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日フィル秋季定演の最終回は、ブルックナーの交響曲 第八番( ハース版 )でした。
ブルックナーの作曲した10曲目の交響曲で、演奏時間は約90分という、 とてつもなく長大な曲。しかも、第一楽章~第四楽章まで途中休憩なしで、 ぶっ通しの演奏となりました。
おくさまは、面白かったとの感想でしたが、わいはブルックナーが嫌いだから、 苦痛以外の何物でもありましぇ~~ん。だいたい、音楽というのは流れが あって、次の音が前の音階を引き継ぐものです。
ところが、ブルックナーの音楽は、前のフレーズとは全く異質なもの、音程の 跳躍が突然現れます。そして不協和音の同じ音形が、これでもかこれでもかと、 執拗に繰り返されるのです。
これではオペラと同様に、演奏時間も当然長くなってしまう。要は、ブルックナー の音楽は聴いていて楽しい、心に響くということはなく、ただただしんどい という感じ。
指揮は日フィル首席指揮者の、ピエタリ・インキネン( 1980~ )。 フィンランド人だけに、フィンランド出身のシベリウスを得意としています。 各国のオケの音楽監督を務めるなど、世界的に注目を集めている若手の国際的 マエストロ。
日フィルは弦楽器の演奏は、皇子的にはハナマル。しかし、金管楽器関係の 演奏能力が低いように思えます。ブルックナーの交響曲は、トランペットやホルンが 断末魔の叫びをあげる、重要なパートを担っているだけに、残念でした。
ブルックナーをこのようにこきおろしましたが、この感想は皇子だけではないのです。 クラッシク音楽ファンの雑誌、音楽の友では5年に1回< クラシック音楽 ベスト10 >という企画を行っています。
クラシック音楽の中で、好きな曲とか好きな指揮者とかを投票して、ベストテンを 発表するという企画。 最新2014年に集計された、嫌いな作曲家のベスト20は次の通り。 1.ブルックナー 2.マーラー 3.メシアン 4. J.S.バッハ 5.モーツァルト 6.ショスタコーヴィチ 6.ストラヴィンスキー 8.ウェーベルン 9.シェーンベルク 10.ショパン 11.ハイドン 12.バルトーク 13.ベルク 14.プロコフィエフ 15.ワーグナー 16.スクリャービン 17.ドビュッシー 18.ブラームス 19.ヘンデル 20.プーランク
中でも 1位のブルックナーは、2位を大きく引き離してのダントツ・トップ。 因みにブルックナーは、1996年から5年に1回の集計でも、常にトップに位置している とのことですから、いかに日本人はブルックナーが嫌いかということです。 そして、マーラーもそうですが、難しくて曲想を理解できない。だいたい、音楽と いうのは理解しようとするものでなく、音楽の方から自然と心の中に溶け込んで こなければ、聴く意味がありません。 皇子の嫌いな近代以降の作曲家達もベスト20に入っていて、やはりみなさんも こ難しい曲は嫌い、ということなのです。 ただこのランキングで解せないのは、バッハとモーツァルトが入って いること。 この2人がなぜ突然嫌われてしまったのでしょうか???? ブログ村ランキング参加しています。 下の画像を応援クリックしてね。 ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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