|
カテゴリ:ドラマ系の感想
『殺意の密室』
『密室トリックって、実は意味なくね?』 内容 奈落村で殺人事件が発生した一報を受ける大河原番三警部(木村祐一) 新人女刑事の藤井茉奈(香椎由宇)とともに向かうが、 現場の家が見える道から動こうとしない大河原。 大河原『役者がそろうまで待て!』 そして、自転車に乗ってやって来たのは、 頭脳明晰容姿端麗神出鬼没の名探偵・天下一大五郎(松田翔太)だった。 被害者は森野作蔵、第一発見者は隣に住む大島鉄吉であると、 女性警察官・森山瑞希(ちすん)から報告を受けた一同。 足跡がない、雪に囲まれた事件現場に行くと、 森山の説明から、中からつっかえ棒があり、、、、『あれ』だったという。 そう。。。 天下一『コレは完全な密室殺人です!!』 でも、それと聞き、そんなことよりも、犯人を探すべきではという茉奈。 ズバリと言われる天下一たちであったが、 天下一、大河原に連れられ、別室、、『楽屋』へ。。。。 『物語の掟』 『自分の役割、掟に従って生きろと。』 そんななか、次々と起きる、、『掟』 第1の被害者 森野作蔵(江良潤) 発見者 大島鉄吉(春海四方) そんな中、降ってわく、 天下一の友人の壁神辰哉(森本亮治) 辰哉の婚約者・鶴岡君子(山崎真実) 辰哉を狙う分家の娘・壁神麗子(西慶子 麗子の母・千鶴子(川俣しのぶ) 辰哉の義理の母・小枝子(奥貫薫) 突然発生する、村のたたり、言い伝え、伝説!! そのうえ、骨肉の争い!!! 2人目、3人目の死!! 敬称略 公式HP http://www.tv-asahi.co.jp/meitantei/ 当然、原作は未読。 まぁ、言ってみれば、 ミステリーの大家が描く、ミステリーの王道。 そして、それに対する疑問点をこき下ろす!! そんな感じだ。 だから、『王道』は、どこまでも描かれているし、 その表現もキッチリされている。 最終的に、 関係者で生き残っているのが、『2人』という時点で、 確かに、物語は破綻してますけどね(笑) でも、それこそが、ミステリーの王道であり『掟』なのも確か。 そんな、ミステリーの常識であっても、 本来ならばフィクション過ぎる非常識風景を、 バカにしながら、描ききると言うのは、 斬新、かつ、、、『小説』としてのオモシロ味と言えるだろう。 決して、『ミステリー』ではない。 そう思ってしまうと、、、、どうにもならなくなってしまう。 ミステリーの中に隠れている非常識を楽しむ。いや、突っ込む!! イヤまぁ、、こういうのダメなひとは、ダメなんでしょうけどね ミステリー好きで、オモシロ好きの私としては、 もう、どの部分であっても楽しむことが出来るので、 かなり満足感が高い。 ラストのグダグダな感じの3人の姿なんて、 良いですよね(笑) まさに、『掟』と『ぶっこわし』の両立である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.04.18 01:29:07
[ドラマ系の感想] カテゴリの最新記事
|
|