『あだこ』
「あだこ~腑抜け旗本男の前に現れた奇妙な女の正体」
内容
許嫁の金森みすず(梨木まい)に駆け落ちされた小林半三郎(田中幸太朗)
旗本とはいえ、生きる気力を失った半三郎。
すでに蓄えを使い果たし、奉公人に逃げられ、屋敷は無茶苦茶に。
友人の曾我十兵衛(三浦力)秋田源右衛門(鷲津秀人)
三枝小市郎(虫狩愉司)らは、屋敷を訪ねては奮起を促すがダメだった。
そんなある日、庭先で物音がするのに気付く半三郎。
いつもの猫かと思われたが。。。女だった。
女は、自らをあだこ(佐津川愛美)と名乗り、庭の方付けをはじめる。
そして部屋の掃除。。。料理を作って、半三郎に出すのだった。
金どころか、米さえない屋敷。いったい、どうして??
すると、あだこは、米屋、酒屋、魚屋などを訪ねて、小林家の女中だと言い、
借りてきたと告げる。
半三郎が唖然としていると、あだこは、屋敷で働かせて欲しいと言い始める。
給金を払えないと言っても、働くと言い張るあだこに圧倒された半三郎は、
働くことを認めるしか無かった。
その後、屋敷は片付いていき、半三郎も徐々にあだこに打ち解けていく。
そしてついに、みすずへの思いを語るまでに。
しばらくして、米屋の市兵衛(市川勇)がやってくる。
「旦那は、思い違いをしているようだ」
すべては、あだこ。。。こと、おいそに貸していると。。。。
敬称略
脚本は、李正姫さん
監督は、森岡利行さん
ほんと、良い話だね。
何気ない話。。。。なのに。
やはり、こういう話こそ、丁寧さが無ければ、魅せられることはない。
っていうか、
佐津川愛美さんが、ほんとに良いですね。
今までの経験が生かされている。
素晴らしい!!
良いモノを見ました。
今作、ハズレがなくなってきていますね。
これ、かなり精査されているね。
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最終更新日
2016年01月12日 21時56分07秒
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