いかがでしょうか?
※その前提が難しい場合もあります。
自分の頭で考える生活設計。
〇顧問会員のSさん(30代)
(相談:生活設計・マイホーム取得)
2019.5.24 顧問会員になる。
2019.6.7 現状診断 終了。
2019.6.26 マイホーム取得シミュレーション
メールをいただきました。
2020.3.11
エフピーステーション 武田様
お世話になります。〇〇のSです。
早速お返事ありがとうございます。
二階リビングは老後の事を考えると避けたいと思って
おりました。
ただスキップフロア位であれば…という思いもあります。
せっかく出てきた土地ですので、予約状況と
土地の幅×奥行などご確認頂けませんでしょうか?
因みに十分な庭が取れるのであれば、
それはそれで日当たり確保できるのではないかと
考えますが如何でしょうか?
※はい、そういうことになりますが、
十分な庭が取れるのであれば・・という前提は、
土地の状況や道路付けの状況によって、
成立しない場合があります。
今回の土地のように 北側道路の場合には、
道路に面する部分(建物の北側)が、
駐車スペースとして取られます。
自分たちの車2台分の他に来客も駐車
できるようにするためには、
道路境界から6メートル離して
マイホームを建築するのが一般的です。
※今回の敷地は237㎡(約72坪)です。
敷地にタテヨコの寸法は分かりませんが、
写真を見た感じでは・・ざっくり17m×14m。
30数坪のマイホームを建てるとすると・・
上の絵のような状況になります。
北側道路の土地の場合、駐車スペースを取る分、
建物は南に押し下げられた配置になりがちです。
その結果、南側の奥行きは4m弱に・・
つまり、庭がたっぷり取れる状況という前提は
成り立ちません。
なので、このような土地の場合は、建物の
間取り構成の方で工夫していくことになります。
※で、不動産屋さんに電話しようとHPを確認!
「定休日は水曜日」!
建築・不動産業界は水曜が休みでした。
ダメ元で、電話しました。 相手が出ました!
「2月、3月は無休で営業しています」
ああ・・そうだった。 賃貸系の不動産屋さんは、
一年で一番の稼ぎ時でした。
さっそく、この物件がまだあるか? 確認!
「あ、この土地は買付証明を頂いています。
今月末に契約することが決まっています。」
残念!! 手遅れでした。
気になる物件を発見したら、ひたすら早く、
行動したり、検討したり、する必要があります。
私のことを気の毒に思ったのか・・
( 同じ学区で・・ )
「他社の物件ですが」と900万円の売地があると
教えてもらいました。
〇〇エステートの物件で900万円の土地がある。
今日は休みなので明日電話してみてください。
・・と、言われました。
これは、すでにSさんが知っていて却下された
物件でしょうか? もし、そうでなければ、
あす、電話確認してみようと思います。
もう一つのメールでもらっている物件は、
午後から調査・確認をします。
よろしく、お願いします。
メールをいただきました。
2020.3.10
エフピーステーション 武田様、佐々木様
ご無沙汰しております。 〇〇のSです。
土地を求め依然彷徨っておりましたが、
良さそうな土地情報が入りましたので、
アドバイス頂きたくお願い致します。
[物件詳細] 略
[質問]
①北東道路かつ家に囲まれているため、日当たり確保
難しい気がしておりますが、何とかなるものでしょうか
②気になる点ありましたらアドバイスお願い致します
※現地を見学に行ってきました。
まだ更地になる前で、家が建っていましたが・・。
前面道路幅員が6m、まともな道路です。
価格は分かりましたが・・
面積は? 縦横の寸法は? 資料からは不明です。
( 面積は 237.28㎡で 71.77坪でした )
広く見えます。
タテヨコも余裕がありそうに見えます。
※古家を解体して砂利を敷き込んで間もない、
そんな感じの土地です。
確かに前面道路は北東側で、南側や両側に
家が建て込んでいる敷地です。
この土地に建築して・・
リビングの真正面がお隣さんの外壁のみ!
