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想い出は心の宝石箱に。。。

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2019.10.08
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カテゴリ:音楽
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​​​​​   9月23日に開催された、コバケン指揮による​​​秋季サンデー
 コンサート
  ​に次いで、今回は​
​​山田和樹によるもの。​​


​​ 山田和樹 (1979~ )は、芸大指揮科でコバケンに指揮法を習っただけに、

   彼の弟子とされて​​
います。



       



 芸大を2001年に卒業後、パリ管弦楽団、フランス国立管弦楽団など欧米のオーケ

   ストラに客演。
其の後、NHK交響楽団を初め、日本フィル・読響など主要のオーケ

   ストラを指揮。

 
​​​ 2009年、ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝し、日本人としては1959年に

   小澤征爾が​​​
優勝して以来7人目の栄誉に輝きました。小澤征爾が最も期待

    する、若手の指揮者と言われています。

 

 

 本日の演目は、








​​​ まずは、シベリウス 交響詩< フィンランデイア >。​​​

  1899年に作曲、1900年に改訂されたもので、彼の作品の中ではもっとも

 知名度が高いものですね。
 

 作曲された当時、フィンランド大公国は帝政ロシアの圧政に苦しめられており、
 

​​ 独立運動が起こっていました。シベリウスが作曲した当初の曲名は

 「フィンランドは目覚める」 (Suomi herää) で、独立運動の精神的支柱

 となった曲でした。 

​​

​​ フィンランド出身のレニーン・ハーリン監督による映画< ダイ・ハード
 2
 >のラスト(ノースイースト機が緊急着陸を試みる)シーンや、

 エンディングにも使われましたので、皆様も聴いた事があるかもしれません。 ​​

 

​​​​      





    続いて、ソリスト岡田奏( おかだ かな )を迎えて、ラフマニノフの

 ピアノ
協奏曲第二番
 


    Kana Okada_1(c)Kazashito Nakamura

 ​​​​

 函館市生まれ、15歳で渡仏しパリ国立高等音楽院のピアノ科と室内楽科を

 最優秀で卒業。ヨーロッパと日本を拠点に活躍しています。


  

       



  ピアノ協奏曲第2番は、1900~1901年に作曲されたもので、ラフマニノフ自身に

 とっても復活のきっかけとなった重要な曲。

​​​​​​ 映画『逢びき』やマリリン・モンロー主演の『7年目の浮気』でこの曲が

 使われ、特に「 逢びき 」では、至るところでピアノ協奏曲第2番が流れます。

    日本でも、『のだめカンタービレ』で取り上げられていますよ。​​​​​​




 以上の能書きは別にして、前半部はほとんど寝ていたんですよ。

​​​ 実は朝起きると、鼻水がとまらない。

     ゴホンときたら、龍角散
     風邪にスーとストナ
     効いたよね、早めのパブロン
     早く飲めば早く効く、武田のベンザエース
     風邪にルル三錠
 

 出かけに風邪薬を飲んだので、コンサートホールにきてその効き目を発揮、

 スイマせんと睡魔が・・・
​​​


 そこで眠気覚ましになるかと、オペラグラスで岡田の顔を見ると、

 えつ・・・ポートレート、何十年前のを使ってんねん!!

 皇子を覚醒させることもなく、それ以後の記憶が全くごじゃいません。

 

 
 15分休憩の間に、タバコを吸って心身ともに、リフレッシュ。

​​​ 後半のベートヴェンの交響曲第五番 < 運命 >に臨みました。​​​


       

​ 

 ジャジャジャ~~ン、ジャジャヤジャ~~ン・・

 と誰もが知っている、クラシック音楽では最も有名な曲ですね。


​​ ベートーヴェンの交響曲の中でも、緻密に設計された作品であり、その主題

 展開の技法や「暗から明へ」というドラマティックな楽曲構成は、後世の

 作曲家に模範とされたそうです。 ​​




 山田和樹は男性として小柄な体型ですが、タクトを持って指揮に入れば、

 そのダイナミックさから、
とても大きく見えました。

​​​ 指揮台で飛び跳ね、蝶のように舞い蜂のように刺すその指揮は、

 コバケンの若かりし頃は​​​
こうであったであろうと、その姿が彷彿として

 よみがえりました。



 ベートーヴェンの運命はよく聴くクラシックですが、山田の素晴らしい指揮と

 日本フィルの一糸乱れぬ演奏に、
思わず( ブラボ~~~!!! )と皇子

 叫んでしまいました。





         




 いやあ~~、山田和樹、気に入ったあ~~!! 

 コバケンが振れなくなったら、山田和樹の追いかけになろう?!


                 

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Last updated  2019.10.08 12:07:23
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