新幹線で温泉に行こう<3>
猿ヶ京温泉
1958年に完成したダム湖「赤谷湖」のほとりに宿が立ち並ぶ、比較的新しい温泉。
「比較的新しい」というのも、もともとは今のダム湖の底に当たるところに上杉謙信も立ち寄ったという古湯「湯島温泉」があった。
ダム建設の折、水没を免れた現在地に集団移転、名称も現在の「猿ヶ京温泉」に改めて再スタートを切ったものだ。
「猿ヶ京」の由来も、謙信の故事に由来する。
このため、旅館は近代的なものが多く、高度成長、国内旅行ブームだったころの面影を残していると言える。
泉質はカルシウム・ナトリウム硫酸塩、塩化物泉。
湯量たっぷりで、各宿とも風呂に趣向を凝らしているのが特徴だという。
群馬県新治村
猿ヶ京温泉郷
上越新幹線 上毛高原駅から、関越交通バス30分(このバスは在来線沼田駅始発)
猿ヶ京温泉 ホテル湖城閣
猿ヶ京温泉 猿ヶ京ホテル