『間違いだらけの不動産購入』
買付証明 ⇒ 不動産屋さんに面談。
「1か月内に施工会社も決めておいて」 ※おバカさんです。
自分の頭で考える生活設計。
1級FP技能士 宅地建物取引士 武田 つとむ
発見したばかりのQ&A記事を取り上げて、
コメントしています。
Q
先日、住宅展示場へ行き
家を建てるのに何からしたらいいか分からず
とりあえず1番最初に目についた
ハウスメーカーで話を聞きました。
※ラッキーでした。
たまたま展示場当番だった営業マンは。
「おいしそうな夫婦がやってきました」
何時間もお話しすることになってしまった
ので
その日はそのハウスメーカーからしか
お話は聞けず、後日その営業の方から
土地を実際に見てみた方がいいと言われ、
土地をみてきました。
※その営業マン、本当にラッキーでした。
他の展示場には入っていない、
今のうちに何とか料理しなくては。
そこですごくいい土地が見つかり
夫も私も気に入って契約したかったんですが、
まだ1社のハウスメーカーしか
聞いていないので
すぐには決断できないとお伝えしましたが
※当たり前です。
初めて行った展示場で、それもまだ
1社しか話をしていないのに、
ここで「決断」なんてできません。
とりあえず土地だけでも確保しといた方が
いいという流れになり
買付証明書を記入し、
銀行ローンの手続きも行いました
(仮だからと)
※営業マン 上手に料理を始めました。
既成事実をどんどん積み上げます。
無知な私達がいけないんですが、
1週間後に不動産会社と会い、
1ヶ月後には施工会社も決めておいてと
そのとき初めて聞きました。
※はい、土地も含めて住宅ローン
という人は、1か月後の契約の際に
施工会社が決まっている必要があります。
住宅ローンを融資する銀行の都合です。
購入する土地に どんな建物を
どの施工会社で建築するのか?
図面や見積書を提出する必要があります。
つまり、土地含みの住宅ローンだと、
『 建築業者の比較検討の時間がない 』
ということになります。
現実:建築業者による価格差は 数百万円!
( サイズが大きいと 1千万円以上! )
比較検討しないのだから・・・
決めた建築業者の「言い値」で建てる
ことになってしまいます。
( 建築業者にとっては 理想の形 )
( 建築主にとっては 最悪の形 )
夫とは休みもほとんど被らないので
1ヶ月で他のハウスメーカーをみることがは
不可能です
※営業マンのペースにすっかり乗って、
土地を見に行ってしまった結果、
こうなっています。
展示場見学初日は、夫婦が自分たちで
時間配分して 各社を見学するべきでした。
買付証明書はキャンセルできると聞いてますが
今回キャンセルした場合、
今度施工会社が決まってからの
同じ土地の購入は難しいでしょうか?
※それまで 土地が残っていれば です。
無くなっても また いい土地が出てきます。
それよりも何よりも・・・
①可能であれば、土地代は貯めよう。
土地を現金で買えるお金を貯めよう。
土地を予め現金買いできれば、
建築業者選びも・・・
「来月までに決めて下さい」
などということもないし、
じっくり数か月かけて、
建築業者選びができます。
②地元工務店 5社程度を比較しよう。
ゆっくり マイホームプランを考えて、
名が知れた工務店ではなく、
本物の地元工務店を 複数 探し出して、
まったく同じ条件で比較検討しよう!
建築費で 数百万円 得をします。
・・っと。
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