レベル999のマニアな講義

『憑かれる』

内容
直川賞を受賞した作家の倉田聖美（松下奈緒）
新作を執筆中に、高校の同級生・及川真砂子（中越典子）から連絡が入る。
結婚し、食事会を開くため来て欲しいと言われる聖美。
聖美に会いたがっていた神原篤（佐藤祐基）も来ると言うことだった。
とはいえ特に親しくも無く、気乗りがしないままだが、神原と聞き参加する事に。

だが、招かれた店には、びしょ濡れの店員に異様な雰囲気。
そして部屋には及川しかいなかった。
及川は妙な話ばかりを始める。。。それも、死を連想させることばかりで。。。
“あなたは大切なモノを奪った”と

敬称略

　王道。。。。と言って良い感じのホラーですね。

　まあ、それ以上では無い感じ。　

　悪くは無いけどね。物足りなさはあるかな。



『ＪＡＮＫＥＮ』

内容
大手建設会社の新入社員・真田賢輔（三浦春馬）はある悩みを抱えていた。
そう、、、じゃんけんに、極端に弱かった。
先輩の石原紗枝（中村ゆり）は、弱すぎる真田に、努力しろと告げる。
そんななか、街で古びた看板を見つける。。“じゃんけん教えます”
気になり路地を進んでいくと、妙な老人。。。。老師（石橋蓮司）がいた。
「信念の力で運ではなく運命を操る。それがじゃんけん道」だという。
考え方次第で強くなるらしく。。。。

敬称略

　今作は、妙に長尺でしたね。
　
　確かにオモシロ味はあったのですが、
　少し引っ張りすぎた印象ですね
　ＣＭのタイミングのせいもあるでしょうね。
　妙な老人と出会ってから。。。それくらいから始めた方が良かったんじゃ？
　そのほうが、雰囲気が統一されるし。



『ベビートークＡ錠』

内容
幼子の海斗が泣き止まず、苦悩する母・安田千秋（水川あさみ）
離乳食を口にせず、なぜ泣いているか知りたくても、答えてくれるわけがなく。
夫・直輝（平山浩行）も心配するが。。。苛立ちは収まらない千秋。
そんななか街で薬剤師（内田春菊）から“ベビートークＡ錠”を勧められる。
飲めば赤ちゃんの言葉を理解出来るようになると言う。
藁にもすがる思いで、飲んでみたところ。。。。。。

敬称略

　らしいといえば、、、らしいけど。
　なんだか、締まりが無い。。。インパクトもイマイチ。



『耳かき』

内容
独自のダンディズムを貫く殺し屋（浅野忠信）
任務を遂行する前に、必ず行うことがあった。。。。耳かき。。。

敬称略

　わるくない。。。。のですが、オチが見えているモンなぁ。。。



『いじめられっこ』

内容
堂島百合（志田未来）は、いじめに遭っていた。
ある日、永瀬日菜子（大後寿々花）が転校してくる。
いじめられているところを日菜子に助けられる百合。
やがて、、ターゲットは日菜子へを変わっていく。

そんななか、“いじめられロボット”なる噂があると知る百合。
まさかとは感じつつ、百合は、思い切って話しかけるのだが、
無表情。。。それどころか「どうせ誰かがいじめられる」と言い始める日菜子。
やはり、ロボットなのか？？？
いや、きっとロボットなのだと考え始めるのだった。

やがて、イジメはエスカレートし、百合は自責の念にかられはじめる。
そこで思い切って、苦しみを打ち明け、、、、日菜子と仲よくなっていく。
が。。。いじめっこは、そんな百合を見逃さず。。。

敬称略

　個人的には、これが一番面白かったが。
　なにせ、序盤でネタバレしていますしね（苦笑）
　
　おかげで、あとがダラダラ引っ張っているように見えてしまっている。
　



今回は、不作。。。ですね。


もう少しやるならやるで、作り込めないかな。。。

雰囲気を壊す演出もあれば、ネタバレまである。
謎が壊れている時点で、オモシロ味が壊れるのが今作。

ネタ自体は、悪くないとは思いますが、
完全に、ミスだよね。

それと、気になったのはＣＭのタイミング。

中途半端に切るモノだから、
話の腰を折ってしまっています。

今作は、テンポも重要のハズなのに。。。。


いっそ、以前やった作品のリメイクをやってみれば？？？

ホントの意味での立て直しは、それしか無いと思います



ＴＢは以下のミラーへお願いします
http://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/53f1926fb7fa35092be6624386c34fdc