就職難
来春卒業予定の大学生の就職内定率は60%を切っているそうな。高校生にとってはなんと!40%台なんですと!資源の少ない日本にとって、有り余るほどのぴちぴちの人的資源が活用できないとあっては、これはかなり深刻だ。もっと深刻なことは、早期退職による技術者(これこそ宝だと思うが)は、サムスン、LG、ハイアールにながれ、益々、日本が立ちゆかぬ原因を作っている。よって、日本では人が余る。ますますデフレに拍車が掛かる。いまや日本津々浦々コスト削減策ばかりが幅を利かせ、人的資源はコストと見なされている。人は利益を上げるための道具と化してしまった。利益が上がらなければ、「切る!」が美談となり、2万人を切ったカルロス・ゴーンは英雄にった。しかし、ここで考えなければならぬのは、従業員こそが購買者なのである。巷にあふれるすべての商品の購買者である。この購買者をいらないとばかりに切り捨てれば、結局回り回って己が首を絞める。経団連の御歴歴に云う。不況と云いながら、大企業の内部留保は2倍にふくれあがったとも聞く。ここはそれを全部はき出すつもりで、新規採用を計るべきではないか?金は、社会を動かす血液だが、市中に出回ってこそ、その価値を発揮するのである。そこそこの企業には、みんなご立派な社訓や社是が掲げられている。ところが、それと相反する所為が当たり前になってしまった昨今。何のために起業し何のために操業しているのか?そもそも原点にたち返ることが何よりも必要であろう。理念無き企業は滅び去るのだ・・・なんてことを言うと「そいじゃ、会社がつぶれたらどうすんのさ・・・」殺し文句が聞こえて来そうだが・・・毎日正午UP!!限定プライス!!ブログランキングに参加しています