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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
職場では、華やか。 でも、帰宅するとジャージ姿で片手ビール。 合コンどころか、恋愛も忘れてしまった女。 建設会社のインテリア事業部にいる雨宮蛍は、 そういう『干物女』だった。 ある日、ロンドンから、 新進気鋭の若手イケメンデザイナー手嶋マコトが帰国する。 偶然出会った蛍。 そんな事気にしない干物女だったが、 仕事場で、ついうたた寝してしまった蛍に いきなりキスしてくるマコト。 恋なんて、忘れてしまっていた蛍は、とまどいを隠せなかった。 一方、その事業部の部長である高野誠一は、 妻との別居で、誰もいないはずの実家へもどってみると。 部屋は荒れ放題。ゴミだらけ。 洗濯物はそのアタリに、干しまくり。 よく見ると、ソコには干物女蛍がいた!! 驚愕の事態、女の生態に驚きを隠せない誠一。 ある日、潔癖症に誠一は、 自分への嫌がらせと思い、出ていってくれと宣言するのだった!!! 公式HP http://www.ntv.co.jp/himono/ 女を忘れていた干物女、蛍が、 マコトと出会い、恋をして女を取り戻していくドラマのようで。 そして、その変化の姿を、 もう一人の男、誠一が、見ていく。 または、誠一が、女に仕上げる と言うことらしい。。。 そんな中に、ステキ女子優華という目標も入れるってことか。 まぁ、干物女という言葉は出てきていますが、 やることは、良くあるベタドラマですね。 干物女を、これでもか!!と描き込み、 対抗するような潔癖症の男を描き込む。 基本は、この2人のようですね。 それなりに、作られている。 でも、結局『それなり』でしかない。 見ていて一番思ったのは、 『干物女』という設定を、 1.散らかし放題の部屋 2.ジャージ 3.親父ギャグ としているようで。 本来最も重要なはずの 『恋を忘れ、気にしなくなった女』 と言う表現が、 かなり甘い!!! 恋を忘れたために、手順をノートに書くのは良い。 が、 『気にしない』と言うことを、描き忘れてる。 コレがないために、 ホントに興味がなかったの?? 出会いがなかっただけじゃないの?? そう感じてしまった。 だって いきなり、『出会い』入れちゃったからね。 このモヤモヤ感が消えない状態で、 前記の『設定だけ』を繰り返すものだから、 かなり中途半端な印象となってしまっている。 もっと、誠一の『恋』を聞いていれば、 違ったことになったかもしれませんけどね。 『別居』選択した誠一だからこそ、 面白いんでしょ? 親父ギャグのようなモノが、 ことごとくスベッテいることにも気付いてないらしいし(^_^; もっとも致命的なのは、 恋の対象であるはずの、マコトを新人を使ってしまったこと。 演技以前に、かなりの緊張が見えてしまって。。。。。 かろうじて、見ようかなと思わせるのは、 先日恋に破れた男を演じて、今回も真面目男。 セリフだけ聞いていると、どこかのカウボーイのような。 藤木直人さん。 ここだけだな。 実は、ココにこのドラマの『救い』がある。 干物を嫌う、真面目男。 干物VS真面目 2人の価値観の違い。 態度、セリフなどの違い。 ココにこそ、このドラマのオモシロ味があるはず。 もう少し、この部分でテンポを作って欲しいものです。 ネタはそろってるんだから、もう少しやらないと もったいないですよ!! もうひとつのポイントは、 干物VSステキ女子。 ココでも作れば、まだまだ救われるかもね。 ホントのところ、 女を目指す、恋バナにするのならば、 『ホタルノヒカリ』よりも『干物女』の方が、 良かった気がしますよ!!(^_^)b
最終更新日
2007年07月11日 23時32分16秒
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