入っておくべきでしょうか?
※今後・・保険料で失うお金と、
いざという時に受け取るお金、
どのように考えたら?
アクセス数の多かった過去記事を掲載中です。
2018/09/18
自分の頭で考える生活設計。
1級FP技能士 武田 つとむ
![](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/8062e5d91eaab75523eeb71f989de1512fec4c29.01.2.9.2.jpeg)
今日・・発見したQ&A記事を取り上げて、
コメントします。
Q 2013/5/14
地震保険って必要でしょうか??
※ちょっと古いQ&Aですが・・。
私は大船に昨年6月に新築一戸建てを購入しました。
単年度契約ですから地震保険の更新なのですが、
この必要性について皆さんはどうしているのか
お教えいただきたく思っております。
鎌倉は海に面していますが、海からは距離もあり、
私が住んでいるところは海抜は18mあります。
※海抜は低いけど、地震保険の
料金は高そうな場所柄です。
盛岡は海抜70mぐらいかな?
昔は畑だった土地ですが、地形は谷戸です。
(住所標記も”字谷戸前”です)
小高い丘陵地を切り開いて開発された土地ですから、
雨水の流入はありますが、
※それは、大きな問題だ。
本当にそこでだいじょうぶ?
配管もしっかり敷設されているようですし
基礎工事も磐石の状況と施工写真で見ましたので、
問題なく思います。
ある保険屋さんに
『地震保険というのは、
地震時に家が火災に伴って焼失ことに対する補償
という意味だけではなく
※そもそも地震保険は、
地震で消失した家を建て替える
レベルの保障ではない。
避難時の金銭的な保障という意味もある』
※地震保険の目的はこちらのみ
・・だ。
と教えて頂きました。
※「売る人」の話をありがたく
聞いてはいけない。
皆さんはどのように捉えて加入していますか?
していませんか?
今年大幅に保険代金が上がりますね、
是非お教えください。
A
地震保険の内容を知ることです。
地震が原因で火災になった場合に、
通常の火災保険の50%まで受け取れる保険です。
※50%の保障を求めると、
保険料(失うお金)が大変な
ことになりそうです。
再建築が目的ではありません。
無一文よりもマシ、という考えです。
※当たり前。
保険料を投資するか、貯蓄するか、
よく検討することをお勧めします。
※「投資」?
この人も業界の人のようです。
A
国がやっている保険で火災保険のオプションです。
ご自宅が被害にあったときに全損・半損・一部損
の三段階で保証が変わってきます。
地震、噴火、またはこれらによる津波を原因とする
火災、損壊、埋没、または流失による損害と
定義されています。
なので津波がきそうならかけておいたほうがいいかと。
家財もかかるんですが、自動車とか株券、骨董品
のようなものは適応範囲外です。
東日本大震災でいっきに加入者が増えすぎて
予算が苦しくなったので値上がりしたようです。
ただ、震災後でも仮設住宅が用意されますので、
そちらでよければ入る必要ないです。
※地震保険に入っていても、
とりあえずの生活費がもらえる
だけで、
大部分の人は再建築ができる
わけではない。
ただ、お年寄り優先なので
いつ順番がくるかわかりませんけど。
※武田FPは、
地震保険については以前から、
「再建築できるお金が
もらえるわけではなく、
被災後の当面の生活費分
にしかならないので、
加入しない方がいい。
当面の生活費ならば
正攻法の貯蓄で準備しよう。」
という立場で、自分自身も
東日本大震災後も地震保険には
加入していませんでした。
・・が、数日前に
県民共済から通知がありました。
私の家の火災保険は県民共済です。
あ・・特に何が良くて県民共済♪
というわけではありません。
1級FP技能士として、
CFP認定者として、
毎日情報発信している割には、
私自身はかなりアバウト・・で、
たまたま加入したのが県民共済
だったというだけのことです。
(そのいきさつも覚えていない)
先日、自宅フェンスが数ヶ所
自動車によってこすられたような
傷を発見して、
警察に事故証明をしてもらい、
業者から復旧工事の見積りを取って、
県民共済から保険金約42万円を
いただきました♪
今まで払った分以上のお金です♪
こんなことが頻発すれば、
保険の仕組みが成り立たなくなる
ので、普通はありえないことです。
加入者みんなが損をすることで、
保険や共済の仕組みが成り立って
います。 (当たり前)
「安いからって共済には加入するな」
と、常日ごろ言っている私です。
そうやってお世話になってしまった
県民共済から数日前に、
通知が届きました。
『地震特約のご案内』
始めから付加されている5%に
新たな「地震特約」で15%を加えて、
火災保障金額の20%の地震保障を
付けませんか?
追加する共済金(保険料)は、
年8,970円です。
このお金で448万円が保障されます。
・・という案内です。
「保険料(共済金)は失うお金だ。
400万円や500万円くらいなら、
貯蓄で準備した方が確実で良い。」
いつも通り、このような案内は
速攻でゴミ箱へ!
と、思いましたが、
「ちょっと待てよ」
踏みとどまりました。
マイホームを2度建てましたが、
その2度目でさえも、
「あーすれば良かった、
こーすれば良かった」
後悔の連続です。
お隣さんから「もらい火」でもして、
全焼してしまえば、
もっと満足のいく家が建てられる
のにな~
なんて、良からぬ妄想も。
そんなときに受け取った案内です。
もし、今の我が家が地震で完全に
損壊した場合は、
手持ちで新たに建築するのは
ちょっときついです。
が、県民共済で元々の5%と
今回の15%を合わせて20%分の
お金(約600万円)が入れば、
自分の貯蓄と合わせて、また
建築ができないこともないな
と、思われます。
掛金は年に約9000円です。
まだ30代の人であれば、
0.9万円×50年=45万円!
失うお金がけっこう大きくなって
チュウチョするところですが・・
私のような年寄りの場合は、
0.9万円×10年=9万円
まあ、
地震で壊れても建替えできる
ためのコストとしては、
このくらいのお金は失っても
やむを得ないかな・・と思えます。
で・・先ほど、申込みの
はがきを投函してきました。
『保険加入=お金を失うこと!』
自分がこの保険加入で失うお金は、
総額でいくらになるか?
きちんと認識した上で考え、
それでも加入した方がいいと
判断したら、しぶしぶ
保険料(失うお金)を払おう。
![](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/9/59af3dc4d2d24db59d2004b648ca7cedd68c115e.01.2.9.2.jpeg)
「保険加入=お金を失うこと!」
地震保険だって同じ事だべ。
・・っと。
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