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カテゴリ:関東 勝手に観光案内
さいたま新都心駅の近くにある「一の鳥居」から、日本一長いともいわれる参道を通って約30分。
ついに、武蔵国一宮 氷川神社に到着しました 前回の記事「氷川参道」歩きはこちら 大宮・氷川神社の三の鳥居、これより境内となります。 皆さん、鳥居をくぐる際には入る人も出る人も一礼しています。 神社参拝の基本的な作法なのですが、地方では行わない人も多いです。 地方では、神社に行くのは初詣か、夏祭りがあればその時くらい。 さすが、関東、特に東京に近い地域に住む方々は、神社に参拝する機会が多いようですね。 私も一礼して、境内に入ります。 戦艦武蔵の碑 戦艦武蔵は、太平洋戦争時に建造された、「世界最強」と謳われた大和型戦艦の二番艦です。 皆さんご存知の通り、攻撃を受け海中に没したわけですが、竣工時に氷川神社の神職が出向いて神事を執り行い、艦内には氷川神社の分社が分祀されていたそうです。 現地にある説明碑より 緑の木立が青空に映える気持ち良い境内。 氷川参道の一の鳥居から三の鳥居まで、およそ2kmひたすら直線だったのに、三の鳥居をくぐって境内に入った途端、若干の左カーブします。 境内の参道が曲線を描いているのは珍しいですよね。 木立の先、池を橋で越すと、朱塗りの楼門が参拝者を出迎えてくれます。 楼門の内側に生えている巨木。 この木に触れると良いことがあるのか、皆さん掌を当てたり、抱き付いたりしていました。 氷川神社は由緒ある大神社だけあって境内社がいくつもあります。 そのうちの、左が門客人神社、右が御嶽神社であります。 そしてこちらが、氷川神社の拝殿であります。 神社のホームページによりますと、現在の拝殿は、昭和15年に建てられたのだそうです。 そして、随時祈祷を受け付けているということだったので、初穂料をお納めして、お祓いをして頂きました。 だいたいこんな流れ↓ 氷川神社の各種のお祓いは、個人で受ける場合は予約不要で毎時00分と30分から。 申込書を記入して、初穂料(5000円~)とともに受付(御札授与所)に提出すると、時間が指定されますので、それまで周囲を散策したり、待合室で待ちます。 時間は、毎時15分、45分までに受付を済ませると、その直後の回が指定されますが、混雑状況によっては、そのあとの回になる場合もあるようです。 時間になると氏名を呼ばれるので、その順番に祈祷殿に入り、全員でお祓いを受けるという段取りです。 ※拝殿で受けるのではない お祓いの内容に関わらず全員一緒にお祓いを受けるので、厄払いも商売繁盛も、初宮参りの赤ちゃんも一緒でした。 服装は自由で、初宮参りの赤ちゃんのご両親やご家族はスーツなど良いお召し物でしたが、Tシャツで来ていた若い男性もいました。 夏に気になる祈祷殿の環境ですが、待合室、祈祷殿とも冷房完備で快適でした。出たくない(笑)
神社の周囲は公園(大宮公園)になっています。 神社の入り口は正面(鳥居)のほかに、公園側にもあり、こちらにもしっかり、標柱が立っております。 「官幣大社 氷川神社」 「近代社格制度」という、明治時代~終戦まで用いられていた、神社に対する国家の待遇を表す等級では最高位にあたり、皇室に縁があるとされる「官幣大社」に列せられた、格の高い神社だったことを表しています。 ※神宮(伊勢神宮)はすべての神社の上とされたので、この制度に入らない 東北では月山神社のみ、北海道では札幌神社(いまの北海道神宮)のみ。 近畿にはたくさんあったようですがね。 この制度はGHQの指示で廃止されたので、現在では社格の部分をコンクリで埋めてあったり、新規の社名標には彫られないものですが、氷川神社のものは、どれもはっきり読める状態で残されていました。 もし、お近くの神社の社名標が、社格のわかる状態でしたら調べてみると面白いです。 話が飛びましたが、お祓いを待つ時間、境内の外にあたる「大宮公園」を少し散策しました。 お祓いを受けた後、次の目的地へ向かう際に撮影した写真と合わせて、次回は「大宮公園」を少しご紹介します 武蔵国一宮 氷川神社 埼玉県さいたま市大宮区高鼻町1-407(社務所) 埼玉県を中心に多数の「氷川神社」の総本社であり、その中には他にも有名な「氷川神社」があるため、 ここは「大宮の氷川神社」と呼んで区別するようです。 夕方~早朝は楼門が閉じられています。開門時間は季節により異なるそうです。 列車・バスでのアクセス JR東北新幹線・東北本線・高崎線・京浜東北線「大宮駅」より、徒歩20~25分程度(公式では10分となっていますが、もっとかかると思う)。 大宮駅の東口を東へ進むと、やがて「氷川参道」にぶつかりますので、左折して下さい。 東武アーバンパークライン(野田線)「北大宮駅」から、徒歩10分以内で境内に近づけそうです。 ※「大宮公園駅」でもよいですが、氷川神社へ行くには少し遠回りです マイカーでのアクセス 東北自動車道(E4)「岩槻IC」より、県道2号線経由でおよそ15分とのことです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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