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想い出は心の宝石箱に。。。

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2016.07.04
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     結婚しない生涯未婚率が、年々上昇しています・ 

 


         おひとりさまの老後は何かと大変そう

 

 

   平成27年版・厚生労働白書によると、2015年の生涯未婚率は男性24.2%、

      女性14.9%2035年には、男性約29%、女性約19.2%になると、予測されて

  います。

   

  結婚していてもしていなくても長生きすれば、最後はみんなひとりになってしまいます。

  社会学者で、自らもおひとりさまである上野千鶴子が、女性の老後シングル

  生き方を書き、75万部のベストセラーになったのが< おひとりさまの老後 >。


  数多くのケーススタディをふまえ、ひとりで安心して老い、心おきなく死ぬための

  ノウハウを、住まいやお金などの現実的な問題から、心構えや覚悟にいたるまで考察。

  そして、その続編として男性版< 男おひとりさま道 >を出版しました。

       


        

        


   

  問題は、おひとりさまが、どのように最期を迎えるのか?

   

  09年には東京23区内の65歳以上で、540人が死後8日以上経ってから発見されました。

  これは100人に一人の割合で、もはや孤立死は、得意なケースではないのです。


  危険が高いのは、定年後から介護サービスが必要になるまで

 間で、女性より男性です。

  女性は趣味や地域で交流に慣れていますが、男性は何処にも所属せず、引きこもりがち

  となってしまうからだそうです。

  

  高齢者の自立度を測る目安に、ADL( ACTIVITIES OF DAILY LIVING 

     という指標があるそうで、食事、着替え、移動、排泄、入浴など、通常の生活を送るために

     必要な、身体的能力を測る尺度のこと。なかでも、食事と排泄が他人の介助なしで出来る

     限り、男おひとりさまでも暮らしていけます。


 

       

 


  皇子を含めて、世の中の同世代の男性は< 男子厨房に入るべからず 

     との教育を受けてきました。出されたものを食べることは出来ても、自分でそれを作る

     ことが出来ない人がほとんど。しかし、料理が出来なくても食のライフライン

   さえ、確保しておけば一人暮らしには支障がないのです。すなわち、コンビニ・スーパー

  のお弁当・お惣菜が、彼らを支えているのです。

 

  そもそも、< 男は自立しているか? >との、論議がかってありました。


  自立の概念には、1) 経済的自立 2) 精神的自立 3)生活的自立 4)身体的

  自立があり、経済的には自立していても、精神的には妻や母親にどっぷり依存し、その

  うえ家に帰ったら何一つ出来ない男は、生活的自立もしていないと。



        

          


  身体的自立がある間は、食のライフラインにて生きていけますが、もし寝込んでしまい

  食事がとれない状況が長期化すれば、健康や生命が損なわれる危機に、直面してしまう

  わけです。 そして最悪の事態として、保険師や民生委員の訪問によって、孤立死

  が発見されることになる次第。

 

  男おひとりさまが、幸せな老後を送る為には、多くの異性の友人を持つことが

  必要だとのこと。そのためには人間的な魅力をもつ、可愛げのある男になることのよう

  ですよ。

      悠愛皇子のように・・・・

  

  うん・・・・なんか文句あるのう~?! 

 

 

  

  おひとりさまにちなんだ、面白い話があります。

 

                竹風堂・お一人さま詰合せ


 

 

  長野県小布施町在、1893年創業の老舗竹風堂の銘菓< お一人さま栗

 かの子 >の名称から、< お一人さま >の文字を削除せざるをえなくなったと。

 

  この和菓子は、蜜漬けの栗に栗あんをからめた< 栗かのこ >250グラムを一人で

  食べ切れる 80グラムにし、< お一人さま栗かの子 >として1979年に発売。

  これが消費者に受け大人気となり、< お一人さま >の称号は 93年登録

  商標にもなった由。

 

  ところが、連れ合いを亡くしたそれこそ< おひとりさま >にとって、こころない

  商品名との訴えが出てくるようになったことから、遂に竹風堂としてはこの称号を、

  < 栗かの子 小形 >に改名せざるをえなくなったそうです。

 

  日本の世帯数をみると、単身すなわちおひとりさま世帯数が、トップとなる昨今の

  状況から、メーカーも大手流通販売店も、こぞってここに販売の照準を、合わせるように

  なりました。すなわち、食べきりサイズ、パックという小分けの販売

  形態です。


         

         


 

  30年前にこの販売戦略とネーミングを考えた、竹風堂の先見性には驚きます。

  < おひとりさま >という死別・離別・非婚シングルを表す

 負のイメージの言葉は、確か後からこの世の中に出てきたのではないでしょうか?

  しかし、負の言葉に敏感な顧客の買い控えの動きの中で、竹風堂としても遂に苦渋の

  決断をしたそうです。

 

  < おひとりさま >というネーミングで商機を得、そしてまたその言葉が時代の

  流れの中で、負のイメージをもつことによって、足をすくわれることになったお話

  でした。

 

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Last updated  2016.07.04 23:45:53
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