問題が発生したりするので,個人的にはおすすめしません。

ちなみに被写界深度は望遠にすればするほど浅くなります≒望遠であればあるほどボケやすくなります。逆に広角はボケにくくなります。これも覚えておいたほうが吉です。

次。

・シャッタースピードなんて1つでいいやん!!

何をおっしゃいますか。




同じ車でだいたい同じくらいのスピードのはずなんですが,かなーり違う写真になっています。

シャッタースピードが長いってことは,カメラに光るが入ってくる時間が長いということになります。このときにカメラを動かすと当然,写りに影響します。流し撮りはこれを使った技法です。

それ以上に重要なのはシャッタースピードが速いほど手ブレしにくいという話でもあります。


やっぱりA012で撮影。30ミリで撮影。シャッタスピードは1/50秒。

じゃあ極端にシャッタースピードを1秒にしちゃいましょう!!



思ったよりブレてないなあ…。あっ手ブレ補正はちゃんと切ってます。とはいえ手ブレをしているのは確かですね。

だいたい手ブレの境界線といいますか……手ブレしない最低限欲しいシャッタースピードは……

1/焦点距離(例:50ミリだと1/50秒)秒

とよく言われます。これをぶっ壊すのは手ブレ補正ですが,もちろん限界はあります。基本則は守ったほうが吉です。他に手ブレしにくくする方法としてはフォーム矯正と右目でファインダー覗くとかいろいろありますが,本線から逸れるのでまた今度…。


とはいえ遅いシャッタースピードでブレさせて撮るのも表現手法です。

やっぱりシャッタースピードは必要です。

・ISO感度は高ければ高いほどいいじゃん!!


いや,そんなこともないんです。

ここまでで気づいた方もいると思いますが…。

・シャッタースピード速いと絞りは開放しないとマズイ。
・絞り絞るとシャッタースピード遅くなるよね?


そのとおりです。この2つは相反します。

・つまりボケた写真撮りたいときはシャッター速くないといけないのか!!
・全部ピントあった写真(これパンフォーカスと言います)撮るとシャッター遅くなるから手ブレしやすいのか…。


その通りです。ですがそうとはいかない時というのはあります。

・ということは暗いところでパンフォーカス撮りたいときは手持ちすると手ブレするのか!!

そういうことです。だけど手持ちでどうにかしたい時ってあります。

そこでISO感度。光を受け止めるコップを小さくすれば,つまり感度を上げればシャッタースピードを早くすることができます。逆も然りでコップを大きくすれば,つまり感度を下げれば絞り開放の写真を撮るときに白飛び(光の入り過ぎで真っ白くなってしまうこと)を防げます。

ただISO感度の頼り過ぎは問題です。

例えば感度を上げすぎた時。コップが小さすぎた時……水があふれる確率が高くなります。あふれたらどうなるのか?光が感度というコップからこぼれたら?

では極限まで感度を上げてみた写真がありますのでご覧いただきましょう。

D500のISO感度最大,拡張Hi5.0(ISO感度1640000相当)の自撮りです。


ただのホラーです。

光がコップから溢れるとノイズになって粉っぽい,防犯カメラっぽい写りになってしまいます。なんでISO感度はほどほどで扱うことが大事です。

ただ今のカメラの性能はとてもいいです。高感度でもノイズを結構軽減してくれますから,必要なときは思い切るのも大事です。ここの加減が割と経験が必要ですが,やってれば自然と身につくことなので怖がる必要は全くありません。

というわけで露出を理解するだけでもかなり表現の幅が広がることがお分かりいただけたかと思います。

これで四苦八苦しながら楽しんじゃうのが,ひとまず自分の中では一番の特効薬でした。

明日からでもできる処方箋です。是非マスターして下さいませ…。






最終更新日  2016.10.01 19:22:33
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2016.09.27



こんばんは~。

突然ですが,この2枚の写真です。

場所は見ての通り大洗磯前神社へのあの坂です。

これを撮ったのはD300持って2回めの大洗で撮った写真。何の変わったところはなく,特に面白そうなポイントもない2枚ですが,この2枚は思い出深いんです。

『あっ,思った通りに撮れたな!!』

と思った最初の2枚です。

ここから自分のカメラ沼は約束されたものになった感があります。

皆様もこういう写真ありませんでしょうか?

もちろんこのあとでスランプ的なものに陥ったことはあります。何を撮っていいのか,何を撮りたいのかわからん上に仕事柄休みが変則的だったこともあります。

ただ割と時間の経たない段階で,これを脱出。今のような攻勢?に転じております。

なぜそうなったのか?

