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テーマ:主夫と生活(273)
カテゴリ:主夫
朝食、いつものパック納豆ではなく奮発して買った「わらずと納豆」を食す。もちろん息子に昔の納豆の味わいを感じてもらうことも目的の一つだ。
粒が大きく、色が濃く、触感ががっちりしていて、しかも一つ一つの粒が強烈にひしめき合っている。やはり保存食である納豆にはこれらすべての要素が不可欠なんだと思う。 味が濃く、一つ一つの大豆の存在感を重厚に感じさせてくれる。 これを食べるとパック納豆はカスカスの腑抜けの味と言わねばなるまい。あ~、しかし経済性が(^^;) しかも、納豆を取った後のわらの照りが素晴らしい!惚れ惚れする!! この輝きこそ発酵と言う人間と微生物の共生の証し!! 納豆で感動できる朝・・・素敵だ!! 夜は、いわしのスパゲッティと鶏の皮のグリル。 ハハハ(^^;)ちょっと偏った感じだけど、もちろんヘレスを想定してのメニューだ。 ヘレスは3日目にして相当に味わいが堕ちた。アルコール度15%あって、この堕ち方は非常に不満足である。酸化しきった部分は変わらないのだけど、欠点ともいえる苦味がかなり強烈に出る。これは全体の引き締め度が緩んだせい。繰り返すが、15度のアルコールがあってこの結果はやはり酸のポテンシャルの欠如なんだと思う。スペインだもんね、しかも大西洋沿岸部・・・しょうがないの? いわしの甘いクセのある香りにはマンサニーリャは良い。くどすぎずバランス良く交じり合う。 たっぷり目の玉ねぎをしっかり茶色にするまでソテーしたので甘味が相当に出てしまったが、この甘味にはアルコールの強さが対応してくれた。できれば酸ももっとあって欲しかったけど。 パスタに比べるとソースの量が少し少なかったので味わいが間延びした感じになった。醤油をかけると深みが出た。これでヘレスの熟成香と重なってさらに相性の深みを増す。 問題は鶏皮グリル。 ちょっと火加減失敗しちゃったなあ・・・。ほとんど黒こげ状態(^^;)超低温フライパンに乗せてローストすりゃ良かった。しかし、皮のこんがりと焼けた表皮の美味さは何モノにも代えられない!皮の美味さではいかなる肉にも勝るんじゃないかな。とにかく失敗、またやり直そう。 あ~、ここでヘレスを全部飲み干してしまった。次なる酒精強化にチャレンジ! あなたのオススメは? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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