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テーマ:温泉について(1677)
カテゴリ:勝手に温泉案内
さて、「大正館」到着、部屋に通され仲居さんの挨拶を受け、夕食の膳までちょっと時間が。 そこは、やっぱ温泉でしょう 鳴子温泉は、世にも珍しい、「1つの温泉地で全く異なる複数の泉質の湯が沸く」温泉地として、通の間で知られているようです。 日本国内で湧出するする11の泉質のうち何と9つの泉質(項目)が、この鳴子の源泉約370本から出ているそうです。 従い、旅館組合なんかのパンフレットやHPにある旅館一覧表には、各旅館で使用している源泉の泉質が細かく記されています。 中には、同じ宿でも浴場により違う湯を引いているところもあるようです。スゴイ ※「鬼首」「中山平」など鳴子温泉郷の他の温泉地も含む 鳴子温泉 大正館<宮城県> 大正館さんの浴場は、2つ。 「露天風呂つき大浴場」と「大浴場」。 露天の有無、湯船の大きさが大きく異なるので、時間(21時20分から30分まで整理時間)で区切り男女交代制になっておりました。 湯気でなーんも見えませんが、こちらが露天無しの「大浴場」。21時20分まで男湯です。 非常にシンプルで、洗い場は3つ。 成分表の記載では、もともとは「女湯」だったようです。 湯はさらり。少々、硫黄の香りがします。 脱衣場の分析表によると、「含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)低張性中性高温泉」、源泉温度は76℃だそうです。 源泉は町有源泉(いまは市有か)。 泉質別禁忌症欄に「高齢者の皮膚乾燥症、皮膚・粘膜の弱い人、特に光線過敏症」とあるので、どうやら成分は濃いようです こちらもモヤって良く分かりませんが、「露天つき大浴場」。 成分表には「男湯」とありました。こちらは21時20分まで女湯。21時30分以降翌朝まで男湯。 湯は、「大浴場」と同じ。 内湯も広々、「大浴場」の倍くらいの広さがあります。 こちらが、お待ちかねの「露天風呂」(翌朝撮影) 街中の土地が無いところに作られた露天なので、狭く、圧迫感はあります。 岩風呂になっていて、適度に苔むしているのが風流です。 しかし、ワタクシは「コケ」と「シダ植物」がどうも苦手なので、落ち着きませんでした(笑) この写真をみると、湯が少々濁り湯ないることが判りますね 成分表では「殆ど無色透明」ですが おまけ こちらのパウダールームは綺麗にリフォームされていて快適です。 湯上りのお冷、かみそり、コーム(くし)、ローションなど一通り揃っています。 やっぱり温泉は温まりますね ほっこり火照ったところで、おまちかね、若板長プロデュースの会席料理です。 ブログランキング「地域情報(東北)」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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