|
テーマ:温泉について(1677)
カテゴリ:勝手に温泉案内
大仙市(旧仙北町エリア)の田園地帯のド真ん中に建っている公共温泉施設です。宿泊もやっているようです。
入浴料は大人400円。「温泉本」の割引を受けようと思ったら、「柵の湯」での割引利用は先月末で終わってしまっていました 「柵の湯」の名の由来ですが、直ぐ近くにある国指定史跡「払田柵跡」(ホッタノサクアト)という平安時代の謎多き城柵遺跡からとられたものです。 (→Wikipedia「払田柵跡」) さて、館内は玄関を入るとフロントとロビーがあって、フロントで入浴料金を支払い。ロビーから長い廊下(お城をイメージ?)を進むと浴室です。 入浴客が大勢いたので、浴室の画像はありません。 内湯と露天がありました。内湯は特に代わり映えのしない石造りの長方形の浴槽に、これまた特に代わり映えのない単純温泉の湯が注がれています。他にサウナと水風呂があります。 特徴を挙げるとしたら露天風呂でしょう。 湯は内湯と同じ単純温泉で、岩風呂になっていますが、浴槽が広い テレビでよく見る高級別荘のプライベートプールくらいの広さはあります。 常連ではないと思われる家族連れなどのお客さんは、一様に「広いね」と感嘆の声を上げていました。 そして、景色。露天風呂は山に囲われた場所、あるいは高台にあることが多いですね。ところが、ここは平野(地形学的には「盆地」だが)のド真ん中。従って、立ち位置の目線より下には壁があって、湯に浸かっている間は空を眺めるしかありません。しかし、周囲に住宅が立ち並んでいるわけでもない。とにかく田んぼです。自然の光をジャマする人工の光は、露天風呂の照明だけ。 ちょうど、午後6時過ぎの夕暮れの時間。東の空が青から紫、そして暗闇に変化していく様子がとても綺麗でした。 再度「湯」について述べると、温まることは温まります。少し塩素の臭いがきついのが玉にキズですね。 史跡の里交流プラザ 柵の湯 秋田県大仙市板見内字一ツ森 定休日:第1・3火曜日 国道13号大曲市内より「払田柵跡」(看板有り)を目指すと良い。払田柵跡に近づいたら(or到着したら)、「柵の湯」の看板を探す ※この辺は田んぼの中に道路が入り組んでいます。角館方面から25分で到達できるそうですが、道に迷いやすくお勧めはしません。 秋田新幹線・奥羽本線・田沢湖線「大曲」駅前徒歩5分のデパート「ジョイフルシティ」内の「大曲バスターミナル」より路線バスがあります。 みどころ ・国指定史跡払田柵跡 ・秋田県埋蔵文化財センター ・花火の街「大曲」 (「柵の湯」における全国花火競技大会当日の宿泊予約は、全てハガキ抽選制) 古代国家と東北 古代東北史 街道の日本史(10) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[勝手に温泉案内] カテゴリの最新記事
|