金本位制ってどうよ?
世界はUSAドルを基軸に回っている。ドルが高くなれば必然的に円が安くなる。円が安くなれば、輸出企業には優位に働き反対に輸入業者は青息吐息になる。日本はエネルギーも食料も輸入によってまかなわれている。物価が高騰すれば、デフレ基調の日本はスタグフレーションにあえぐことになる。諸悪の根源はアメリカ経済いつだって彼の国の事情に振り回される。この現象を緩和するには世界通貨を金本位制にすればいいという案がある。つまり世界各国、金保有量に応じて通貨を発行するという寸法である。そうすればMMT論者の言うように自国通貨であれば、大量発行しても差し支えないなどとほざいての自国通貨のでたらめ発行はなくなる。よって昨今のような大幅な物価上昇は生まれない。日本は失われた20年とか30年とか言われ給料は目減りしていると言われている。がしかし、世界に比べて日本は、物価上昇が比較的抑えられている。それは、通貨発行額が大したことではなかったからか?失われた30年は、悪く言えばゼロ成長よく言えば物価は安定していたともいえる。ちなみに2022年7月に発表された世界各地の「ビッグマック指数」は以下のとおりである。ビッグマック指数(Big Mac index)は、世界的ファストフードチェーン店マクドナルドのビックマックの販売価格を基準にして、異なる通貨の購買力を比較する経済指標だ。順位国通貨円換算評価率1スイス(スイス・フラン)6.5092530.32ノルウェー(ノルウェー・クローネ)62.0086421.63ウルグアイ(ウルグアイ・ペソ)255.0083918.14スウェーデン(スウェーデン・クローナ)57.007718.55カナダ(カナダ・ドル)6.777242.06アメリカ(USドル)5.15710 07レバノン(レバノン・ポンド)130,000.00700-1.48イスラエル(新シェケル)17.00682-4.09アラブ首長国連邦(UAEディルハム)18.00676-4.810ユーロ圏(ユーロ)4.65657-7.511オーストラリア(オーストラリア・ドル)6.70638-10.212アルゼンチン(アルゼンチン・ペソ)590.00638-11.313サウジアラビア(サウジアラビア・リヤル)17.00630-12.114イギリス(イギリス・ポンド)3.69612-13.815ニュージーランド(ニュージーランド・ドル)7.10610-14.016ブラジル(ブラジル・レアル)22.90586-17.517バーレーン(バーレーン・ディナール)1.60585-17.618シンガポール(シンガポール・ドル)5.90585-17.719クウェート(クウェート・ディナール)1.30583-17.920チェコ(チェコ・コルナ)95.00548-22.921コスタリカ(コスタリカ・コロン)2,650.00539-24.122ニカラグア(コルドバ・オロ)139.00534-24.823スリランカ(スリランカ・ルピー)1,340.00513-27.724オマーン(オマーン・リアル)1.42508-28.425クロアチア(クーナ)27.00508-28.526チリ(チリ・ペソ)3,400.00505-28.927ホンジュラス(レンピラ)89.00498-29.828ポーランド(ズウォティ)16.68495-30.329ペルー(ヌエボ・ソル)13.90492-30.730カタール(カタール・リヤル)13.00492-30.731中国(人民元)24.00490-30.932韓国(韓国ウォン)4,600.00483-32.033タイ(タイ・バーツ)128.00482-32.134コロンビア(コロンビア・ペソ)14,950.00480-32.435メキシコ(メキシコ・ペソ)70.00473-33.436グアテマラ(ケツァル)26.00464-34.737ヨルダン(ヨルダン・ディナール)2.30447-37.138パキスタン(パキスタン・ルピー)700.00435-38.739モルドバ(モルドバ・レウ)60.00429-39.640ベトナム(ドン)69,000.00406-42.841日本(円)390390-45.142アゼルバイジャン(アゼルバイジャン・マナト)4.70382-46.343フィリピン(フィリピン・ペソ)155.00380-46.544トルコ(トルコ・リラ)47.00369-48.045香港(香港ドル)21.00369-48.146ハンガリー(フォリント)1,030.00365-48.647台湾(ニュー台湾ドル)75.00346-51.348マレーシア(リンギット)10.90338-52.449エジプト(エジプト・ポンド)46.00335-52.950インド(インド・ルピー)191.00329-53.6日本は41番目で、比較的価格は抑えられている。そういう意味では日本は優等生である。だから今すぐに金本位制になってもスムースに移行できるであろう。が肝心要の金保有量は、期待外れの世界第9位なそうな。黄金の国ジパングも落ちぶれたものだ金の茶室が自慢だった太閤さまもさぞかし、草葉の陰でお嘆きであろう。世界の金保有量ランキング 2022.11現在 単位トン1米国 8,133.46 2ドイツ 3,355.143IMF 2,814.04 4イタリア 2,451.845フランス 2,436.636ロシア 2,298.537中国 1,948.318スイス 1,040.009日本 845.97 10インド 785.35金の保有量もやっぱり米国がダントツなのである。一句黄金のジバングの夢銀杏散る☆ブログランキングに参加しています。応援よろしくお願いします。↓人気ブログランキングへにほんブログ村失敗しないベッドの選び方転職応援します浅草ブランデーケーキ 1本入価格:2721円(税込、送料別) (2022/8/24時点)楽天で購入