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カテゴリ:ドライブ&道の駅
高尾山へ行ってきましたぁ~
あいにく少し靄っていたけれど、遠くまで眺められてサイコー 山河の眺めは癒されますね 街の直ぐそばにこんな景色と空気の良いところがあるのはいいこと。 空気がおいしく、肺の中一杯に(?)詰め込んできました 山道を登るのがちょっと大変だけど、 今度はお弁当を持って行きたいデス あ、絶景の写真を撮ってきたのでお見せしましょう … [お客様からクレームが届いております] ケーブルカーで登るのではないのか~! 高尾山からこんな景色は見えないぞ~ 天狗はどこだ~! …私、正直者です(たまにそうではないこともあるが)。正真正銘、これは「高尾山」8合目からの眺め。 しかし、「東京の高尾山」に行ったとはヒトコトも言ってないぞっ ここは、「秋田の高尾山」じゃ。 秋田市雄和女米木(めめき:旧河辺郡雄和町)というところから登る山で、「高尾山」といいます。山頂の標高は383mで、270mくらいのところに公園と山荘があります。かつては山伏・修験者の霊場であって、山賊と坂上田村麻呂との伝説も残っています。 昭和40~50年代に、最も眺めの良い8合目付近が公園として整備され、ここに通ずる山道も近年に国道341号線に指定され(但し、「酷道」である)ました。しかし、年1度のイベントの時以外は、利用者は極めて少ないようです。 「高尾山荘」です。 秋田市の施設です。宿泊はできません。管理人のオッチャンがひとり、屋外にイスを出して暇そうに佇んでいました。 山荘前の広場で眼下の眺望(上の写真)を撮っていたら、後ろに気配が…。振り向くとカモシカ君が立っていました。こっちも驚いて声を上げたら、「パカッパカッ」と足音をたてて林の中に消えてしまいました。 道路から展望台に上がると、GPS固定点を発見 「電子基準点」かと思いましたが、調べてみたらGPS固定点でした。地籍調査の推進を図るために国土地理院が設置した装置です。電子基準点と似た装置ですが、GPS固定点は地積測量や工事測量でGPS測量を行うにあたり、業務が円滑に遂行できるように国の予算で固定装置を取り付けたものです。 基本測量の系統では、「四等三角点」になるそうです。 雄物川を挟んで北側の雄和糠塚の観光交流館(ダリア園)にも同様の装置があるそうです。 ちなみに、展望台からの眺望は利きませんでした もう一度、一番上の写真をご覧いただきましょう。 この景色の中に、地理的事象がわんさか。 自由曲流、曲流帯、河跡湖、旧河道、自然堤防、氾濫原、山地、台地、集落… 地理屋には堪えられない景色でしょう。ちなみに、最も奥に見えるトンガリ山は、たぶん神宮寺岳です。 高尾山より低いが、林業以外に人間による利用がほとんど行われていない丘陵地がダダーッと広がっています。これも絶景。 国土地理院地形図閲覧ウォッちず「1:25000地形図 新波[北東]」 気に入ったらポチ→ (「ブログランキング地域情報(東北)」にジャンプします) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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