カテゴリ:読書
私は、いわゆる霊感が強い方では決してありません(どちらかというと、そういうのに懐疑的な人間です)が、なぜか夜の京都を歩いていると、「身の毛もよだつ」一歩手前の感覚に襲われることが多いです。 私は過去の職業柄(古典の授業で平安朝の作品などをよく取り扱っていました)、ふつうの人よりは京都の街に歴史的なイメージを重ねやすいのかもしれません。また、京の都をおどろおどろしく描いた映画の影響もあるのかもしれません。そのテの映画では、近年の「陰陽師」2作は華やかな都の闇の部分をよく活写していたと思います。 それはともかく、この本は、50近い名所旧跡にスポットを当て、そこにまつわる伝承からその意味するものを引き出すという方法で、過去の現実の京都の上(下)にもう一つ別の京都マップを重ねようと試みたものです。 小松和彦氏の文章には小難しいところがなく、かと言って読者に迎合して軽薄になることもなく、適度に抑制の効いた好感の持てる読み物でした。写真が豊富なのも嬉しいかぎり。 今日は京都にちなんで大文字の描かれた土鈴 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
昔、貴船神社の奥宮に行ったら、本当に藁人形に五寸釘が刺さっているのを見、身震いしたことがあります。
怨念が、おんねん!ってところで・・・ (2006年03月21日 20時50分23秒)
なんぜんたろうさん、こんばんは。
>昔、貴船神社の奥宮に行ったら、本当に藁人形に五寸釘が刺さっているのを見、身震いしたことがあります。 この本にはそのこともちゃあんと書いてありましたよ。 >怨念が、おんねん!ってところで・・・ はあ、だじゃれですかいのう。私いたって好きですよ。ヨハン・シュトラウス作曲「オンネン・ポルカ」なあんてね。 (2006年03月21日 22時00分12秒)
私も貴船は怖いです
もう・・通るだけで 冷や汗ものです (笑) 西大路通りでは 切るとけが人が出るというので 道の方が少し曲がっていたりしますね (2006年03月24日 17時09分01秒)
まっちゃん!119さん、こんばんは。
>見方が変わりそうです。 なんせ応仁の乱や幕末の斬り合い撃ち合いで大勢の人が死んでますからねえ。成仏出来なかった亡者がうようよさ迷っていると考えると怖くって。 京都に住んでる人は肝が据わっているなあといつも感心します(半分冗談ですよ) >京都は修学旅行以来行っていません。 息子が京都で下宿して学生生活を送っています。羨ましいぞ! (2006年03月24日 23時13分57秒)
らむ115さん、こんばんは。
>私も貴船は怖いです >もう・・通るだけで 冷や汗ものです (笑) 貴船の辺りは行ったことがないかもしれません。 >西大路通りでは 切るとけが人が出るというので 道の方が少し曲がっていたりしますね いわく因縁のある土地や建物が多いですね。 (2006年03月24日 23時34分13秒) |
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