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カテゴリ:ドラマ系の感想
『赤ちゃん危機一髪』 内容 ミネコ(小林聡美)に呼び出される城田姿の鯖島(高橋克実) 「最近、君、ヘンじゃない?」 一方で、兵藤(松重豊)に呼ばれる鯖島姿の城田(松田翔太) 「最近、頭、おかしくないッすか?」 双方とも、、、本当のことを話すことが出来るわけもなく、 また、話しても信じてもらえるわけもなく。 “お互いになりきるしか無い”。。。。と決意するしかなかった。 そしてお互いに、もっと深く知ろうとするが、理解出来るわけもなく。。。 そんな折、あゆみ(内田有紀)から連絡を受ける。 以前、あゆみの店で働いていた朝倉麻紀(末永遥) 住んでいるマンションの管理人から、赤ん坊の声がするという連絡があったと。 部屋へと向かった、城田、あゆみ。。。そして兵藤。 そこには麻紀の姿はなく、泣きじゃくる赤ん坊・修平だけが残されていた! 状況から見て、育児放棄。。。。ネグレクトと考えた城田は、 「こういう時のために児童相談所がある」 と、、、あゆみから連絡を受けた鯖島は、病院へと向かう。 久々の再会に、とまどう鯖島だったが、 城田のフォローで、なんとかやり過ごし。。。。。 児童相談所で保護されることに。 その直後、麻紀が、修平と取り返そうとやって来るのだが、 なんとか説明し、帰ってもらうのだが、 ミネコたちは、麻紀が言った言葉に引っ掛かりを覚えていた。 「私が困るの!」 その数日後、乳児院に預け、安心していた児童相談所を 麻紀が、弁護士を連れて、修平を返すよう求めてくるのだった。 さすがに、“反省”の言葉もあり、どうにもならないミネコたち。 そんなとき、鯖島組が驚くべき情報を児童相談所にもたらす。 麻紀の亡き夫は、資産家であり、、先日、夫の父が亡くなったという。 莫大な遺産が、修平に入ってくるのだ! 明らかに、麻紀の狙いは遺産だと思われた。 亜希(市川実和子)は、親権の停止をミネコに訴えるが、 冷静に対応するようにと、、、、亜希を諭す。 いつもとは違うミネコの態度に違和感を覚える一同だったが、 すると大森(渡辺憲吉)が、12年前に出来事について話を始める。 幸子(成海璃子)と、、、その母(西尾まり)との出来事について。。。。。 幸子の母による幸子への虐待行為から、親権を停止させたものの、 母は反省せず。結果的に、幸子は、母に捨てられてしまったという。 それでも救おうと、鯖島は城田に連絡を入れ。。。。。 敬称略 いままでで最も“良い意味”でドラマらしい印象のあるお話でしたね。 事件を、鯖島組関係で起こすという、 その部分にだけは、多少の強引さは感じるモノの 育児放棄した女。。。を中心に据え、 あゆみの気持ち、、、ミネコの気持ちをシッカリ描ききった。 そのうえで、同じ境遇の幸子を描き、次回へとつなぐ。 そんな構成の中、 いつものように、いや、今まで以上に 鯖島組と児童相談所の奮闘を、城田、鯖島の活躍を描ききった感じである。 あゆみ、ミネコが、交錯したことで 城田、鯖島の気持ちにも、微妙な変化が生まれたのも絶妙ですしね。 かなり、練りに練って作り込んだ。。。という印象が強いですね。 今回だけを見て、今作が“秀作”だと、、言っても良いかもしれませんね。 ただ個人的に、 今回のエピソードが、よく出来ているが故、 1つだけ違和感を感じてしまいました。 それは、あまりにもベタすぎると言うことである。 いや、ベタが悪いってコトではないのです。 今回くらい、それぞれの気持ち。。。 たとえば、児童相談所の職員たちの気持ちが前に出てたほうが、 ドラマを見ていて楽しいですしね。 流れに不自然さを生み出しません。 個人的に、大満足。。。なのです。 で。。。その違和感というのが 以前は、もう少し“シュールさ”があったということです。 セリフ1つ取っても、妙に凝っていましたし、 そのほかの演出も、凝ろうとしていましたしね。 まあ。。。。ギャップの楽しさを前に出して、 万人受けにしておいた方が、、、ってのも理解出来るのですが。。。。 もう一捻りあっても良かったかもしれませんね。 たとえば、あゆみと麻紀の間に、、何らかのエピを混ぜて、 幸子のことは、先送りにするとか。。。。 楽しかったので。ok。。。ですけどね。 これまでの感想 第4話 第3話 第2話 第1話 TBは以下へお願いします。 http://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/8555eec0c1a2ec3e7bde211763780d2f または http://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-2802.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年08月06日 22時13分57秒
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