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カテゴリ:松本山雅FC
 J2開幕戦。今まで、J2の開幕なんて、気にしたこともなかったけれど。今年は違う。何しろ、自分の故郷のクラブチーム松本山雅がJFLからJ2に昇格。JFLからの昇格開幕試合なんて、一生に一度あるかないか。この試合に行かないわけにはいかない。

 昨夜、久しぶりに会った塩尻出身の女の子の第一声も、「明日の試合、行きますよね」。すべての信州人の待ちに待った試合。松本山雅FCがJリーグに昇格して、最初のゲーム。

 彼女のお兄さんも、山雅のサポーターだそうで。それまで、サッカーのサの字も興味がなかったのに。松本山雅の熱いサポーターになってしまって。東京に住んでいるのに、わざわざHomeゲームを観にいっているという。いかにも、松本山雅サポーターらしい熱い応援姿勢。

 自分の兄の奥さんのお兄さんと、まったく同じ。松本には、こんなにも熱いサポーターがいる。松本には、プロスポーツというものがなくて。これといった娯楽もない。松本山雅の試合を初めて見て、山雅に、サッカーにはまる人が多いのかもしれない。

 ベトナムの友人と、府中駅前の温泉へ。「縄文の湯」に1時間ほど入ってから、味の素スタジアムへ。思ったよりもヴェルディサポーターが並んでいて。ヴェルディも人気を盛り返してきたのかな。はたして山雅サポーターは、どれだけ来ているのか。5000人を超えるのか。2階席を開けさせることができるのか。

 Awayゴール側に向かってみると。思ったよりも、山雅サポーターが少ない。やはりAwayでは、さすがの山雅サポーターも動員できないのかと思っていると。なんと階段の向こうに続く長蛇の列。さすが山雅サポーター。半端じゃない。

 味スタに入ると。すでに1階席は満席。とても座れそうにない。それでも、なんとか自分と友人と後から来るかみさんの3席を確保。こんなにサポーターが入っているのに、なんで2階席を開けないのかと思っていると。ついに、2階席を開放。

 かみさんが来たところで、2階席に移動。1階席は、山雅サポーターで埋め尽くされて。およそヴェルディサポーターの2倍。まさに、味スタジャック。スターティングイレブンの発表前に歌う「信濃の国」には、涙が出そうになった。

 松本山雅FCには、元フロンターレにいた渡辺匠がいて。東京ヴェルディには、元フロンターレの森勇介がいて。何か、うれしい気持ちになる。いよいよ試合開始。

 予想した通り、ボールを支配するのはヴェルディ。山雅は、守って守ってのカウンターしかない。それでも、危ないシーンを何度となく防いで。縦パス1本でチャンスを作る。問題なのは、シュートにまで持ち込めないこと。チャンスは作れるものの、最後の判断が遅くてシュートにまでいかない。前半を終えて、0-0。

 前半は、悪くなかった山雅だけれど。後半6分に失点。ヴェルディの19歳のキャプテン、小林がゴール。さらに12分にも失点。ジョジマールが得点。2点を追いかける、苦しい展開。東京まで駆けつけたたくさんのサポーターのために、なんとか1点でも返そうとする山雅の選手たち。でも、J2の初ゴールは、果てしなく遠くて。

 結局、2-0での敗戦。J2での初勝利も、J2の初ゴールもお預けだったけれど。それでも、試合終了後に選手たちはサポーターに挨拶。選手たちを迎える山雅サポーターからは、暖かい拍手が送られていた。

 松本山雅FCは、決して強いチームじゃない。これからも、きっと苦しい試合が続くのだと思う。でも、Awayの東京にこれだけのサポーターが集まるなら。負けた試合でも、共に戦う気持ちを持ったサポーターがいるなら。いつの日か、必ず松本山雅が強くなる日が来るはず。そう信じたくなる一戦だった。






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Last updated  2013.08.23 18:08:05
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