健康年齢で保険料が決まる
医療保険が発売されたようです。
お得だと訴えています。
・・が、どうであっても、
医療保険には入らない方がいい。
(当たり前)
自分の頭で考える生活設計。
2016.10.16 の、岩手山登山口。
山頂までの標高差1,400mの往復、
毎週、鍛えられています。
2016.10.16 の、3合目付近の紅葉。
毎週鍛えられた結果、
筋肉痛も残らなくなりました。
対応できる足腰になった・・ようです。
『 ネット記事を読む 』
※消費者の視点。
健康であればあるほど
保険料が安くなる
「健康年齢連動型」保険って
本当にお得?
2016/10/14 マネーの達人
完山 芳男 さんという人のお話。
「健康年齢」と「健康寿命」との違い
読者の皆さんは「健康年齢」という指標が
あるのをご存知だろうか?
「健康寿命」という言葉は聞いたことが
ある人は多いと思うが、
健康というキーワードは重なるものの
両者は全く違う言葉である。
健康寿命とは、読んで字のごとく、
健康上の問題がない状態で
日常生活を送れる寿命のことを指す。
ちなみに、平均寿命と健康寿命の間には、
男性で約9年、女性で約13年の差がある
とのこと。
2015年5月に世界保健機構WHOが発表
した 2016年版「世界保健統計」によると、
2015年の日本人の平均寿命は
83.7歳(世界第1位)であり、
女性は86.8歳(同1位)
男性は80.5歳(同6位)
となっている。
よって、
『現時点で日本人の健康寿命は、
男性で71.5歳、女性で73.8歳』
ということになる。
70歳代後半で元気に活躍している
アクティブシニアの方々が
筆者の周りには比較的多いので、
男性の健康寿命が
統計上71歳前後になっていることに
少し違和感を持ってしまうが、
いずれにしても、もっと健康寿命を伸ばして
人生の最後まで健康でいきいきとした
生活を送りたいと誰もが思うことであろう。
「健康年齢」という指標について
一方、健康年齢とは、
日本医療データセンター(JMDC)が開発した
新しい概念で、一人ひとりの
総合的な健康状態を年齢で表したものである。
同社がこれまでに蓄積してきた
医療ビッグデータを解析し、
開発された独自の指標といえるものだ。
健康年齢の算出法
健康寿命は、会社などで受診する一般的な
健康診断で使われる12項目の健診データから
算出するので、
特別な検査や問診などは必要なく、
誰でも簡単に健康年齢が分かる。
ちなみに、必要な健診項目は以下のとおりである。
(1) BMI指数
(2) 収縮期血圧(最高血圧)
(3) 拡張期血圧(最低血圧)
(4) 中性脂肪
(5) HDLコレステロール
(6) LDLコレステロール
(7) AST(GOT)
(8) ALT(GPT)
(9) γ-GTP(γ-GT)
(10) HbA1c(NGSP値)もしくは空腹時血糖
(11)尿糖
(12)尿蛋白
※「早期発見・早期治療のために、
定期的に健診を受けましょう。」
もっともらしく聞こえますが、
人間ドックや健康診断などは、
私の目には、
医療業界や製薬業界の
営業行為にしか見えません。
(保険屋さんは、医療保険販売
のための導入トークで利用する)
ひとつひとつの細かな数字に
あまり神経質にならない方が、
精神衛生上・・好ましいし、
心身ともに健康でいられる・・と、
武田FPは考えます。
これらの自分自身の数値、
武田FPはまったく知りません。
(自慢じゃないけど・・)
自分の感覚がどうなのか?
心地良く過ごせているのか?
食事はおいしいか?
熟睡できているか?
自然の中を快適に動けるか?
毎日が快適か?気持ちいいか?
