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カテゴリ:ドラマ系の感想
『トラウマ』
内容 “これがあんたの新しい顔だ” 彼氏・遠藤弘明(袴田吉彦)にフラレた島野佳代子(安藤玉恵) 遠藤“お前の顔見ていると、イライラするだよ!” 原因は“顔”。。。どうしても“顔”を変えて生まれ変わりたい! “この顔のせいで。。。。。” そんなとき、ある美容整形で、霧島京子(日向千歩)に促され、 天才美容整形外科医・霧島瞬(永井大)と出会う機会を得る。 “今、あんたにはチャンスが来てる。 この中の誰になりたいか、好きなものを選べ” と見せられたフェイスライブラリーには、多くの顔が並んでいた。 “手術の報酬はなし。ただし、あんたの顔をもらう” そう、、、霧島は、“フェイスメーカー”と呼ばれる美容整形外科医だった! そして1ヶ月後、、、樋口麗美(加藤あい)となった佳代子。 街を歩けば人が振り返り、声をかけられるという 本当に別人。。。。ほんとうに世界が変わってしまったコトに気づくのだった。。 そこで、麗美は、遠藤の前に現れると、すぐに口説かれてしまう。 そのうえ、遠藤は、佳代子に接していたのとは違う接し方。まさに別世界。 ついにプロポーズされる麗美。 そんなとき、遠藤の前に現れる女性。 それは遠藤により大金を貢がされた女性。。。かつての“自分の姿”だった。 自分のことを金づるとしか見ない男だったと思い出した麗美は、 遠藤への復讐を考えはじめるのだった。 敬称略 公式HP http://www.ytv.co.jp/face/ 公式によれば、 整形サスペンス。。。。だそうである。 そのため どうやら、毎回、、整形前の『顔』。。。が現れるようだ。 個人的には、人生が変わった姿を描くだけで十分だと思えるのだが、 『過去を清算』というキーワードがあったように、 人生を変えることが出来るのに、過去にこだわる、、、人間の業。。。性を 描くようである。 今回は、復讐劇だったわけである。 最終的に、顔を変える『前』の後始末。。。となるのだが、 なんていうか、、、 もう1歩、結末に『劇的』な印象が少ないというか、 オチにしては、インパクトが薄いかな。 いや、考えさせると言うことでは、良いオチではあるのだが、 。。。。音楽?でしょうか。 それ以上の原因は、ドッペルゲンガーという、 ちょっとしたファンタジー調の単語を入れたものだから ドラマにシリアスさ、リアルさが消えたという感じですね。 何らかの選択や、シュールなオチを考えたりしているならば こういった『ニオイ』というのは、マイナスに働くのは自明である。 そうでなくても、 完全に『違う顔』という物語なのだから、 そこまでの単語を使う必要って無いんですよね。 それこそ、 見間違い、心が見せた。偶然、顔を売った女が。。。 世界にはよく似た顔が。。。 そんなので十分なはずなのに、 出会ったら死ぬまで言っているものだから、 ドラマがうさん臭い印象になりすぎて、 シリアスな物語を崩壊させてしまっている感じである。 悪くはないと思うんですけどね。 ちょっと、こだわりが過ぎた。。。。かな。 次回に期待したいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年10月08日 00時57分17秒
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