レベル999のマニアな講義

『ドクターＫの失敗』
内容
本城テック副社長で、鉄道模型のコレクター本城雄作（尾崎右宗）が、
自室で殺害された発見された。
第一発見者は、社長で、父・雄大（白井滋郎）。
土門（内藤剛志）が事情を聞くと、仕事から帰宅し、発見したという。
近くに住む被害者の妹・本城郁江（大家由祐子）息子・遼馬（有村春澄）の話で、
部屋に入るなと言われているため、誰も入っていないと。
そんなとき、遼馬が、妙なコトに気付く。
壊れて動かなかった模型の電車が動いていると。前日、動いていなかったという。
マリコ（沢口靖子）ら科捜研の分析で、模型から身元不明の指紋が検出される。
状況から、誰かが修理したときに、事件が発生したと思われた。

そんななか久保井俊平(西村まさ彦)が、
中野詩子（小柳友貴美）大谷幸男（東康平）と営む“おもちゃ診療所”が浮上。
現場で発見された車のおもちゃのタイヤを修理していたと分かる。
トラックのおもちゃの所有者の椎名晴（靏井孝太）は、
母・小百合（遊井亮子）に頼んだと言うこと。小百合は久保井に預けたと証言。

土門、蒲原（石井一彰）が、久保井から事情を聞き始めるが。妙なコトを口走る。
凶器は見つからないと。
マリコたちは、探し回り。。。ついに発見する。
ジュエリー店・高槻岳人（松木賢三）の店に勤める小百合には、入手可能なモノ。
もう一度。久保井を問いただすと。事件当日に、小百合と会ったことなどを語る。
そして、亡き娘・恵里（潮田由香里）孫娘・ハル（前田茜）のことを。、。。

敬称略



脚本は、真部千晶さん

監督は、兼崎涼介さん


庇いモノは、定番ですからね。

凶器が登場した時点で、ある程度、カタチが見えてしまった。

ただ、気になるのは、なぜ、ふた組の親子を出したのか？

これ、一方だけで、よかったんじゃ？

結局、ミスリードの役割しか無いし。

捻りすぎて、逆に、浅くなった感じか。

全体的に悪くないんだけどね。