※おバカさんです。
自分の頭で考える生活設計。
1級FP技能士 宅地建物取引士 武田 つとむ
発見したばかりの Q&A記事を取り上げて、
コメントしています。
Q
ハウスメーカーの長期保証は無料ですか?
※おバカさんです。
無料なわけがありませんが・・・
「ハウスメーカーは長期保証で安心♪」
「数十年 無料で保証してくれる♪」
と思っているおバカさんが 多過ぎます。
建物躯体と雨漏りに関しては、
ハウスメーカーに限らず
全ての建築業者に 法律で
無償での長期保証を義務付けています。
それ以上の期間を「長期保証」します
というハウスメーカーがありますが、
定期検査を無料で行っても、
補修が必要な場合は有料です。
「保証=無料」ではありません。
ハウスメーカーで建てる場合は、
建築工事と無関係なコスト負担があるので
2~3割増しの料金を払いますが、
入居後の長期間のメンテナンスでも
競合が無いので 2~3割高い料金になります。
( HMの言い値で補修工事をする )
生涯を通じて 2~3割増しの料金を負担
することになります。
元になる分母が大きいので
とんでもない大金を余分に負担します。
生活設計の観点からは、名の通った
ハウスメーカーで建ててはいけません。
A
点検は無料でも補修は有料です。
ただ、保証期間内は無償補修です。
品確法に基づく10年保証以外に、給排水管や
ガス配管の破損・天井や床の破損は2年保証、
照明や冷暖房の作動不良は1年、
シロアリ損傷を5年などと規定されているので、
保証書の内容をきちんと確認しておく事です。
ただし、売り主がプロである場合、
たとえ保証期間が過ぎていても、
欠陥について責任を追及できる可能性もあり、
宅地建物取引業法では、宅建業者は
瑕疵の責任を最低2年間負うと定めているた
めです。
なお、別途に保証契約を交わしていれば別です。
A
10年目点検までは無料です。
勿論、
故障があり保証期間過ぎてる箇所は有料です。
長期保証は10年点検後に外壁塗装や防蟻工事や、
防水工事が必要な場合があります。
外壁塗装はタイルだとノーメンテの物もある
そうです。
防水工事はベランダが無ければない。
防蟻工事は基礎パッキンで保険料を払えば
薬剤散布しなくて良い場合があります。
そちらの方が安い。
少なくても以上の事をしなくては保証延長はない
でしょうね。
長期保証で保証してくれるのは駆体部分なので
保証延長しない事も多いと思います。
A
長期保証を謳っているのは、一般的には
「構造躯体」と「防水(雨漏り)」です。
適切なメンテを行うことで保証は無料です。
ただ長期保証という名のビジネスなので、
このメンテがポイントになります。
例えば定期点検でシーリングの打ち換えが必要
と言われれば、
見た目は劣化していないように見えても
施主負担で工事実施しないと保証継続できません。
またその工事に掛かる費用も競合が無いため、
言い値になります。
ハウスメーカーからすれば
これが非常においしいビジネスになります。
今後新築着工が減少するので、
売上・利益維持の為にこういった分野に各社
力を入れてきています。
また定期点検料は10年までは大体無償、
大手ハウスメーカーは30年まで無償にしている
会社も多いです。
それ以降の点検は有償になるので
負担もバカになりません。
・・っと。
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