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埼玉県所沢市で学習塾を営む塾長の頭ん中

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食らいつく、中1 New! sakuratimesさん

2006.11.09
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知識を如何に上手に伝え、如何に定着させるか。

そこに悩み、自らの知識量や伝達技術の足りなさを嘆く。

そんな、うちの時間講師(← 教師熱烈志望の元教え子)の様子を見ていて、
微笑ましい反面、青いな、とも思った。

いや、その青さ。

時間をかけたであろう事前準備、試行錯誤して悩み相談してくる謙虚さ、
そして、僕の助言をそう易々と受け入れず反発しようとするところ、
そのすべてがあるからこそ、余計に微笑ましいのだろう。

かく言う自分も、黒板の前で華麗に教える予備校講師に感動し、
あのようになるためにはどうしたらよいのか、
今の彼と同じように苦悩した時期があったものだ。

今では、そういった知識の巧みな伝達技術などに興味が無い。

教育とは「その人間を1人でも生きていけるようにすること」である。

そうであるなら、極論から言えば、
国語、数学、理科、社会、英語などの知識は、
生きていくために全員が必要な知識ではないだろう。

そんな知識自体にそれほどの意味はない。

知識を定着させる技術を、我々が磨くよりも、
知識を定着させるにはどうしたらよいか、生徒に悩ませる方が、
彼らの今後の人生によっぽど役に立つのではないか。


そのためには、
知識を定着させたい、と生徒に思わせる必要がある。

知識が定着する、そのことによる利点。
知識を持つことによっていったい何が得られるのか。

そこをどう語るか。
生徒に対し、如何に、希望や夢、理想を持って語れるか。

それが一番の近道であるように思う。

人は希望ある未来にこそ、夢を抱き、
それゆえに志を持って、そこに近づこうとするのだろうから。



う~ん。。。うちの塾って塾っぽくないな(苦笑)。
でも、そんな塾があってもいいよね。





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Last updated  2006.11.09 11:25:12
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