レベル999のマニアな講義

『ＩＣＥ』
「謎の凍結遺体…犯人への危険な興味」
内容
逃走する冷凍車を追う警察車両。
やがて、車が乗り捨てられたが、そこには椅子に座った冷凍遺体が残されていた。
比奈子（波瑠）たち厚田班が捜査をすることに。
妙子（原田美枝子）の解剖により、殺害後冷凍されていたことが分かる。
そのうえ、被害者２人が、兄弟である可能性も。

そんななか、妙子から、拘置所についてきて欲しいと言われる比奈子。
鮫島鉄雄という男が、拘置所内で変死したと言うことだった。
その状況が、留置所で不審死した大友（三浦貴大）の状況と似ているという。

拘置所に到着した比奈子達は、
受刑者の面談に来ていた中島（林遣都）と再会する。
中島から、大友の死についての説明を受けることに。

やがて、冷凍車の足取りなどから、潜伏先とおもわれる冷凍設備が見つかる。
３ヶ月前に閉店したという店へとやってきた厚田（渡部篤郎）らは、
冷凍設備の中で、椅子に座った２人の冷凍遺体を発見する。
主人の霜川幸三（螢雪次朗）長女・由美だった。
霜川には、長男・栄太、次男・雄太がいて、
冷凍車事件の２人が、霜川の息子達と思われた。

その後、由美の解剖所見を見た比奈子は、ある事に気付き。。。。

敬称略


なぜ、比奈子と東海林だけの会話シーンがあるんだ？？

そのうえ、前回の事件をとりあげるという。。。。。

他にも、その関連で、いろいろと。

きっと、縦軸で、何かを混ぜ込んでいるのだろうけど、


とりあえず、そのあたりは、横に置いておくが。


今回の一番の違和感は、若いふたりに聞き込みをさせている状態で、

捜査会議が行われていることだ。

いくらなんでも。。。。。

なに、これ。。。大人の事情かい？


こういうことをやるから、物語が不自然になるんだよね。

あまり言いたくないけど。

“大人の事情”を優先させて、物語に違和感を生じさせるなんて、最低。

そういう事情のある俳優は、使わない方が良いです。

ハッキリ言って、プロだとは思えない。

プロの俳優だというならば、俳優業を、ドラマを優先させましょう。


そうでなくても、

若者だけが前に出ているドラマになりつつあり、

雰囲気としては。。。。ほとんどＰＲビデオに近い状態なのに。

どうやら

班長による放任と言いたいようだけど。

それは、完全に、間違っている。

不自然さを生じさせているだけだ。


そもそも、主人公は、新人刑事だよね？？

序盤で、なんとなくネタバレしているのは、別に良いとして。

もう少し、真面目に刑事モノを描いた方が良いです。

正直、必要な部分が限られていて、全体の３割程度だろうか。

比奈子と東海林の今回の捜査以外の部分は、全削除しても成立するし。


本編は、悪くないのになぁ。。。。

ちょっと、雑な部分が見え始めましたね。


思うんだけど。

比奈子だけが主人公であるように、相棒は、それなりにして。

比奈子だけを徹底的に描いた方が、間違いなく面白いハズだ。




厚田“東海林とは組むな”

これが、大人の事情をある程度削除して、良い方向に向かわせてくれることを願うばかり。


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