定期預金や定期積立ての原則です。
メール顧問会員のKさん(40代)
(相談:ライフプランニング)
もうじき・・家計の整理整とんが終わりそうです。
生命保険・・新規契約と大部分の保険の解約。
住宅ローン・・低金利のモノへ借換え。
これからについての私のアドバイス・・。
あとは・・、
●住宅ローンの軽減額の・・〇〇〇〇円
●解約した保険の保険料軽減額・・〇〇〇〇〇円
これらを消費しないで、確実に貯蓄に廻すことですね。
1年物の天引き積立?
積立が1円単位なら・・それこそ端数付きの積立月額で・・。
Kさんからの返事・・。
はい。了解しました。
住宅ローンの借り換えと〇〇共済の解約が終わったら
今後 貯蓄にまわすお金を計算して
積み立てを始めようと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m
この際に注意することがあります。
●定期預金
保険の解約返戻金などのまとまったお金を
定期預金にしようと銀行に行って相談すると・・、
銀行員
「1年の定期預金だと金利がたった0.5%ですが、
10年にすると金利が1.5%でお得です。」
消費者
「あ・・それなら、そちらでお願いします。」
よくある・・光景です。
これは、まずいです。
【 原則 】 : 低金利時に長期の商品は買わない。
日本では長い期間、異常な超低金利が続いています。
皆・・その低金利に慣れっこになってしまっています。
ちょっとでも高い金利を示されれば・・
「お得っ♪」
と、感じてしまいがちです。
・・が、1.5%程度は・・充分に低金利です。
喜ぶような水準では・・まったくありません。
本来・・金利は、上下するものです。
現在の日本の経済環境を考えれば・・簡単に
金利が上昇することは考えにくいですが、
先々どうなるか・・だれにも分かりません。
で・・結論、定期預金は1年以下で預け、
その書き換えを繰返しましょう。
市場金利が上昇に転じた時は、
いっしょに階段を上がっていけます。
1年ごとの『変動金利の定期預金』・・です。
これ・・積立ての場合も同じことです。
1年以下の設定にします。
天引き積立て1年物がいいと思います。
そして・・1年で積み上がったお金は、
1年の定期預金に預ける、
・・この繰返しでオーケーです。
定期預金も積立て定期も・・、
市場金利の上昇に並行して階段を登ります。
家計改善で発生するお金・・
●生命保険の解約返戻金
●解約によって払わずに済む保険料相当分のお金
●住宅ローン借換えで支払減額分のお金
これらのお金は・・上記の説明のように
していけば、損をすることはありません。
このお話は・・あくまで
「元本保証でなきゃいや!」
・・という人の場合・・です。
少々リスクを取ってもいい・・という人の場合は、
また・・別のお話になります。
Kさんのライフプランニング(生活設計) 進行状況
1 ヒアリング
家族状況・家計収支・資産・職歴ほか
2 家計の現状診断
診断資料(小冊子) 問題点把握
3 生活設計 シミュレーション
設計資料(キャッシュフロー表ほか)
4 実行支援
商品選択や処理(金融商品・保険・ローンほか)
住宅・不動産・相続等の段取り・手続き
5 事後チェック
計画の実行・・進行状況、必要に応じた修正
《 消費者の方へ 》
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できるだけ早めにお返事します。
《 業界の方へ 》 コメントを頂く場合は
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