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カテゴリ:ドラマ系の感想
『価音』 内容 サキ(夏菜)と向き合い始めたカノン(里久鳴祐果) ふたりで歌うための作詞、、、ということもあり、徐々に笑顔になっていく。 そんななかバイト先のファミレスで妙な少女・余瀬くらら(美山加恋)と出会う。 店長の話では、 ピアノが、かなり上手いらしいのだが、母親(池田有希子)が厳しく、 いまはどうなのか分からないという。 そんなとき、偶然、、くららが弾く“いのりうた”に足が止まるカノン と、、、そのくららが、スーパーで騒動を起こし、 タイヘイ(眞島秀和)も巻き込まれ。。。 同じ頃、イパダダを追跡するサワモリ(森豪士)たちは、 イパダダの襲撃を受けた村で、オンバケのカエンジ(和泉宗兵)と出会っていた。。 敬称略 ということで、なんだか、数回前やっていた“人助け”話の復活である。 確かに、 物語を重ねると言うことでは、良いことだし、 人の気持ちが分かり、だからこそ、、、と言うのも分かる。 ただ、結局、カノン。。 自分自身のことを、解決していないんですよね。。。。。 なのに、他人のことを解決できるのか? 正直、意味が分かりません。 流れとして間違ってはいないと思いますが、 だったら、、、先日までの、サキとのことを復活させる必要はないわけだし。 ほんとは、それが進んだ上で、こういうお話を入れるべきなのだ。 なのに、 “また”、、、違うお話を。。。。 この物語、 大雑把に言えば、3つの物語がある。 1.メインは、やはり、、、vsイパダダ これが、カノン復活が全てを握っているのだから、 カノンのお話の繋がるわけだ。 2.カノン復活のお話 カノンが心に傷を負い、、、それが、メインに繋がる。。 そう、、これら2つの物語が、今作の両輪。 が、、、ここに、3つ目が加わる。 最近、たびたび表現している、、“その他のお話”である。 今回の、くららのお話もその1つだ。 カノンと同じシチュエーションを描くことで、 カノンの変化を促す、、、物語。。。なのだ。 問題は、この3つ目。。。 どうもカノンの変化と、3つ目の物語が上手くかみ合っていない感じだ。 物語として、悪くはなくても “連続ドラマ”とは、、そういうことではない。 前のことがあり、後のことがあるのだ どうも、カノンの変化を促しているわりに、 カノンの変化を見えにくくしてしまっているのも、この3つ目の物語。 結局、変化しているのかどうかが、サッパリなのである。 おかげで、このカノンの変化を待ち望む、メインの物語にも影響を与えるという なんだか、、物語として、あまり意味が無い小ネタを無理に入れている感じだ。 悪くはないんですけどね。 もう少し、整理しつつ、こういった物語を混ぜ込んで欲しいモノである。 といっても、、、回数的に、あとわずかなのですけどね。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月28日 21時30分43秒
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