これが私の健康の指標です。
私たちは人間である前に動物です。
毎日快適に気持ちよく動けていれば、
健康・・だということです。
下手に医療に係わると・・
ガンだということにされて
いきなり臓器を切除されたり、
異物であり、毒でもある「薬」を
毎日飲むはめになったりして、
健康を害してボロボロになる
ことになります。
筆者のみならず、
読者の皆さんも関心が高いと思われるので、
是非ご自身の健康年齢が何歳になるのか、
健康年齢計測(健康年齢少額短期保険株式会社)
[https://kenko-nenrei.co.jp/]
にアクセスして確認されてはいかがだろうか。
ちなみに、筆者の健康年齢は
実年齢よりかなり若い約35歳と算出された。
健康年齢で保険料が決まる医療保険が発売
この健康年齢で保険料が決まる医療保険
が2016年6月に発売された。
健康年齢という指標を開発したJMDCの
関連会社である健康年齢少額短期保険(株)
が発売した
「健康年齢連動型医療保険」という商品だ。
加入者の健康状態の違いに応じてきめ細かく
健康リスク(病気にかかるリスクや入院するリスク)
を算出し、
それらに見合った保険料を提示する
生命保険商品は日本では事実上初めてであり、
保険業界のみならずマスコミの大きな注目を
集めた。
従来の生命保険でも、加入に際し
健康に関する告知または年齢・既往歴などによって
医師による診査を受ける必要があり、
年齢・性別に応じた所定の料率より
保険料が割増になることや
特定部位が不担保なること、
さらには保険会社から契約引き受けを断られる
(謝絶)ケースはある。
しかし、実年齢に関係なく
加入者の健康状態という「健康年齢」により
保険料そのものが変わるというのは画期的と
いっていいだろう。
すでに、自動車保険業界ではリスク細分化
による保険料率の算定は定着しているが、
生命保険業界でも医療ビッグデータ解析の
進展にともない、
12項目の健診データを提出するだけで
個人の健康状態をきめ細かく反映した保険料が
算出される時代が到来したのだ。
膨大な医療データの蓄積によって分析、
保険商品を実現
健康年齢少額短期保険(株)とJMDCの
両社について調べてみると、
ともに一部上場企業である
「ノーリツ鋼機グループ」の子会社ということが
分かった。
先に挙げたJMDCは300万件に及ぶ
医療データベースを有しており、
10年以上前から企業の健保組合から預かった
健康診断の結果とレセプト(診療報酬明細書)を
データベース化する業務を請け負っており、
膨大な医療データの蓄積があるようだ。
つまり、大手の生命保険会社では把握しにくい
退院後の通院日数などの情報や、
抗がん剤治療の期間やそれにかかった医療費
のデータなど、膨大なビッグデータがあるからこそ、
加入時の健康状態に応じたリスク分析が可能になり、
健康年齢を反映した保険商品が実現できたわけだ。
保障内容はシンプル
「健康年齢連動型医療保険」の保障内容は、
以下の通り驚くほどシンプルである。
●5大生活習慣病
(がん・脳卒中・心筋梗塞・高血圧・糖尿病)
で入院した場合に給付金が80万円受け取れる。
日帰り入院の場合ももちろん給付金の支払い対象
になる。
●特約や付帯サービスなどが一切ない。
●加入の際の引受基準は、
「過去1年以内に5大生活習慣病の
治療で入院したことがあるか?
または入院を勧められたことがあるか?」
の
2つの質問に答える(告知)だけで、
どちらも「いいえ」であれば加入できる。
たとえ持病や既往症があり日常的に薬を
飲んでいる人でも、
過去に大病を患ったことがある人でも、
この2つに該当しなければ原則契約引き受けが
OKとなる。
健康年齢別の保険料(月払い)は以下の通りだ。
筆者のケースでは、健康年齢をもとにした
保険料は実年齢のものより約6割も安いため、
加入に際し大変お得感を持つことができる。
他社と比較するのは困難だか…
他の生命保険会社が販売している医療保険では
保障内容が類似する商品がないため、
比較するのは困難だが、特定疾病を
手厚く保障するという特徴をふまえると、
既存のがん保険と比較することは可能かもしれない。
多くのがん保険には、がんと診断された時点で
一括して給付金を受け取れる「診断給付金」と
いう保障があるからだ。
診断給付金を50万〜100万円に設定している
生命保険会社のがん保険の保険料と
比べてみるのもいいだろう。
ただし、保険料比較において注意すべきことは、
一般のがん保険(通常の医療保険も同様だが)は
月額保険料が一定で契約期間中は変わらない
のに対して、
「健康年齢連動型医療保険」は1年更新であるため、
健康年齢に応じて毎年保険料は変動する。
詳細な試算の過程は省くが、
現在40歳の加入者が10年間契約をし、
健康年齢が毎年1歳刻みで上がっていくと想定すると、
健康年齢連動型医療保険の方が、