恐らくこの時の自分と同じ状況に陥っている方はこんな状況のはず。

『今の段階で自分が撮りたいもの撮り尽くしちゃったかなあ?最近,なんだか撮る気がわかないんだなあ』

飽きただけじゃない?と思われそうなこの一文。実はそうじゃあないんですねえ…。裏を返すとこうなるんですから……

『ひとまず腕がついてきたから何かステップアップが欲しい』

実はカメラに本当にハマった!!と心から言えるのはココからすぐ先です。ここでのアクションが今後,末永くカメラ,写真とエンジョイできるかの分かれ道となります。

初心者向けブログと銘打っている(はず?)の当ブログ。もちろん処方箋をご用意しています。


処方箋その1:露出を覚えちゃいましょう!!

まずはこれ。これが今思い返すと最強の特効薬でした。露出という言葉があります。カメラを見るとダイヤルにP/A/S/Mとモードが書かれていますね。これは露出モードといって,カメラ側にどれくらい露出というものを託すかの選択となります。

そもそも露出って何か?カメラは光を取り込んで写真を作ります。ざっくりいうと,そのときの光の量を露出と言います。この光の量は多くても少なくても問題となります。これを制御する機能がカメラにはあります。それが……

・絞り
・シャッタースピード
・ISO感度


この3つです。これを巧みに組み合わせて露出を操ります。これは一体どういうものなのか?


一撃でわかるのはこの絵です。

のどが渇いているので水を飲みたいとします。コップに水を汲むわけですが当然欲しい量というのがあります。多すぎると腹が冷えるかもしれない。少ないと物足りないかもしれない。最適な量の一杯がほしいわけです。

ではコップを用意しますが,このコップの大きさが写真だとISO感度と言うやつです。

・コップが大きい→中々満タンにならないけどあふれる可能性は低い。
・コップが小さい→すぐに満タンになるけどあふれてしまうリスクあり。


これをまず覚えといて下さい。ただしISO感度はちょっと注意が必要です。

ISO感度の場合は数値が高ければ高いほど感度が高いんですが,水に置き換えると感度高い=コップが小さいことになります。

これを間違えのなきよう…。

では次。蛇口(バルブ)を緩めます。緩めれば緩めるほど水が出ますね?すぐに満タンになるかもしれませんが,勢いありすぎても問題ですね。ゆっくり汲んだほうがいい時もあります。

実はこの蛇口の緩め具合が絞りと言うやつです。

・多く緩める→水が大量に出る。
・少なく緩める→水がちょっとずつ出る。


で,これまた厄介なことに注意が必要だったりします。絞りはF値という数値で表します。レンズに書いてあるF5.6とかF1.8とかがそうです。

しかし,このF値は小さければ小さいほど開放=蛇口で言うと多く緩めた方に該当します。

つまりF1.8のほうが蛇口を大きく緩めることができるというわけです。これまたお間違えなきよう。

はい。では最後,蛇口を緩める時間が長ければ長いほどコップに水がたまります。逆に短ければそんなにたまりません。

これがシャッタースピードです。

・長い間,蛇口を緩める→水が多く貯まる。
・すぐに蛇口を締める→水は多く貯まらない。


こちらは1/125秒とか1/4000秒とか場合によっては1秒(混同防止の為,"1秒と書いたり表示したりしますが)とか表現しますが,これは見ての通りですのでご安心。

で,これを水から光に変えるとそのままカメラの露出と同じことになります。

・絞り:絞りが開いていれば開いているほど光が入る。
・シャッタースピード:長ければ長いほど光が入る。
・ISO感度:感度が高ければ高いほど早く感光する。


この3つを巧みに操作して理想の一杯を作り上げるのです。

そうそう。ここで疑問が生じた方もいるはずです。

え?これだけみると絞りとシャッタースピードはどちらか一方あればよくね!?と。


のんのん。ちゃんと理由ってのがあるんですよ。








これです。

最初の写真にもう2枚変なのが足されています。特に最後のはとっても奇妙です。

もちろんこれらが大ヒント。この4枚の写真,こんな風に撮るためには絞りもシャッタースピードも必要なんです!!

その辺の話を明日たっぷりと。まずはここまで覚えて頂ければ幸いです。

ちなみに処方箋は露出含めて3つくらい用意しています。これもかなり長い企画となります。お楽しみに。






最終更新日  2016.09.29 22:49:21
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