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カテゴリ:松本山雅FC
 松本のアルウィンスタジアム(松本広域公園総合球技場)で開催されたチャリティマッチ。松本山雅FC対FC東京。問題なのは、FC東京のユニフォーム。FC東京のユニフォームには、背中にTEPCO(東京電力)のロゴが入っているんだけれど。この日は、上から布を当ててTEPCOのロゴを隠していた。

 途中出場の中村北斗のユニフォームは、ロゴが隠れていなかったようで。一旦、トレーナー室に下げて、ロゴを隠してから出場したとか。「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ」と銘打った試合だっただけに、さすがにTEPCOはまずかったのか。

 実は、東京電力がFC東京側に広告物の掲載を控える要請をしていたそうで。FC東京のオフィシャルサイトのスポンサー欄からは、すでに「東京電力」が消えている。さらにクラブハウスの看板を撤去。ホーム公式戦でも、ピッチへの看板設置も控える予定。今回の応急処置だけでなく、新たにロゴなしユニホームに変更する準備もしているとか。

 FC東京にとって、東京電力はクラブ創設時からのユニフォームスポンサー。また、5%の株式を持つ主要株主の一つでもある。いまのところ、スポンサー契約に変更はないそうだけれども。今後のことを考えると、どうなんだろう。東京電力は企業として存続できるかどうかも怪しいし。FC東京にとっても、イメージダウンになりかねない。とは言っても背中のユニスポンサー料は、推定1億円。FC東京にとっても痛い話。

 まだFC東京なんて、恵まれている方なのかもしれない。かわいそうなのは、なでしこリーグに所属しているTEPCOマリーゼこと東京電力女子サッカー部マリーゼ。選手・スタッフは全員が東京電力の社員。本拠地は、福島県楢葉町にあるナショナルトレーニングセンター Jヴィレッジ。場所は、福島第2原発から10km弱、福島第1原発からも20km弱という立地。Jヴィレッジは避難指示エリアに該当しているため、立ち入ることすらできない。

 現在のJヴィレッジは、自衛隊や東京電力関係者の原発事故収束のための前線基地として利用されているという。震災により上下水道が全く利用できず、トイレすら使用不能。芝生のフィールドはヘリコプターの発着や資材の置き場として使用されていて、復旧できるかどうかも怪しい。

 TEPCOマリーゼのオフィシャルサイトは、閉鎖されたまま。Jヴィレッジも、この先どうなるかわからない。サッカーのエリート育成学校であるJFAアカデミー福島の生徒、スタッフたち140名も、静岡の御殿場高原の時之栖に移転したという。震災は、いろいろなところに影響を与えていて。震災前の、あの穏やかな生活はもう戻ってこないのかもしれないという気がしてくる。被災された人はもちろん、サッカーに関わる人々もすべて、震災前の笑顔を取り戻せたら、いいんだけれど。





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Last updated  2013.08.23 17:47:41
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