がん保険よりも支払う保険料の総額はおよそ3割も
安くなることが分かった。
一方、健康年齢連動型医療保険にはデメリットもある。
すでに説明した通り1年更新の保険のため、
毎年算出した健康年齢に基づいて保険料が変動
することには注意が必要だ。
健康診断結果で数値が悪くなれば、
健康年齢が上がってしまい
前年の加入時より保険料は高くなってしまう。
また、5大生活習慣病で入院し80万円の給付金を
受け取った後は保障が消滅してしまう。
そこからさらに1年間待って、前述した告知項目に
該当しなければ再び保険に加入することはできるが、
医療保障を継続的に確保することはできない。
「健康であればあるほど保険料が安くなる」
ということのメリット
筆者は、従来から医療保険全般に対し総じて
否定的な意見を持っており、
公的医療保険の充実した日本では、
医療費の自己負担分は基本的に預貯金などで
賄うべきという立場をとっている。
※私と同じことを言っています。
・・が、文章の最後は
まったく違うことになっています。
しかしながら、
本コラムで紹介した健康年齢連動型医療保険の
「健康であればあるほど保険料が安くなる」
ということのメリットが、
「健康状態を維持しよう」という意欲が高まる
副次効果をもたらしていることには注目している。
健康を維持するために、適度な運動をしたり
食生活に気を付けたりすることで
病気になるリスクが減るのであれば、
医療費など
年々増加する社会保障費の削減につながるし、
生命保険会社にとっても健康な人が増えれば、
入院費や治療費などの給付金支払いが減り
経営上のメリットも大きいだろう。
もしかしたら、
加入者・国・保険会社の3者にとって願ったり叶ったり
の理想的な状況を作り出せるかもしれない。
「健康年齢で保険料が決まる医療保険」
が、
今後各社から開発・販売されて日本国内で広まって
いくことを期待したい。
折しも、第一生命保険と日立製作所が、
両社の持つ保険・医療などの分野における技術や
ノウハウ・知見を組み合わせて、
「医療ビッグデータ」
を生命保険事業に活用するための共同研究を開始
したと2016年8月に報道された。
「健康年齢で、生命保険に加入することが常識になる」
時代が意外にも早く訪れるかもしれない。
※・・という風に、
業界の人は期待するが、
このような「保険加入は当たり前」
の話にお付き合いしてはいけない。
真剣に生活設計するなら・・
『生命保険にはできるだけ加入しない』
ことから、始めたい。
また、
『医療保険やがん保険には、
当初から加入してはいけない。』
(当たり前)
今回の話のように、保険料が安くたって、
『医療保険やがん保険には、
当初から加入してはいけない。』
(当たり前)
保険料が安くても、
お金をたれ流す行為であることに
何の違いも無い。
生活設計的におバカな行為である
ことに、何の違いも無い。
業界の話で気持ちがグラグラする
ようでは、まだ・・ゾンビだ。
しっかり、目を覚まそう。
【 業務日記:行列のできるFP事務所 】
【 武田FP 】
《 ブログ記事 アップ 》
※2件。
《 実行支援等 》
【 佐々木FP 】
《 事務所会計作業 》
《 現状診断☆ & 生活設計★ 》
1 Wさん(30代):☆3/3再ヒア待ち。(1/26着)
2 Hさん(40代):☆6/6再ヒア待ち。(5/13着)
3 Yさん(30代):☆8/22再ヒア待ち。(7/23着)
4 Hさん(40代):☆9/9再ヒア待ち。(8/23着)
5 Kさん(30代):☆9/15再ヒア待ち。(9/8着)
6 Tさん(30代):☆9/13 現状診断 依頼着。
※今日の作業。
本日より着手しました。
大変長らくお待たせしました。
整理整頓の終了予定は
明日・・10/18(火)です。
お楽しみに・・。
7 Oさん(20代):☆9/23 現状診断 依頼着。
8 Mさん(40代):★9/29 生活設計 依頼着。
9 Tさん(30代):☆10/17 現状診断 依頼着。
※いただいたメール・・。
こんばんは。
時間がかかってしまいましたが、
ヒアリングシート完成いたしました。
佐々木さんにも電話でご助言
いただきたすかりました、
ありがとうごございます。
色々しらべて入力しているうちに
自分でも把握できていなかった
事がわかり良い勉強になりました。
妻ともいろいろ話しながら
作業をすすめました。
それではお手数ですが添付の
ご確認よろしくお願いいたします
不足などありましたらご
指摘いただけますと幸いです。
安くたって医療保険には入るな!
・・っと。
〇 商品販売をしない。
〇 しがらみを持たない。
誇りをもって、愚直に、
消費者側に立ち続けて15年目の
ファイナンシャル・プランナー事務所。
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