カテゴリ:映画
先月の下旬、WOWOWで「戦争と人間」を5日に分けて一挙放送してくれたので、朝早く起きて録画し(BS内臓のビデオデッキでないのでモニター状態で録画)、先ごろ三日で一気に観てしまいました。 完結編は25年も前に一度テレビで観たことがあるのですが、始めから通して観たのは初めてです。全三部のうち一部にも二部にも所々観た記憶のある場面が出てきましたが、きっと話がややこしくて全部観なかったのかもしれません。 今回かなり話がわかりやすくなっていたのは、つい最近読んだ半藤一利さんの『昭和史』のお陰だと思います。特に軍部の中での意見の相違は、予備知識無しではただ何か揉めてるんだな位にしか解らないところです。シナリオ自体がリアルに書かれており、軍人口調で専門用語を使うものだから、よほど耳を澄まして聞いていないと何を言ってるのかつかみかねるのです。 それはともかくとして、日本はなぜ戦争したの? どうして中国や韓国がいまだに靖国参拝や従軍慰安婦問題にナンクセつけて来るの? といった疑問に答を見つけようと思ったら、避けて通れぬ深い歴史を語ってくれる貴重な映画だと思います。 また往年の俳優さんや、今お爺ちゃんお婆ちゃん役で活躍中の役者さんの若き日の姿もたくさん拝めますので、そういう楽しみもある作品です。超お薦め! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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