素人のままで住宅取得すると、
あーすればよかった、
こーすればよかった、
と多くの後悔はするし、
最悪なことには、
一瞬で大金を たれ流す。
(当たり前)
自分の頭で考える生活設計。
10.16の岩手山 4合目付近の岩場で振り返る。
中央最奥にそびえるのは、早池峰山(はやちねさん)。
中央下を登ってくるのは先程私が追い越した若い男性。
もう少し登って、5合目付近で振り返る。
早池峰山が、よりくっきりと見えます。
同じ場所で上を見ると、延々と岩場が続きます。
ちょっと上を登っていく人がいますが、
この後・・すぐに追い越すことになりました。
『 ネット記事を読む 』
※消費者の視点。
マイホーム購入で後悔する
2つのパターン
「情報収集」と
住宅ローン商品の「選択」に注意
2016/10/18 マネーの達人
吉満 博さんという人のお話。
1つの例ですが…
Aさんは4,000万円の新築住宅を購入しました。
※住宅は「購入」するものでは
なく、「建築」するものです。
見たり、聞いたり、を繰り返して、
たくさんの経験をして、
目が肥えた状態になってから、
自分たちが「こんな家に住みたい」
と思うような・・
マイホームを「建築」したい。
しかし、それから1年くらい経って家の近所に
3,000万円で同じくらいの広さ・間取りの
築8年の中古住宅が売られている
のを見て後悔しています。
中古住宅で良かったのに…と。
マイホーム購入だけに限りませんが、
後悔したり失敗したと感じるのは…
(1) 選択や決定を間違うこと
(2) その選択肢があること自体知らない、
よく考えなかった
という2つのパターンがあります。
購入の選択肢を十分に考えなかったパターン
Aさんの後悔の1つは、
中古住宅を購入するという選択肢をよく考えない、
よく検討せずに新築住宅を購入したということです。
住宅というのは、
1つ1つが全て異なる個別性の高い商品です。
※その通り。
だから、同じ間取り、同じ設備、
同じ性能、同じ仕上げであっても、
建築費は建築業者によって
数百万円も違うのが当たり前です。
そのことを知らないで、
当初から1社にしぼって、
話を進めるおバカさんが多い。
業者の比較検討、選択の作業は、
契約直前まで行なう必要があるが、
大部分の人は全くそうしない。
おバカさんです。
「同じ内容の建物でも 建築費は
業者によって数百万円も違う」
という事実があることを、
頭に入れておこう。
同じ地域であっても、
4,000万円の新築住宅と3,000万円の中古住宅で
どちらが得か損か、成功か失敗かということは、
なかなか判断できません。
なのでAさんは、4,000万円の新築住宅を購入
したこと自体を後悔しているわけではありません。
Aさんが後悔しているのは、
「中古住宅を購入する」という選択肢を十分に
考えなかったという点です。
つまり、(2)の場合ですね。
予算設定の決定を間違ったパターン
そして、
Aさんのもう1つの後悔は、購入予算の設定です。
Aさんは、購入してまだ1年ですが、
住宅ローン返済への負担や不安を感じています。
※マイホーム取得前に
生涯の見通しを立てる作業を
していれば、何の問題も無かった。
ライフプランニング ・・です。
4,000万円の新築住宅と3,000万円の中古住宅
の金銭的価値についてどちらが得か損かを
比較することも難しいです。
なので、4,000万円の新築住宅購入そのものを
後悔しているというより、
Aさんが中古住宅で良かったと思うのは、
4,000万円という予算設定が高すぎたと
考えているからです。
つまり、予算設定の決定を間違ったということで、
(1)の場合ですね。
マイホーム購入は殆どの方は初めての経験ですし、
建築や不動産、金融商品など専門的な知識も
関係しますのでこういった失敗は、
誰しも起こりうりますし、失敗自体になかなか
気づかないということもあります。
※まったくの素人のままでする
マイホーム取得では、
確実にいくつかの後悔が発生します。
(当たり前)
いつも言っていますが、
マイホーム取得をするのなら、
まず2シーズン(2年間)は
見たり、聞いたり、読んだり、等々の
経験を積んで、自分たちの
目が肥えた状態をしっかり作ろう。
それからだ、具体的な物件検討や
間取り等の検討をするのは。
住宅ローン商品の選択も難しい
住宅を購入するということは、
・ 購入する地域や立地条件
・ 購入する物件の種類
・ 購入予算の設定
・ 住宅ローン商品の選択
・ 団体信用生命保険や火災保険の選択
など、さまざまなことを決めていきます。
