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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
挨拶にやって来た八郎(松下洸平)に、常治(北村一輝)は、 喜美子(戸田恵梨香)と結婚をするなら、陶芸家になる夢を諦め、 丸熊陶業の社員として働き続けて欲しいと伝える。 自分のように家族を苦労させたくないと。 その思いを聞き八郎は、了承する。しかし、喜美子は。。。 敬称略 きっと、“転機”のつもりで、 主人公に決意表明をさせているつもりなのだ。 そう。。。。つもり。。。。なのだ。 「物作りは、そんな甘いもんちゃうわ」 「みんな陶芸家や、絵付け師になってるわ」等 。。。。って言われてもなぁ(苦笑) これが、八郎と出会う前で、フカ先生が辞める「前」ならば。 説得力が有る言葉だけど。 出会ってからは。。。八郎との恋バナ一辺倒で。 “主人公の物作りへの思いは甘い”としか感じられないのに。。。。 そんな主人公が、“陶芸”“物作り”。。。“夢”を語っても。 全く説得力がないです。 確かに。“荒木荘”の3年近く、“絵付け師修行”の3年近くが、存在するため。 主人公の“背景”“経験”は、ホンモノだと言える。 しかし。。。 そもそも。。陶芸修行に2,3年と言われて、驚いたのは主人公。 そう。主人公は、 自らの経験を無視して、甘っちょろいコトを言っていたのである。 その時点で、主人公は、“陶芸”より“八郎という男”に興味を向けていたのだ。 そう。。。。だから、 出会ってから、“恋バナ”しか描かれていないのは、ここにある。 で、この“恋バナ”描写しかしていないなかで、 陶芸、夢を主人公は語ってしまった。 説得力がないだけで無く。。。もうすでに、語る資格も無いです。 ってか。今作。大間違いをしているよね。 “甘いものじゃない”と主人公に言わせておきながら、 自分は、「ウチが支えます」と語る始末。 そらね。 二人三脚。。。夫婦。。。ということを考えれば、何も間違っていない。 "ドラマ"としてもね。 でも、大きな間違いは。 主人公の“本職”“本業”は、絵付けの仕事であって、 夫を支える主婦ではないと言うことなのだ。 仕事を持っているのである。 それも。丸熊陶業で、唯一の絵付け師。 どうも。。“物作り”を蔑ろにしているようにしか見えない。 夫の趣味を支えることが出来るほど、ヒマなのか? 仕事が無いのか? いやいや。。。。主人公が川原家を支えているのは、 過去も現在も変わらないのに。。。。。 ハッキリ言って、 主人公は“働く”ということを甘く見ているとしか感じられない。 絵付けの仕事が中途半端で、陶芸にいそしんでも、 “マスコット”としての名前で。。。。親友から金が払われると。 そういう風にしか見えないのだが? それとも、あれですか? 今回だって、オカシイ描写があったよね? 茶碗、湯飲みが、高額で取引されているということを言っていた。 でも、主人公自身も、“一人前の絵付け師”ならば、 その仕事によって、。。。たとえ“マスコット”であっても、 名前で、金を手に入れている存在なのである。 が、今作は、それを持ち出さなかった。 これ。。。この時点で、 主人公は、絵付け師として役に立っていないというコトじゃ? それを、今作自身が、表明したってコトじゃ無いのか? そう。。。。主人公は。。。ただの“マスコット”だと。。。。。 そんな主人公に、“物作り”を語る資格はあるのか? 描けば描くほど、説得力が無くなっている今作で有る。 説明して、説得力ある展開にするどころか、 “連ドラ”として、完全に崩壊した感じだね(失笑) これ、ほんとに、精査してますか? さすがに、ダメだと思うよ。今回は。 好意的に脳内補完しようとすればするほど。 違和感しか無くなってしまっている。 “ホームドラマ”として成立させれば、“陶芸家”“物作り”は崩壊。 逆なら“ホームドラマ”が崩壊。 破綻してるよ。 なんか、脚本家が2人いて、それぞれホームドラマ、陶芸でバラバラに描き。 それを、単純に、くっつけている感じだね。 TBは以下のミラーへお願いします http://maxexp999.blog100.fc2.com/blog-entry-5643.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年12月13日 07時59分31秒
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