【金利と私たちの生活】
景気回復の勢いが
それほど強くないのでは?
との見方から、これまでは
低水準にとどまってきた「金利」
「景気は近い将来、踊り場から脱する」
という観測が先週以降強まり、
4日は、
長期金利が4ケ月ぶりの水準に上昇しました。
長期金利の指標である新発十年物国債利回り
が1.385%に。
「9月までには1.5%まで上昇」という観測も。
景気回復
⇒企業の資金需要増大
⇒銀行は債券投資分を企業融資へ
⇒債券価格下落
⇒金利上昇
いよいよ、長く続いた超低金利の時代に
終わりを告げる・・・?
私たちの暮らしに、どう係わる?
住宅ローンに与える影響が大きいですね。
「3年固定で優遇金利」なんていう、
企業姿勢が疑われるような住宅ローンは、
もちろん問題外。
全期間固定金利がベストですが、
今の低金利のうちに何とかしたいですね。
今年・来年でマイホームを計画している人は、
ちょっと急いだ方がいいかもしれません。
老後資金準備で、個人年金保険を
検討している人は、逆にもう少し待った
ほうがいいですね。
金利がある程度上がったところで
契約した方が、少ない積立金で
同じ年金額が受取れます。
待機資金は、普通預金でも1年定期でも
いいから、短期のものでいつでも対応
できるようにしておきましょう。
長期の借金は、ちょっと急いで、
長期の貯蓄は、ちょっと待って、
というのが、超低金利から上昇転換局面
での基本的な対応のしかたです。
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最終更新日
2005/08/05 06:43:26 PM
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