例えば、住宅ローン商品の選択についても、
1つの都道府県でも、
何百という住宅ローン商品が利用できます。
その中で全ての商品を知り、
選択を間違えないということはなかなか難しいです。
※この人は、建築業者によって
建築費が数百万円も違ってくる
という事実を知らない・・ようです。
上に羅列された事柄以上に
業者選びは重要な要素になります。
展示場を見に行って、
その中の1社と仲良しになって、
話を進めて契約してしまう
・・ことは、
おバカさんの極みです。
瞬間的に500万円を失っても、
本人は気付きません。(死ぬまで)
返済総額や金利変動のリスクをきちんと考える
ただ、住宅ローン商品を選択するということは、
「総返済額をできるだけ少なくするということ」
と
「住宅ローン金利の変動リスクをどこまでとるか」
を
決めるという作業でもあります。
変動金利型や固定期間期間選択型の商品は、
全期間固定金利型の商品と比べ適用金利は
低いです。
なので当然返済額は少なくなります。
※固定期間選択型の商品とは、
借入から一定期間金利が固定され
固定期間終了後は変動金利かもう一度
固定期間選択型の商品を選び直す商品
ただ、それは、
借入時もしくは固定期間中の金利水準です。
・ 変動金利型であれば借入以後
・ 固定期間選択型であれば固定期間終了後
金利が上昇するリスクがあります。
金利上昇は誰にもわからない
なので、住宅ローン商品を選択する際に、
返済額を少なくする、ということだけでなく、
金利が上昇した場合に返済がどのようになるか、
ということも含めて判断する必要があります。
ある程度金利が上昇しても返済を続けられる方と
金利が上昇すると返済自体困難になるという方では
とれる金利変動リスクは異なります。
金利は当面上昇しない、
上昇したとしても大きくは変わらないという
希望的観測で変動金利を選択される方も
いらっしゃいますし、
そういった商品を勧められることも多いです。
ただ、金利上昇については、予想は自由ですが、
誰にも分からないと考えたほうが良いです。
住宅ローン適用金利は上昇すると、
場合によっては当初予定していた総返済額と
何百万円という差がでます。
しっかりとした情報収集を
変動金利や期間選択型の商品を選択することを
否定するわけではありません。
ただ… 自分が住んでいる地域で利用できる
住宅ローン商品としてどういう選択肢があるのか、
という情報収集をしっかり行い、
金利タイプなども全期間固定金利型の商品など含め
検討したうえで決めないと、
のちのち
「他の商品をもっと検討すべきだった~」
「住宅ローン商品の選択を間違った~」
という後悔をすることになるかもしれません。
そして、マイホームは大きな買い物ですから、
失敗すると人生そのものに与える影響も大きいです。
※ここに書かれていること以前に、
建築業者選びが非常に大切な
要素になります。
それ次第で、建築費が大きくなり、
当然・・住宅ローンも大きく
なってしまいます。
素人のまま、突っ走ってはいけない。
少なくても2シーズンは
勉強が必要だ。
【 業務日記:行列のできるFP事務所 】
【 武田FP 】
《 ブログ記事 アップ 》
※2件。
《 実行支援等 》
【 佐々木FP 】
《 事務所会計作業 》
《 現状診断☆ & 生活設計★ 》
1 Wさん(30代):☆3/3再ヒア待ち。(1/26着)
2 Hさん(40代):☆6/6再ヒア待ち。(5/13着)
3 Yさん(30代):☆8/22再ヒア待ち。(7/23着)
4 Hさん(40代):☆9/9再ヒア待ち。(8/23着)
5 Kさん(30代):☆9/15再ヒア待ち。(9/8着)
6 Tさん(30代):☆9/13 現状診断 依頼着。
※今日の作業。
整理整頓が終了しました。
再ヒアリングとして
メール添付で送りました。
7 Oさん(20代):☆9/23 現状診断 依頼着。
※今日の作業。
本日より着手しました。
非常に珍しいケースですが、
再ヒアリングが不要なようです。
このまま「現状診断」へ
進みます。
終了予定は10/21(金)です。
お楽しみに・・。
8 Mさん(40代):★9/29 生活設計 依頼着。
9 Tさん(30代):☆10/17 現状診断 依頼着。
素人のまま突っ走るな! ・・っと。
〇 商品販売をしない。
〇 しがらみを持たない。
誇りをもって、愚直に、
消費者側に立ち続けて16年目の
ファイナンシャル・プランナー事務所。
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