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2010年12月11日
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カテゴリ:ドラマ系の感想
『愛も勇気も平和も地球上にあると思えばきっとある

内容
ついに月子(福田麻由子)に言われるがまま、
リセットボタンを押してしまった平太(佐藤健)
それから、、何かが止まってしまったように感じていた。

そんななか、理科準備室に現れた月子を待っていた柳(薬師丸ひろ子)
柳の作戦が功を奏し、キュート(前田敦子)は月子の元を逃げたようだった。
このままでは“世界が歪んでしまう”と月子は訴えるが、
柳は、、、平太の心に訴えてみればと提案する。

同じ頃、、、街を歩いていた平太は、
中尾(細田よしひこ)と一緒にいるサンタ姿のキュートを見つけ抱きしめていた。
中尾から事情を聞き、安心する平太。

そのころ久保(池松壮亮)の病状は悪化していた。
久々に見舞いに訪れた平太はショックを受けるのだった。
民子(蓮佛美沙子)によると、、、もう1週間になると言う。
平太には伝えないでくれと言われていたらしい。

やがて月子から、選択を迫られる平太。
このままキュートを置いておくと、多くの人間が死んでしまうと。
本当なのか?悩む平太。

恵美子(高畑充希)も影山(賀来賢人)のことで悩み。。。
そして藤丘(柄本時生)のまえに現れる父(柄本明)。。。。


敬称略


ダラダラと。。。

うん。。良い雰囲気なんだよね。

もちろん、作られすぎているセリフは、鼻につく。
と言う事も言えるが、
それは、そういう『味』と捉えれば、、、悪くはない。。。鼻につくセリフ
いや、感じるセリフである。


ただ、何度も書いていることだが。、最終回でも書いておく。

やはり、テーマが絞り込まれているので、
ドラマとしてのブレはないし、全般的に良い雰囲気であるのだ。
それは間違いではない。

ただ小さな物語が多すぎて、
『もう少し感じたい』という部分に、ギリギリ達するかどうか
そういうところ。。。。。。ですよね。

『良い雰囲気の連続』『良いお話の連続』と言えば聞こえは良い。
でも、セリフで深く感じてはいるが、
もう少し見たい、もう少し感じたい。。。
という欲求に応えてくれているわけではない。ということである。


たとえば、久保と民子なんて、
色々と補足はなされているが、1つの物語として成立しているが、
何か、物足りなさ。。。関係の表現の足り無さを感じると言うコト。

これは、他の小さな物語も、同様。

極論を言えば、
良い雰囲気で、物語が連続して描かれてはいるが、
どの小さな物語が欠けても、物語は成立するということ。
たとえそれが、、、キュートであっても。。である。

この部分が、今作の最も難しい部分でもある。

たしかに、良い物語なのだ。それは紛れもない事実。

もちろん、、『好み』というモノがあるため、
評価は、人それぞれで、、、
その関係もあり、最終回延長が無かったとも言える。

かといって、
ドラマとして、本当の意味で作品が成立していたかどうかで言えば、
先ほども書いたように、欠けても良い部分があるとすれば、
ビミョーにヤリスギ感もあるのもまた事実なのだ。

ほんと、難しい部分である。

でもね、一部を除き。
最終回、かなりキレイに、、、美しくまとめたからこそ。ヒトコト。

もう少し絞り込んでいればなぁ。。。。
もっと楽しかったろうに。
個人的には、傑作にかなり近かった。。。と思ってはいるんですけどね。
モヤモヤもまた抱えたままと言う事です。


これまでの感想
第8話 第7話 第6話 
第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 

http://d.hatena.ne.jp/HQL00515/20101213/1292189927





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最終更新日  2010年12月13日 18時09分43秒
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