カテゴリ:政治・社会
私より少し年配の知人が、いきなりリストラの憂き目に遭ったのです。 ずっと大阪勤務だったのが、三年前いきなり東京勤務を命じられ単身赴任。 今年は新任を多く採用したのでおかしいとは薄々感じていたというのですが… 30年も会社のために一生懸命働いて来た者をいきなりリストラかよ!と本人は怒りと悔しさで震えが止まらなかったと言います。新入社員をたくさん採ったからといって片方でリストラしてるんじゃ、何にもならないじゃん。政府や経済界は、確かに景気は回復しつつあるなんて言ってますが、リストラされた人達には何の説得力もありません。彼にはまだ未成年の学生もいることだし、明日からが大変です。 民間だから仕方ないとか、世の中いつだってそういうものだなんて、涼しい顔で悟ったようなことを言う人にたくさん出会ってきましたが、そういう理不尽で非人間的な社会のシステムを当然視しないで意義申し立てしなければいけないんじゃないかと思います。人間は決して会社の犠牲になったり、ライバル会社を敵視して利己主義に陥ったりするべきではありません。 あんたは社会の一線から離脱して傍観者然としていられるから、そんなのん気なことが言えるのだ、との声も聞こえてきそうですが、毎日へとへとになるまで働いている多くの勤勉な労働者の生き方が、私にはどうも人間として不自然で狂気の沙汰としか思えないのですよ。 夏のライチョウの土鈴、立山ですね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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