という状況だと、
毎日の生活が 不快この上ありませんね。
もし、普通に1階にLDKを配置した家を考える
としたら、家族で最もくつろぐ空間を
上の写真のオレンジの範囲に配置したいですね。
あるいは、下の写真の黄色の範囲に・・。
すぐ眼前に壁が迫っている状態は、非常に
うっとうしいものです。
空間の広がりや奥行きがあって、空が見える、
これ、非常に大切なことです。
そのような間取り計画をすれば、
三方にお隣さんが迫った土地であっても、
より、快適なマイホームが造れると思います。
※さらにさらに、快適な日当たりや眺望を得たい
場合は、2階リビング・ダイニング・キッチン!
にして、1階は主に寝室にする方法もあります。
すごく快適なリビング空間ができますが、
このプランの欠点は、自分たちが老人になったら
2階への上り下りが大変になる・・ということ。
また、スキップフロア・・という方法もあります。
家族が最もくつろぐ空間を、1.5階の高さに設定
することで、確実に日当たりは確保できます。
階段は7段、2階へ上る半分の段数で行けるので、
比較的・・手軽に移動できます。
( その下は高さ1.4mの大規模納戸空間 )
まあ、色々 やりようは、あります。
もし、強い関心があるのであれば、
不動産屋さんに連絡して確認します。
予約は入っているか?
今・・購入を検討中の人がいるのかどうか?
と、いなければ、具体的な資料の取り寄せ。
マイホーム取得シミュレーション
2019.6.26
※上記グラフの根拠になる
キャッシュフロー表です。
左が現役、右が老後です。
※読者の皆さんはぜひ、マネをして
自分のものを作ってみてください。
きちんと、生活設計をしましょう。
※現役のキャッシュフロー表の拡大です。
※老後のキャッシュフロー表の拡大です。
自分で家計改善・・二度目。
※Sさん作成のキャッシュフローグラフ。
対策として、子供たちの奨学金を加味
して計画してきました。
(奨学金の返済は後に肩代わりしてあげる)
かなり、安定した人生になりました。
(現状診断時点とは雲泥の差!)
※マイホーム取得をしても大丈夫な
人生になるように、さらに自分で
改善を加えたキャッシュフローです。
夫婦の個人年金の解約は、
払込保険料総額と解約返戻金が一致
する13年後に実行!
というキャッシュフローです。
自分で家計改善・・一度目。
※自分で改善したキャッシュフローです。
マイナスにならない人生・・で、安心?
※マイナスになたなきゃいい
・・という問題ではありません。
このままでマイホーム取得をすると、
とんでもない人生になります。
S家の現状診断結果。
2019.6.7
※3人の子供たちの教育費がかかる時期、
資金不足におちいります。
現在2000万円近い貯蓄があるのに、
なぜか、人生が成り立ちません。
S家は、マイホーム取得を希望して、
当事務所の顧問会員になりました。
S家が現状のまま、
マイホーム取得に突っ走っていたら、
とんでもないことになっていました。
相談相手が当事務所ではなく、
直接ハウスメーカーに行っていたら?
ゾォ~ ・・っとします。
さあ!
ここからがFP事務所ならではの、
本当の仕事です! (武者震い!)
※上記グラフの根拠になる
キャッシュフロー表です。
左が現役、右が老後です。
※読者の皆さんはぜひ、マネをして
自分のものを作ってみてください。
きちんと、生活設計をしましょう。
※現役のキャッシュフロー表の拡大です。
※子どもが3人なので大変だと思いますが、
妻が専業主婦のままでは厳しいと
思われます。
数年後にパートに出ることができれば、
かなりの改善が見込めます。
※老後の拡大です。
※個人年金でお金を老後へ老後へ・・と
送っている場合ではありません。
日本生命の言いなりになっている
場合ではありません。
彼らは保険を売るのが仕事です。
本物の生活設計なんてやったことはない。
信用してはいけない。
お金の「時間的な置き場所」を真剣に
考えたいものです。
このようなことは、
キャッシュフロー表を作ってみて、
初めて分かることです。
自分のキャッシュフロー表を作ること、
非常に大切です。
地に足を付けて、生活設計しよう。
※夫は、大きな死亡保障が必要です。
今回の土地、手遅れだったべ。
・・っと。
〇 商品販売をしない。
〇 しがらみを持たない。
誇りをもって、愚直に、
消費者側に立ち続けて19年目の
ファイナンシャル・プランナー事務所。
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