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盂蘭盆会、これを< うらぼんえ >と読めた方は、いらっしゃい ますか? インドのサンスクリット語< ウラバンナ >、ペルシャ語の< ウラヴァン > からきた言葉で、いわゆる< お盆 >の正式名称。
一般的には、月遅れで8月半ばに行いますが、本来は7月15日がお盆。 13日が< 迎え盆 >お盆の入りで、先祖の霊を迎えます。そしてお盆の間、 霊達は家族とゆっくりと過ごし、16日に精霊送りで霊を送りだします。
京都の< 五山送り火 >、奈良の< 大文字送り火 >、長崎の< 精霊流し > など、精霊送りの行事が各地に残っていますね。
昨年8月27日早朝母が急逝、今年は新盆となることから、新盆を迎える檀家の合同 供養法要開催の案内が、皇子家の菩提寺からありました。来月には、1周忌 法要を執り行うことにはなっていますが、合同供養にも参加することとしました。
午前と午後二回開催され、皇子は午前の部に参加しましたが、午前だけでも 総勢35名と盛況な新盆の合同供養。 待合室の広間には、お茶とお菓子が用意されていました。
それでは本堂の方へと、ご住職に案内されて行くと、大きな数珠が置いて あります。 何するねん???????
ご住職の説明では、百万遍・大念珠繰り、百八万遍とも言われ、地方 ではよく行われる宗教的な行事だそうです。 ご住職が大数珠の輪の近くで鉦を叩き、檀家たちは大数珠を両手ですくいあげ、 時計と反対廻りでゆっくりとまわします。
菩提寺は浄土宗ですので、全員で南無阿弥陀仏・南無阿弥陀仏と念じ乍ら、 廻します。大数珠の大きな玉の部分が自分の前にくると、玉をを額まで引き上げ気持ちを さらにこめて、念じながら廻します。
いや~~、初めて経験しましたが、興味深い仏事ですね。
そして、先代( ご住職の父上 )が登場し、ご挨拶。 ( 今回が最後、最後と思いながら、今年も供養の法要を務める事が出来、 仏様に感謝。今日は懐かしいお顔のみなさまを迎えられますよう、 心から念じさせて戴きます。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏・・ )
85歳を越えるご高齢で且つ持病がある身ゆえ、足元がおぼつかない。 でも読経の声には、はりがあってさすが先代でごじゃりまする。
掛け軸にある法然上人が詠まれた和歌を、全員で歌って法要は終わり ました。
この意味は、 月の光はこの世をあまねく照らし、どんな辺鄙な里にも届くけど、それを 眺める人の心が澄んでいるいるからこそ、その美しさが心に宿る ということです。
心を澄ませる、つまり阿弥陀さまの光に心を向けて、南無阿弥陀仏と一心に 念じてこそ、阿弥陀如来の光( 仏の救い )は人の心に住むものと、宗教的 には解釈すべきものです。
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