メールをいただきました。
メール会員のSです。
ご返信ありがとうございます。
自分なりにお金の事や建物の事を
勉強しながら知識を深めています。
一軒家の勉強を始めて約半年ですが、
先生の話されていた
半年から9ヶ月は勉強した方が良いと
いうのは
つくづく必要であると感じています。
※その通り。
まったくの素人のままで
マイホーム取得をしてはいけない。
銀行に何も知らないフリをして聞いてみると、
全期間固定は進めてくれず、
質問をしても明確な返答はなく、
ミックスローンの話しかしてこなかったです。
知らない人はそのまま契約するんだ
と感じてしまいました。
自分で精査して、判断しながら
物事を決めようと
一層強く思うことが出来ました。
自分なりに住宅ローンの事について
エクセルでまとめたので、
ご指導いただけたらなと思います。
お忙しいとは思いますが、
よろしくお願いします。
お体にお気を付け下さい。
諸費用について、地元銀行とフラット35を
きちんと比較しています。
フラット35でも、タイプ別に
しっかりと比較検討しています。
・・で、自分の方針を決めています。
ただ、
「諸費用」計算の中で触れている・・
「フラット35のつなぎ融資ですが、
※『つなぎ融資』
住宅ローンは建物完成後に
融資されます。それまでの間に
必要になる部分的な資金を
手当てする融資。
3回分を土地→着工→中間に
振り分けると、
合計で396750円でした。
※そのつなぎ融資の金利の額
だと思われます。
計画段階で概算する場合は、
年利3%で見ます。
1,000万円のつなぎ融資が
半年(6ヶ月)なら・・
1,000×0.03×6/12=15
・・で、
利息額は15万円です。
こちらも現在考えている
候補の工務店に確認すると
着工・中間は最後の総支払でも
構わないというお話であったため、
※ ???
つなぎ融資も土地代のみで
利息・手数料で184900円でした。」
この部分は、「ちょっと待った。」です。
建築業者が・・
「工事代金は全額、最後の最後でいいよ」
・・と言っているとしたら、
要注意です。
競合他社がいたために、
やせ我慢して無理を言ったんでしょうか?
その業者、
どんな経営をしているんでしょう?
健全な経営をしているかどうか?
・・不安になります。
住宅建築は、
工事が進むにつれて、各業者への
支払いが次々と発生します。
工事をとどこおりなく進めるためには、
建築会社の支払もとどこおりが
あってはいけません。
業者が建築を請け負う場合、
建て主からのお金は、
3回から4回に分けていただく場合が
多いようです。
1 契約時
2 着工時
3 上棟時
4 完工・引き渡し時
これらのどこかで、3~4回で
お金をいただいているようです。
このような受取り方をして、
健全な経営ができることになります。
「全額・・最後でいい。」
・・という場合は、業者が
1千万円単位で建替えることになります。
危なっかしい・・。
建築代金の支払い方を、
複数の建築業者に確認してみてください。
つなぎ融資の金利は、
きちんと計上しておいた方がいい
・・と思います。
本来あるべき・・必要コストです。
お金は後でいいよ・・って危ない
・・っと。
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