想い出は心の宝石箱に。。。

　


　　　　　　青空の　いつみえそめし　梅見かな

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（　久保田　万太郎　）

　　　　　　梅白し　　峡は片側　　より暮れて

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（　有働　亨　）

　　　　　　蕾はや　うす紅梅と　わかるほど
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（　野村　泊月　）

　　　　　　いつ見ても　　梅寂光の　　中にあり

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（　川本　臥風　）

　　　　　　　紅梅や　まばゆき糸を　紡ぎをり

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（　加藤知世子　）　　　　

　　　　　　観梅の　　われのみマント　　翻しゆく

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（　岡本圭岳　）

　　　　　　脂粉なく　父をねぎらう　　梅見酒　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（　伊藤　利恵子　）

　　　　　　　紅梅や　病臥に果つる　　二十代

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（　古賀　まりこ　）　　　　　　　　　

　　　　　　多摩の山　　左右に迫りて　梅の里

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（　高浜　虚子　）　

　　そこで、皇子も１句。​

　　　　　観梅の　列もまたもや　じじとばば

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（　悠愛皇子　）

　帰りの車中で前に座っていた、気持ちの優しい若者が

（　どうぞ。　）

（　ありがとう、でも大丈夫ですよ。そんなに年寄りに、見える？？　）

（　失礼しました。父とよく似ているので・・・　）

（　君のお父さん、イケメンなのね。　）

（　・・・・・・・・・・・・・・・　）

　​シルバーより　老いても金と　席拒み​​

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（　悠愛皇子　）

​　　　　　　　　ブログ村ランキング参加しています。

　　　　　　　　　下の画像を応援クリックしてね。

　　　　　　　　　　　　　　　↓
                        
                                にほんブログ村