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カテゴリ:乗り物話題いろいろ
前回の続きです。
特急「いなほ10号」は、定刻通りに秋田駅を発車しました 発車するとすぐ車内放送。 車内放送はJR東日本の新幹線・特急ではおなじみの、元フジテレビ堺正幸氏の声による自動放送です。 羽越本線は、秋田駅を出て通過駅3駅目の「桂根」から海沿いを走ります。 象潟小旅行 15 posted by (C)Traveler Kazu この川は、下浜駅を通過して間もなく渡る「境川」。 その名の通り(?)秋田市と由利本荘市(旧岩城町の地区)との市境となっています。 象潟小旅行 16 posted by (C)Traveler Kazu 道川駅を通過したところ。 秋田市下浜~由利本荘市の道川のあたりを境に、民家の屋根材が変わります。北ではトタン屋根、南では瓦屋根が主流となります。秋田市では見られない瓦屋根の集落を眺めながらの車窓です。 ※単体で瓦屋根を使用している民家は秋田市にもあります この列車「いなほ10号」には車内販売があります。 車内販売のコーヒーを食後のコーヒーとして、海岸沿いの瓦屋根集落を眺めながらまったり。 車内販売の担当は、NRE新潟支店。 (NRE秋田支店担当の列車もあります) 新潟の駅弁も積み込まれ、お昼時とあって販売員を呼び止める声が方々からかかっていました。 島式漁港公園・道の駅と国道を挟んで隣接している「岩城みなと」駅を通過すると列車は一旦内陸へ。 象潟小旅行 17 posted by (C)Traveler Kazu 折渡駅を過ぎて、千体地蔵を参拝する霊場「折渡峠」をトンネルで抜けて、列車は穀倉地帯である「本荘平野」に出ます。今では希少価値となった「ササニシキ」の作付が比較的活発だと聞きます。 ちなみに、列車は上り列車ですが、折渡トンネルの下り線は掘削工事の一部で日本初のシールド工法が採用されたトンネルとして有名です。 象潟小旅行 18 posted by (C)Traveler Kazu 列車は、本荘由利地域の中心駅で由利高原鉄道への乗換駅「羽後本荘」、TDK関連のビジネスマンの乗降が多い「仁賀保」と停車します。車内の人数は微増傾向。 列車は揺れも少なく、騒音も少なく、エアコンの効きもよく快適。滑るように走ります。 15年落ちの中古車とは思えぬ快適さ 鉄道ファンは485系の「いなほ号」からの撤退に嘆き悲しみましたが、一般客の立場で乗車すれば、断然E653系の方が良いですね。 象潟小旅行 20 posted by (C)Traveler Kazu 普通列車なら1時間10分ほどのところ、およそ50分で「象潟」に到着しました。 観光地とあって乗下車同数ほど。 象潟小旅行 19 posted by (C)Traveler Kazu いなほ10号はこの先、遊佐、酒田、余目、鶴岡、あつみ温泉、府屋、村上、坂町、中条、新発田、豊栄と停車して、新潟まであと2時間40分の長旅です。 さて、隣にはきらきら輝く(笑)電車が停車しています。 象潟小旅行 21 posted by (C)Traveler Kazu JR新潟支社ご自慢のクルージングトレイン「きらきらうえつ」です。 車内はリゾートしらかみのようなゆったりした座席に大きな窓(こちらは横長)、ラウンジにミニビュッフェまであって、笹川流れをはじめとする日本海の景色を眺めながら旅行できます。 列車種別は「臨時快速」で、乗車券のほか指定席券があれば乗車可能(特急券は不要)。 土日祝日、繁忙期を中心に新潟~酒田間で運行中ですが、このように象潟まで延長運転される日があり、なかでも年間数日だけですが羽後本荘まで延長される日もあります。停車駅は特急並みに絞られているので、乗りドク列車ともいえます。 さて、駅員氏が改札でお待ちなので(象潟駅は駅長配置駅)、撮影もそこそこに改札を出ましょう。 次回は、「いなほ」内で食した駅弁をご紹介します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年08月14日 23時27分10秒
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