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旅とメシと鉄道と酒と温泉と…あと何だ??

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完結! 2年連続!!キュンパスで2泊3日南房総へ!

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花巻マルカンデパート惜別ツアー

(2016年5月)

※マルカンビル自体は後継の運営者が決まり、
名物の大食堂も営業を再開しています

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2007年05月28日
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秋田県立図書館の新着図書コーナーに、地理学関係の本が一気に3冊入りました。
『地域調査ことはじめ-あるく・みる・かく-』『日本の地誌』『日本からみた世界の諸地域』。

『地域調査ことはじめ』をちょっと読んでみました。


地域調査ことはじめ

地理学をやっていると、必ず(といっていいほど)フィールド調査が必要になります。しかし、テーマを何にするか、対象地域はどこにするか、悩みどころです。
本書では22名の若手研究者が、各々が学部生や院生だった頃に公刊した学術論文を取り上げ、当時の経験、失敗、得た事を分かりやすく紹介しています。
いわば、論文作成過程ドキュメントです。
各大学である程度確立している調査スタイルがありますが、その違いも分かるように、あるいは他校の方法論を取り入れることができる様に、執筆者22名の出身大学はさまざまです。

3部構成になっています。
第1部は「分野別の地域調査」。
過去の研究成果が豊富で、手法がある程度固まっている分野の論文を取り上げ、調査手法や資料分析法などを紹介しています。
第2部は「地域調査の諸手法」。アンケート、聞き取り、資(史)料分析、GIS(地理情報システム)などを紹介し、解説。
第3部は「文化・社会の地域調査」。
文化地理学、社会地理学の調査経験を紹介し、この分野の調査特有の諸問題や、成果公表時の配慮(肖像権など)について解説しています。

上記の通り、各執筆者が自分の論文をサンプルに紹介していますが、手法のほかにも、テーマや地域設定のきっかけ(どうやら「自宅(実家)に近いから」という理由が最も多いようだ)や、調査中のハプニング、運が良かった体験などの記述もあり、面白いです。

手法解説本は今までにも何冊も出ていますが、この本はより実践的(何と言っても論文作成時の経験談)であり、今まさに人文地理学諸分野の卒論を手掛けようとしている学生の皆さんにお勧めです。

執筆者とテーマは次の通り
1-1 都市の地域調査(堤純、愛媛大)、1-2 村落(中川秀一、明治大)、1-3 農業(仁平尊明、筑波大)、1-4 工業(鹿嶋洋、三重大)、1-5 歴史(米家泰作、京都大)、1-6 観光(佐藤大祐、長崎国際大)、1-7 行政(杉浦真一郎、名城大)

2-1 アンケート調査による地域調査(中澤高志、大分大)、2-2 地域調査のテータ処理(谷謙二、埼玉大)、2-3 GISを用いた地域調査(横山智、熊本大)、2-4 企業へのインタビューによる調査(水野真彦、大阪府立大)、2-5 ライフヒストリーによる地域調査(湯澤規子、明治大)、2-6 史料分析による地域調査(山村亜希、愛知県立大)、2-7 地域調査とトライアンギュレーション(梶田真、東京大)

3-1 村落社会を見てあるく(今里悟之、大阪教育大)、3-2 「伝統性」を考える(濱田琢司、学振特別研究員)、3-3 宗教の空間構造を考える(松井圭介、筑波大)、3-4 都市の歴史空間をあるく(加藤政洋、立命館大学)、3-5 ジェンダー化された空間を読み解く(影山穂波、椙山女学院大学)、3-6 工都に生きる出郷者から学ぶ(山口覚、関西学院大)、3-7 フィールドとの「距離」と「つながり」(原口剛、大阪市立大)、3-8 参与観察の実践(杉山和明、学振特別研究員)

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最終更新日  2007年05月28日 12時56分01秒
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