「その名も、鶴亀新喜劇や」
内容
終戦から3年。千代(杉咲花)たち家庭劇は地方を回りながら公演を続けていた。
そんなある日、熊田(西川忠志)がやって来て、
大山社長(中村鴈治郎)から道頓堀の戻ってこいと命令が下ったと。
道頓堀に戻った千代たちは、新しい劇場に驚く。
そして、大山は、“鶴亀新喜劇”を立ち上げると宣言する。
もどって来いと言うが、一平(成田凌)は。。。。
敬称略
作、八津弘幸さん
脚本協力、吉田真侑子さん
演出、梛川善郎さん
“ええとこ取りで。。。”
という“土曜版”の黒衣のナレーションではないが。
ところどころ、都合良く。。。“ええとこ取り”で取り出せば。
確かに、“連ドラ”として成立してることは、成立しているけど。
ただね。正直なところ。
そもそも、“家庭劇”についても、雑な描写しか無いし。
いや、それどころか、
千代、一平たちの舞台、演劇への思いの描写も、中途半端なのである。
なのに、今作ときたら。
それは、それとして、都合良く取り出して、理解、解釈しろという。
もう、さすがに無茶苦茶すぎです。
もしも、そこまで好意的に解釈をするならば。
それこそ、千代は、高城百合子や、山村千鳥との交流まで。
一平に至っては、どこを取り出せば良いのか、よく分からないくらいだ。
“描いていないわけではない”というのは“描いている”とは、
似て非なるモノ。。。そういうことだ。
今作は、“それ以外”の部分を、延々と描き続けてきたのである。
それを、舞台、演劇などと絡ませるならまだしも。
全く絡ませていないモノのほうが多いのが事実なのだ。
こんな状態で。。。都合良く解釈しろと?
ってか、
こんな風な印象にして、今作をいろいろな意味でぶち壊したのは。
今週の演出。。。である。
ほんと、無茶苦茶すぎです。
いや。。これ、ほんと、どこまで、解釈しなきゃならないんだろ。。。。
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